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貴方のために  作者: 縞崎 鐘
1/1

1 家出

僕の家は貴族とやららしい

命令すれば皆膝まづく


僕は、そんな生活に飽きた


だから、家を出る

しかし、一生帰らないわけではない

暇潰しだ



「やっぱり、外は気持ち良いな!」

背伸びしながら、歩く


街の人は、僕を避けて歩く

ざまぁねぇな

心の中でそう呟く


まずは、服だな

一般的な服だ…

<ウェアデザイン>

ここで良いか


中に入った


「いらっしゃい……ませ…ナキ=マートン様」


この通り、一瞬で僕が見下す立場になった


見下すのはとても愉快だ


外に出て本当に良かったよ

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