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第二章 感情の迷宮

ユウに導かれ、エミは5次元の中にある「感情の迷宮」へと足を踏み入れる。

そこでは、人々の記憶や後悔、願いが空間そのものになっていた。


ある扉を開けると、エミは「自分が父と交わした最後の会話」を目撃する。

言えなかった言葉、抱きしめたかった想い――心の奥に沈めていた感情が、ありありと浮かび上がる。


別の部屋では、失恋した少女が「泣かなければ楽なのに」と思いながらも、涙を流す未来を選んだ姿を目にする。

またある場所では、怒りに飲まれた少年が「怒ることで守った何か」を抱きしめていた。


それぞれの感情が、「選ばれなかった未来」と「選ばれた未来」を分岐させていた。


「感情は、苦しい。だけど、それが未来を創るんだ」


ユウの言葉が、胸に刺さる。


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