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転生と…  作者: 秋華(秋山 華道)
転生と…
16/89

友達

俺はよく思う事がある。

好きだという気持ちに、LOVEとかLIKEとか使い分けができる事が、なんとも不思議で、でも曖昧だからもっと細かく使い分けしなくてはいけないのではないかと。

たとえばLOVEは、恋人と家族によく使うが、友達でもあり得ないだろうか?

日本語にすると愛しているだ。

今自分が愛している人を思い出す。

舞はもちろん、ゲーム部のみんな愛していると言える。

山下さんだって愛している。

そしてみんな好きだと言える。

だから俺は考えたんだ。

好きという言葉の意味を。

愛しているという言葉の意味を。

好きかと言われれば、おそらく俺は、俺の周りにいる人々全てが好きだとこたえる。

これはおそらく、自分に利害関係で利をもたらす人間全てに当てはまるのではないだろうか。

一緒にいて楽しい利。

困った時にたすけてもらえる利。

共に遊べる利。

何もなくても、見ていて嬉しくなる利。

好きと言う言葉はまことに範囲が広い。

たとえ愛していなくても、好きではあるし、でももしかしたら逆もあるかもしれない。

いや、あるのだろう。

愛とは幸せを望む気持ち、幸せにしたいと想う気持ちではないだろうか。

そうすると、家族愛や、友達を愛する気持ちも納得できる。

そしてそれが強くなりすぎた時。

自分の力で幸せにしたい気持ちが強くなりすぎた時、それが恋愛対象としての好きになるのだ。

これが恋ならば、恋は独占欲のある愛となる。

まあ最近の人の感覚や、人間の本能もくわえれば、下心も恋となるのだろう。

動物的本能による独占欲と愛が、恋と表されているのかもしれない。

言葉とは難しい。

これだけ解析して定義しても、まだ確実には表現できていない気がするし、間違ってる気もする。

生まれ変わる前の俺が、恋愛を否定してしまったのも、恋愛の正体がわからなかったからかもしれない。

この定義が間違っていないとしたならば、俺が恋する人の数は、生きた時の数だけ増え続ける事になる・・・


期末試験の最後の日、テストを終えた俺は、クラスメイトの新垣さんに話があると言われた。

ゲーム部には遅れるときららに言ったら、少し複雑な表情をしていた。

そして俺と新垣さんは、噴水の無い方の中庭にきていた。

ココは校舎裏の、あまり人がこない場所だ。

 達也「話って何かな?」

俺は何となく、何が言いたいのかわかっていた。

それでも、言葉にされない限りは、確信は持てない。

 新垣「えっと・・・」

言葉に詰まっている。

恥ずかしくて言えないのだ。

それでも俺は言葉をまった。

 新垣「私、前から星崎くんの事良いなと想ってて・・・」

やはりそういう事だ。

これは告白なのだ。

嬉しい気持ちも有るが、複雑だ。

クラスに5人しかいない男の中での1番なのかなとも思った。

 新垣「好きです。つき合ってください」

はっきりと言ってきた。

とても一生懸命なのがわかる。

はっきりいって、カワイイと思う。

抱きしめてあげたいと思う。

喜ぶならつき合ってあげたいとも思う。

でも、それでいいのだろうか?

 達也「ありがとう。でもつきあえない」

俺は悔しい気持ちになった。

俺の定義だと、好きだし愛しているのは間違いない。

カワイイと思うし、独占したい気持ちも、下心もある。

それでもつき合う事はできないのだ。

何かが足りないのだ。

何が足りないのかなんて、わからない。

今時の奴らなら、ココはオッケーしていたのだろうか?

俺が恋愛を否定するところがあるから、断ってしまうのだろうか。

生まれ変わっても俺は同じなのかな。

いや違うな。

義経だった頃も、こういった感じで何度かオッケーして付き合った事があった。

でも続かなかったのだ。

だから今、オッケーできないのだ。

少し苦笑いした。

いつのまにか、新垣さんは目の前からいなくなっていた。

明日からテスト休みだし、終業式はあるけどもう夏休みだ。

しばらく会う事もないな。

そう考えると、振られる事がわかっていたのかなとも思えた。


遅れて俺は部室に入った。

入ると直ぐ吉田君に声を掛けられた。

 吉田「どこいってたの?おそかったね」

俺は本当の事を言えなくて、適当にごまかした。

 達也「ああ、ちょこっとラブだよ」

あまりごまかしてはいなかった。

何故かきららがこちらを見ていた。

俺を気にしているようだし、もしかしたら何があったのか知っているのかなと思った。

とりあえず俺は1学期最後の部活、そして夏休みに入って最初の部活を楽しむ事にした。

今日の部活は、夏休みの予定を考える事だった。

夏休み中も、毎日部活するようだ。

なんだかんだで集まった部員だけど、みんな楽しんでいる。

てか、こんな学校の寮に入っているから、あまり遊びが無いのが原因か。

ターミナル駅のある繁華街に行くには、何時間もかかるもんな。

俺はみんなの楽しそうな笑顔で、更に楽しくなった。

決定したことは、夏休みのお盆の時期以外は、日曜も含めて部活は毎日する事。

後はいくつかの大会に参加する事。

何かひとつ夏休み中に、大作ゲームを作る事。

そんな事を決めた。

 達也「大会に参加するには、カードも集めないとな」

俺達が参加を予定しているゲームの大会は、トレーディングカードゲームの大会だ。

これは意外にお金がかかる。

強いカードは、レアカードと言って、高値で取引される事も多々あるのだ。

 美鈴「部が出来たばかりで部費はあまりないから、どうする?」

 達也「部屋にいくつかのカードゲームがあるよ。デッキもそれぞれいくつかあるし」

どうやら星崎はカードゲームが好きだったようで、部屋には沢山あった。

もちろん神村だった俺も、かなり好きだったから、生まれ変わった後もカードは集めていた。

というか、好きだった物だといって、星崎の両親が沢山買ってくれていた。

星崎が作ったデッキも見た。

説明が遅れたが、デッキとはカードゲームをする時に必要な、カードの集まり。

自分の好みで、いろいろなカードを集めてデッキをつくり、それで対戦をする。

簡単にいうと、たとえば戦国時代の戦いでたとえるなら、鉄砲隊、騎馬隊、歩兵、それに忍者や軍師なんかをバランス良く集めて軍をつくる。

軍イコールデッキと言った感じか。

まあ概念で言えばそう捕らえてもおかしくないカードゲームもあるので、とりあえず納得しておいてもらおう。

で、星崎のデッキを見たのだが、正直驚いた。

好みが俺とよく似ていたから。

好きなコンボなんかも同じ。

コンボとは効果を大きくする為の組み合わせだ。

一撃必殺で勝負を決めてしまうものも多々ある。

俺は、それぞれのカードの効果が使いやすいカードでのコンボが好みだ。

ようはそれぞれのカードが、コンボできるカードがなるべく多くなる組み合わせが好きだという事。

その分破壊力は下がるけど、対応力は広がる。

ゲームと言うのはどれも同じだが、バランスというものが大切だ。

対応力を増やしたり、簡単に使えるものはその効果が低い。

逆に使用条件が限定されている使いづらいものは、使えた時の効果が大きくなるのは至極当然だ。

まあちょっと話が横にそれたが、とにかく俺のカードをみんなに使ってもらう事にした。

今日の部活は終わった。

告白されて少し沈んでいた気持ちも、いつの間にか浮上していた。

部室からは男子寮はすぐ近く。

皆で歩いていたが、直ぐに寮についた。

吉田君以外とはそこで別れて、部屋の前で吉田君とも別れ、俺は部屋に入った。

ひとりになると、気分がまた少し沈んだ。

部屋に入ってから思ったのだが、食堂で何か食ってくれば良かったと思った。

今日はなんとなく飯を作る気がしなかった。

てか、とにかく何もする気がおきない。

再びでかけるのはだるいので、俺は冷蔵庫を開けてみた。

 達也「うむ。にんじんに豚肉・・・」

結構買い込んでいて、そろそろやばそうな物が多かったので、俺は無理やりやる気を起こし、適当ぶち込みカレーを作る事にした。

作り出すと具が多すぎて、全体量も半端無く多い。

それに合わせるようにご飯も炊いた。

これでは明日の食事も明後日の食事もずっとカレーになるのではないだろうか。

しかしココまで作ってしまったものは仕方がない。

俺は煮込みぃの、炊きぃのしながら、ボーっとテレビを見て時間をつぶした。

テレビを見ていると、テレビの番組内容には不似合いな、ヤバ系な音楽が聞こえてきた。

どういう風にやばいかはココでは言わないが、知っている人に聞かれるのが恥ずかしい音楽だ。

ちなみにそれは、俺の携帯という名の電話から聞こえてきた。

つまり着信の呼び出しだ。

俺は携帯を取り上げ、モニタを確認した。

誰だ?

星崎の親かな?

そこには、「きらら」と表示されていた。

そう言えば、ゲーム同好会が部活になった時、連絡網だとかなんとかでみんなの携帯番号を交換していた記憶があった。

俺はきららとの交信を許可した。

普通に通話ボタンを押しただけなわけだけど。

 達也「もっしー」

 きらら「も、もっしー」

俺が超軽く、子ギャル風に、カッコ、思っているのは俺だけかも、カッコ閉じる、挨拶したのに、きららは少しぎこちなかった。

いつもならノリの良いきららだ。

更にノリノリで挨拶があっても不思議ではないはずなのに。

少し心配してしまった。

 きらら「あ、あのさ。ちょっと聞きたい事があるから、今から達也の部屋に行っても良い?」

なんと。

俺の部屋に来たいといってきた。

どうしたのだろうか?

新垣さんのように、もしかして告白?

いや、聞きたい事があるからって言ってたじゃん。

俺は少しドキドキしたが、

 達也「いいよ」

とこたえた。

 きらら「そう?じゃあ今部屋の前に、うららと一緒にいるから入れて!」

・・・

うむ。

2人だからと言って、別にショックも安心もしてないよ?

つーか部屋の前?

俺は電話を切ると、2人を迎え入れた。

 きらら「おじゃましまーっす!」

 うらら「おじゃまんもすー」

・・・

偶にうららが壊れる事がある事は知っている。

少しクラッとしてしまう事も知っている。

そういえば、今はきららの方が喋る事も一緒にいることも多いけど、義経の頃は、うららの方が仲が良かったような気がする。

まあとりあえず邪念を祓って、俺は部屋の真ん中のテーブルに案内した。

て、勝手に2人は座っていた。

 きらら「カレーのにおいがするよー」

 うらら「うん。そういえばお腹すいたよね」

そうだ。

2人の言葉で、俺はナイスな作戦を考えた。

名付けて、明日も明後日もカレーはつらいから、ココで2人に食わせて回避作戦。

 達也「カレー食べる?そろそろ完成なんだけど?」

俺がそう言うと、2人は大喜びだった。

 うらら「ホント?ありがとー!達也くんの手作りだぁー!」

 きらら「うっそ?大丈夫?達也の手作りだよ?」

俺はお皿を取りだして、ご飯を盛ってカレーをかけると、うららの前にそれを置く。

更には自分の分も。

 きらら「嘘だよー!達也最高!格好いい!!」

俺はきららの分も用意して、きららの前に置いてやった。

 達也「慈悲深い俺様に感謝するのじゃ」

 きらら「うん」

素直に返事されると、ちょっと照れた。

 うらら「いただきます!」

マイペースなうららの言葉に、俺もきららも一緒にカレーを食べ始めた。

 きらら「いただきまーす!」

 達也「いただきまー」

味は微妙だった。

不味くは無い。

まあカレーだから。

でも、入ってる具が微妙なようだ。

うむ。

納豆を入れたのは失敗だったようだ。

実は俺は納豆が嫌いだ。

でも、嫌いな物も食べようと買ったのだが、結局嫌いだから食べなかった。

このままでは捨てる運命になってしまうから、今日カレーにぶち込んでみたのだ。

 うらら「このカレー美味しいね」

そういううららを見ると、冗談ではなく、本当に美味しそうに食べていた。

 きらら「そう?うらら納豆好きだもんね」

 うらら「うん」

どうやら納豆カレーはうららさんには大変好評のようだが、俺ときららにとっては普通のが良かったようだ。

 達也「納豆は少し失敗だったか」

 きらら「まあ、不味くはないし、独創的でいいんじゃない?」

きららもまあ、それなりに美味しそうに食べてるみたいだから、まあいいか。

俺は普通に2人との食事を楽しんだ。

 達也「ところで、なんか聞きたい事があるとかあるとか言ってなかったっけ?」

俺は思いだしたから、思いだしたように聞いた。

 きらら「あっ!そんな事言ったっけ?」

うむ。

言ったのを覚えていながら、しらばっくれてるのがヒシヒシと伝わってくる。

ココはそれでも追求するべきか。

それとも「俺に会いに来たんだね」なんて言って、きららフラグを立てるべきか。

これがゲームだったら、きっと誰かがこの選択肢を選んだのだろうが、まあ選ぶのは俺以外に存在しない。

俺は隠し選択肢の、気にもとめないを選択した。

 達也「そう?まあいいけど」

俺は気にもとめていないふりをして、視線をテレビに向けた。

きららは何か聞こうとしていたけど、テレビに好きな芸能人がでていたようで、すっかりテレビに釘付けになっていた。

気がついたら、うららがカードを絨毯の上に並べていた。

カードは、ゲーム部で使って貰おうと思っていた物だ。

 達也「うらら、楽しいか?」

うららがカードを並べて、やたらと笑顔だったので聞いてみた。

 うらら「うん。これピカネズミでしょ?カワイイ」

うららが並べているのは、あの大人気アニメで、大人気ゲームで、超人気のポケアニのカードだ。

最初は151匹だったか、種類がそれくらいしか無かったのだが、今ではもう何匹いるのかわからないくらい増えている。

子供に人気だから、カードゲームの方も比較的ルールは単純で簡単だ。

 達也「うららは、ポケアニのカードの大会に出るか」

好きだったり、知ってるキャラのいるカードゲームの方が、きっと楽しめる。

 うらら「うん。ピカネズミで戦うよー」

よく見ると、俺が作っていたデッキは全て解体され、ピカネズミカードばかり並んでいた。

いや、更によく見ると、ピカネズミの進化系カミナリネズミや、進化前のピネズミも何枚か混ざっていた。

 きらら「じゃあ私はこれにしようかな?」

後ろでは、いつの間にかきららがダツダムのカードを並べていた。

ダツダムは昔から人気のロボットアニメで、もう30年にもなるのに未だ人気が衰えない名作だ。

しかし、ダツダムのカードゲームは、古くからのファンが多い事から年輩者が多く、少し難しく作られている。

 達也「ダツダムはルールが結構難しいから、きららもポケアニか、遊び王にした方がいいかも」

 きらら「んーそなの?この子カワイイから、これが良かったんだけど」

きららの持ってるのは、シーディープッシュというカワイイ女の子キャラだ。

たしかダツダムの3作目で、ダブルQダツダムのヒロイン。

お兄ちゃんお兄ちゃんとついてくるプッシュちゃんを、舞と重ねて見ていたから、俺も結構好きなキャラだ。

 達也「どうしてもと言うなら、俺が徹底的にたたき込んであげるけど?」

きららは表情を何度か変えた後、うららを見てから

 きらら「んーじゃあ、遊び王でいいや」

と、遊び王カードを手に取った。

遊び王は、子供向けな感じがあるが、大会はなにげに一番本格的に行われる人気カードゲームだ。

少年ジャンポで連載されていた漫画が人気で、アニメ化されたカードゲームバトル漫画。

連載当時は、カードゲームというよりは、いろいろな遊びをするストーリーで、少し我がゲーム部に似ている。

なんとなく親近感のわくところが好きだ。

 達也「うむ。妥当なところだが、ルールが簡単でも奥が深いのがカードゲームじゃ。なめてかからぬ事じゃ」

 きらら「えらそうだなー。ルールさえ覚えたら、達也なんかに負けないもん」

 達也「よし。ではルールを教えてやる。」

その後俺はきららにルールをたたき込んだ。

既にあるデッキで試しに対戦したけど、ちゃんと出来る迄には時間がかかりそうだった。

うららにはポケアニカードのルールを教えようとしたけど、既にゲーム機である奴で知っていたらしく、教えることはほとんどなかった。

気がついたら、時計は門限時間の10時にかなり近かった。

 うらら「そろそろ、帰らないと・・・」

男子寮の門限は、有ってないようなものだが、女子寮はどうやら違うらしかった。

チェックは無いのだが、10時を過ぎると管理人に入り口を開けてもらわないと入れないらしく、その時に色々聞かれるらしい。

まあ、帰らなければ問題ないのでは?と思ったけど、ココではそれを黙っていよう。

言う選択肢は無いよ?

 きらら「だね」

2人は絨毯に並べたカードをそのままに、立ち上がるとそのまま玄関まで行ってしまった。

玄関で気がついたらしく、うららは申し訳なさそうに

 うらら「ごめんね。散らかしっぱなしで」

 達也「いや、いいよ。別に集めて箱に詰めるだけだし」

俺は少し、嬉しくもため息がでそうになった。

別にうららときららがかたづけていかない事にため息が出そうになったわけではない。

それを気にしてしまった自分にだ。

今俺は16歳ではあるけど、やはり本当は40歳なのだ。

大人としての目線から物事を見てしまうのが、なんだか嫌だった。

でも、散らかしたまま帰る友達ってのが、なんだか嬉しかった。

なんとなくだし、理由はわからないけど。

 きらら「私たちが元気の無かった達也と遊んであげたんだから、散らかしっぱなしでもいいんだよ」

そう言えば、今日は新垣さんに告白されて、断った事で気持ちが浮上しなかったんだ。

帰ってからもカレーは作ったが、とにかく気分が沈んでいた。

でも素直にそれは認めたく無かったので、俺は適当に言い返す。

 達也「ああ、ありがとう」

あれ?

何故か普通に返してしまった。

 きらら「うん♪」

きららとうららの笑顔を見て、なんとなくこれで良いのだと思った。

高鳥姉妹は帰っていった。

ふと思った。

俺様帝国という名の部屋に入った女の子、彼女だった人と好きだった人以外で入れたの初めてかも。

少し気分が浮上した。

ちなみに次の日は俺の誕生日だったが、俺自身忘れていて気がついたら夜だった。

気がついたのも舞からのお祝いメールで。

ホントは祝ってあげたかったけど、仕事で一日学校にはいなかったから、だって。

気分が少し沈んだ。

来年はもう少しマシな誕生日になりますように。

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