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物語が書けなくなったら氷の騎士様に囚われました

作者:幸坂和香
 地方領主の娘でありながら魔力がないせいで家族から冷遇されていたヴィオラ。
 家を追い出されシュネー=メルツという名の小説家になったものの、スランプになり書けなくなり、作家を辞めようか悩んでいた。
 ある日、血も涙もない心まで凍っているという噂の“氷の騎士”ことアレクシスに助けられ、彼の屋敷で介抱を受けた彼女は、彼が自分をずっと応援してくれたファンであることを知る。同時にヴィオラの事情を知ったアレクシスから「ここで書け」と言われ、屋敷から出られなくなってしまった。

 はたしてヴィオラは新作を書き上げ、アレクシスのもとから逃げ出すことができるだろうか!?

 スランプ作家が自分の強火ファンである騎士にビビリながら、書きたいものを見つけるお話です。
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