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修三と陽介の、いつも馬鹿すぎて楽しい会話

もう少し話すことあると思うけど、ゲスなことしか話していない

作者: 五月雨花月

友人との会話がいつも馬鹿すぎて楽しいので投稿

俺は携帯電話(かなり旧式のガラケー)をとった「はいテツヤです♪」

「ぺっ!」

「だからテツヤです♪」俺の名はテツヤではなく修三。

「毎度毎度飽きないね」

「いや、その、君が嬉しいかと思ってね。どうかな、今週の週刊テツヤは」

「はあ、今日もテツヤはパチンコだよ。もうどうしようもないよ彼は」

「またメールだけなんでしょ。すごいよね、会いもしないのに毎日1年以上もメール続けるっていうのは」

「金無い、金くれとか、お前のせいで負けたんだとか、そんなのしか来ないけどね」

「真のフ♪レ♪ン♪ド♪だね」

「あはは、君、頭おかしいんじゃない?」

「いやいやいや、自分の気持ちをそこまでぶつけられる相手なんて中々無いよ」

「カスだなあ、あーもう、うきゃー!」

「まあまあ落ち着いて落ち着いて。たまにはこっちからどこか飯食べに行こうとか誘ってみたら。パチンコ以外の話をしないとな」

「金貸してくれとしかメールの返事来ないよ」

「あっはっは、すごいな」

「・・・」

「それでこの前見せてもらったあの強烈なメールを返すんでしょ、馬鹿とかカスとか、お前は一生独身だ!とか」

「うん」

「あの、多分普通の人なら怒ると思うよ。彼意外とプライド高いんだよ、きっと」

「はあ、どうすればいいのかな」

「義援金出動だな」

「カスが!むきー!」

「彼のプライドを傷つけないように、彼の自宅のポストにそっと1万円くらい入れて来たら?」

「だっはっはっは、嫌だよ!意味が分からない」

「しかし・・・その点君はえらいよね。人間ができている」

「昔、君に鍛えられたからな」

「今だから言えるけど、寮のトイレの個室に入っているとき、上から水を飛ばして本当に悪かったよ」

「大して反省してなさそうだな」

「あと豚野郎とか言って悪かったよ」

「今でもたまに言うよね」

「え、そうかな」

「カスが」

「そ、そしたらえーっと」

「こら、次のネタを考えんじゃない!もうお前のターンは終わりなんだよ!」

「まあまあ、じゃあ最近仕事どう?」

「あまり変化ない。きついな」

「出会いとかないの?伊神君とか小野さんみたいな」

「それ男だよ」

「そして、次の出会いが始まるのです♪」

「ムカーッ、本当にカスいな、ははは、しかし、仕事はきつくなる一方だよ。人がいない、金がない、時間がない・・・」

「それはこっちも同じ。うちの支社は貧乏だからな、とりあえず山行こうぜ、山」

「どこ行くの」

「日数無いから日帰りで、久住、由布、福岡近郊の山か、大山はこの前上ったばかりだし、あと六甲山かな。六甲山てどんなの。なんか面白いのある?」

「そうだな~」

「思い出とともに、ね」

「カスが、もう寝るから切るぞ」

「ああ、お休み」

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