drown thought~溺れる想い~
ちょっと怖く悲しいお話です、
「なあ、俺のものになれよ」
なれよ、俺だけのものに。。。
でも、君は必ず言う。
「嫌だっ!!」
泣きながら俺をにらみつけて
幾度も俺は、自分のモノにしたくて
君を無理やり襲った。
でも、もう終わりにしような?
俺は、君に目隠しをしてささやく
「大丈夫、すぐに終わる」
震えてる、泣いてる、ホントはやめたい
でも、帰ってほしくないんだ。
あいつのとこに、だから俺は君を束縛する
俺以外のとこに行けないように
綺麗に見つかるように
白いシ-ツと鋭く光るものを俺と君の胸にかぶせて
君につけた目隠しをのけて
君の冷たくなった唇に自分の唇を重ねて
俺は、目を閉じる
-数日後-
≪速報NEWS:男女の遺体が○×マンションで見つかる≫
しかし、その遺体は、ありえないほどに
薔薇のように綺麗だったという。
読んでいただきありがとうございます、