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初体験

そして、俺はーー覚悟を決めた!


「分かった。

安心して、死ぬ訳ではないから……ィヒ……

では、いただきまぁ〜〜〜す!」


俺は、少女に襲いかかった。


すると、ドラゴンの体が溶けて蒸発し始めた。


「くっっっせぇぇぇーーーー!!!

オェ〜……マジかよ! 死ぬほど臭い!!!

大丈夫!? 君……」


そして、少女を見るとーー尋常じゃないくらいの苦しみ方をしていた。


「まて、これは……高濃度の魔素ーー

そんなもん人間が大量に吸い込んだら命が危ない!

俺は、ドラゴンの力を手に入れたから……

そんな事は、どうでもいい。

この子を早く外に出さなくては……」


俺は、少女を抱き抱えると真っ直ぐ外を目指した。


外に出ると持っていた水を少女に飲ませる。

しかし、少女の顔色は良くならない。


「大丈夫!? 君……

返事がない…‥死んでる。」


「ぅ…………」


「まだ、生きてた。

とりあえずーーこの子を村まで、連れて行こう!」


そして、俺は女の子を抱えたまま。

村まで、走った……。


「くっそ〜……もう、最悪だよ!

邪魔さえ無ければ、今頃は……この子と、あんな事やこんな事を出来ていたはずなのに。

あんなにタイミングで邪魔が入るなんて……

今後、俺にーーおいしい事なんて起きないって予言している様なもんじゃねーか。

どうぜ、この子だって村に帰ったら……何やかんやで親の元に返されるのだろ!

だったらーー今、やってやろうか!

おいしい思いをしてやろうか!!!」


『そんな事をしたら、この子ーー死ぬぞ。』


「分かってるよ……冗談に決まってるだろ!

俺もそこまで、クズじゃねぇーよ。

……って、誰だ!? お前……?」


『分からんのか……我だ!』


「その喋り方は、ドラゴン……あっ! 白龍?

生きていたのか? 何処に、いるんだ?」


『お前の中だ!』


「俺の中って、体を乗っ取るつもりだったのか!?」


『そんな事が出来れば、お願いなどせんわ!

所で、その娘ーー血を吐いているが大丈夫か?』


「うわっ! 本当だ!!!

急がないと……」


『我の力を使え!』


「お前の力……どうすれば良い?」


『背中の肩甲骨辺りに、力を入れてーー

そこから、魔法を放つ感覚じゃ!』


「背中に力を入れて……魔法を放つ感覚……

こうか?」


ブジュ!!! バサバサ……


「いってぇーーー!!! 

背中を剣でブッ刺された様な痛みが……

何だこれ!? 翼が生えてる。」


『これで、村までーーひとっ飛びじゃ!』


そうして、翼を使い村の近くへ降りた。


俺達は、走って村まで向かった。


『何故!? 村まで、飛んでいかんのじゃ?』


「いや、翼の生えた人間なんてーーおかしいだろ。」


村に着くと、俺は助けを求めた。


「誰か……解毒薬か聖水を持ってないか!?

この子の命が危ないんだ! 誰か手を貸してくれ。」


「何だ!?」「何だ!?」


すると、村の人達が集まって来た。


「おい待て! あんた、その子はーーベリアルじゃねーか!!!」


「何で!? ベリアルがここに……」


「おい! テメー! なんて事をするんだ!」


「これには、訳があって……

この子は、もう大丈夫なんだよ。」


「おい! ホルヘンーーあんた達の娘は、どうなってるんだ!!!」


「すいません!!! すいません!!!

ベリアル! 早く戻りなさい!!!」


「いや、違う!

もう、白龍は居なくなった。

だから、この子は生贄にならなくて良いんだ。」


「……それは、ダメです。

村の掟で、一度生贄になった者はーー

生きて帰っては行けない……」


「そんな……

そんな必要、もう無いんだ。

だから……この子を」


「よそ者は、黙ってろ!

俺がベリアルを解体して、白龍様に届ける。」


すると、数人の男達が斧を持って近づいて来た!


「いや、本当に……俺が、その……白龍だからーーマジで! 大丈夫なんだって!!!」


「うるせー! お前も一緒に、白龍様の餌となれ!!!」


そして、振り上げられた斧は……真っ直ぐベリアルの元に


「危なーーーい!!!」


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