過ぎし日の優しい思い出 棘苺
27話公開しました。過去編です。
時系列
出会い→もう1人のおてんば姫(同日)→棘苺(三週間後)→離別(2年後)
登場人物
エリアス(アレックス) メルシア王太子、ケインの養父、ユリアの父
リヒャルト・シュミットメイヤー ケインの実父、元辺境伯、王家の護衛長官
ケイン メルシア王女ユリアの婚約者
ユリア メルシア王女 エリアスの娘
トマス・ゲルトナー 園丁長(庭師)
モルトシュタイン 護衛A ユリアに振り回されている
クレイ 護衛B エリアスにつくことが多い
シュナイダー 護衛C 目立たないので隠密の護衛をすることが多い
王ではなく王太子に護衛長官がついていることが多いのは、王太子の方があちこち動き回ることが多いため。
王城の兵舎に隣接された砂塵舞う演習場で、ケインは父と剣術の稽古に勤しんでいた。
「脇が甘い!」
荒っぽい大声とともに、胴が横薙ぎにされる。
間一髪かわした瞬間に、突きが飛んで来てケインは尻餅をついた。
「参りました」
上がった息をかろうじて整えて、木剣を支えに立ち上がると、リヒャルトは構えるように促してくる。
「もう一回。もっと視野を広く持って立ち回れ」
「はい…!」
スピードと体格差を活かして素早く懐に入り込み、武器を絡めようと動くが、易々と打ち落とされ体勢を崩され、首筋に木剣の刃を突きつけられる。
「無駄な動きが多い!」
「は、い……」
最初の位置に戻って再び打ち合う。父は子供相手にも容赦しないし、王族にも容赦しない。
エリアスの養子に入った現在、ケインのことを王族扱いしてよそよそしい態度を取るリヒャルトだが、稽古の時ばかりは今まで通りの厳しさだ。
正面から打ち合ってしまい、父の膂力に押されてよろけたところに、幼い少女の声が響いた。
「ケイン!」
一瞬気を取られた瞬間、吹っ飛ばされてコツンと木剣を額に当てられる。
「稽古中に気を取られるな!」
「え……でも」
「誰を護るための剣だ? 最も集中を切らしてはいけない相手だぞ! 集中を保ったまま様子を探れ!」
「!! 気をつけます!」
手を取られて立ち上がるとリヒャルトは肩をすくめて少女の方を向いた。
「それで姫君、ケインにどのような御用ですかな? 演習場にお越しいただくのはあまり好ましくないのですが」
父が釘を刺したいのはユリアにではなくて、後ろに気まずげに控える護衛に対してだろうが、ユリアは頬を膨らませた。
「パパはお城の中で護衛をつけていれば、どこに行ってもいいって言っていました。それと、私もケインとこうりゅうを深めないといけないの。なのに、お城に来てからお勉強と剣の練習ばっかりで、ぜんぜん遊んでくれないんだもの。だから、さそいにきたのです。パパが作ってくれた特別なお庭をどうしても見せたいの」
確かに王城に来て三週間、王配になるためには学びが足りないと勉強漬けだったし、空いた時間に騎士団の演習場で父や騎士達と手合わせに励んでいた。
「……殿下に入れ知恵されましたね」
「なんのことかしら?」
「それも指導済みですね。まったく……殿下は姫君に甘い」
「ケインもきゅうけいが必要でしょ? リヒャルトとの時間はおしまい!」
木剣をぽいと投げ捨てられ、腕を取られてケインは焦った。
「ユリア、剣は大切な物だから投げ捨てないで」
「はぁーい」
ケインはユリアを諭すと、そそくさと木剣を拾って父に視線をやり、目顔で了承を得てラックに戻す。
「で、どこに行くの?」
「パパが、まえにひみつでお庭を作ってくれたの。にわしと私とパパだけのひみつのお庭だけど、ケインは私のおにいさまだから教えてあげる。それでね! そこのお庭に苺がなったのよ!」
ケインの手を引っ張って、また護衛を置いていこうとするユリアを止めたリヒャルトが護衛に言った。
「モルトシュタイン、姫の護衛を引き継ごう」
「よろしくお願いします」
「他の人に教えたくないから、リヒャルトはダメ」
「護衛は空気とお思いください。それに私は山育ちですから、絶対に甘い苺を選り分ける技能を持っておりますよ」
「ケインがいるもん」
「残念ながらこの子は幼い時と年に一度の帰省の時にしか領地で過ごしていないので、出来ませんね」
にやりと笑うリヒャルトを見上げたユリアは爪先で地面を蹴って悩む姿を見せた後に頷いた。
「なら、リヒャルトも来ていいよ」
「では、ご案内ください。殿下」
※ ※ ※
庭を突っ切り、四阿の先に進むと、人の視線を隠す植栽がある。ユリアの案内で生垣の隙間を抜けると、可愛らしい花の絨毯とたわわに実をつけた刺苺の木が何本も植えられていた。
「これは素晴らしい苺畑ですね」
「リヒャルト、甘いの選んで!」
そうですね。これは良さそうです」
武骨な指に見合わぬ細やかさで苺を摘んだリヒャルトはユリアの手に苺を置き、もう一つ摘んでケインの口に放り込む。
「甘い!」
「おいしい!」
噛み潰した瞬間、口の中にじゅわりと甘酸っぱい芳香と甘味が広がる。ユリアと顔を見合わせて頷き合い、手近な苺に手を伸ばす。
「棘にお気をつけください。あと、その実はまだ渋いですよ」
「ほんとだ……。どうやって見分けているの?」
口をすぼめたユリアの問いにリヒャルトはケインの髪の毛を示す。
「これぐらいの色になれば甘い苺です」
顔をしかめてケインの髪と苺を代わる代わる見つめたユリアは一つの苺に手を伸ばした。
「これはどう?」
「ああ、良いかと思いますよ。召し上がってみてください」
ユリアは大きく口を開けて自分でもいだ苺を食べる。口を閉じて咀嚼する様は頬袋を膨らませた子リスのようでとても可愛らしい。
「もうリヒャルトを連れてこないでも美味しい苺が食べられるね」
「そうだね」
「それ以上に甘い物を探す術も知っておりますから」
大きな手のひらにいくつか実をもいでリヒャルトは二人に手渡した。
「あ……ほんとだ。もっとあまいね」
「どこが違うか分からないね」
「経験をつめば分かるようになりますよ。コツを掴みたければ練習あるのみです。くれぐれも棘には気をつけて」
やってみるように促されてケインとユリアは棘苺の木に向き合った。甘そうな苺を摘んで口に入れ、それが甘いか渋いかで盛り上がる。
「あれ、この木は棘がない。ユリア、これなら怪我をせずに苺が取れるよ!」
「触るな!!!」
ケインが手を伸ばそうとしたところ、雷のごときリヒャルトの怒鳴り声が響いた。反射的に身を縮め、父の方を見ると常に見ない顔で父がケインが触ろうとした苺の木を指差した。
「それは偽苺だ。棘苺のように木に棘はないし味もあまり変わらないが、実に強い毒がある。実だけの状態にしたらなかなか見分けがつかない危険な苺だ」
「怖いよぉ……」
苺に毒の木が混ざっていたことにか、父の怒った顔にか、ユリアが泣き出した。
涙と苺の果汁でビシャビシャの顔をケインは手持ちのハンカチで優しく拭ってやる。
「大丈夫。僕が護るから。怖いことはないからね」
頭をぽんぽんと撫でてやり、ケインは父を見上げた。
「どうしたらいいですか?」
「エリアス殿下に報告を。それと護衛を一人余分に連れてくるように伝えろ」
敬語が飛んだと思しき父の話し方から、想定以上に大きな問題なのだとケインは息を呑んで走り出した。
※ ※ ※
全速力で執務室の前まで走り、エリアスへの面会を頼むとすぐに部屋に招き入れられた。
「苺の庭に、偽苺が混ざっていました。ちち……シュミットメイヤーが、義父上にお越しいただきたいと」
整然と積まれていた書類の山がばさばさと崩れる。偽苺の一言でどうやら通じたらしい。
慌てて立ち上がって崩してしまった書類を拾おうともせずに、エリアスはケインの元に駆け寄った。
「誰も食べていないね?」
「はい。シュミットメイヤーが気付いて止めてくれました」
エリアスは側に控える補佐官に書類の片付けを指示して、護衛の騎士達を呼ぶとケインを連れて部屋を出た。
「ならばよかった。クレイ、ゲルトナーを苺の庭に理由を告げずに連れてくるように。逃げるようなら理由が分かっているということだから捕縛して構わないよ」
「承知しました」
「さあ、行こう。クレイ達よりも早く着かないとね」
※ ※ ※
エリアスが肩で息をつきながら、苺の庭の手前で膝を押さえて俯いて止まった。
「大丈夫ですか?」
「ちょ……っと、まって……息が……上がって」
ぜいぜいとなんども空気を吸って息を整えて、背中を伸ばしたエリアスはついてきた騎士に言った。
「ここは私と子供達との秘密の庭なんだ。あまり教えるとユリアに怒られる。それに、庭師に警戒されてしまうのも困るからお前達は目立たないところで待機していているように」
「ですが……」
「中にはリヒャルトもいる。大丈夫だよ」
「そういえば父が一人多く護衛を連れてきてくれと」
「そうか。ではシュナイダー。一緒に来てもらおう」
エリアスが護衛の中で一番目立たない印象の青年に声をかけ、ケインの後ろに付き添わせて庭に入った。
地面に横棒と縦棒を二本ずつ描いたものに丸バツを書くゲームをやっていたと思しき少女が顔を輝かせた。
「父様!!」
棒を地面に置いて抱きついたユリアを受け止め、抱き上げたエリアスはユリアに話しかけた。
「毒の苺の木があったんだって? 食べなくて良かった」
「リヒャルトが気づいたのよ。リヒャルトはいちご博士だからすごいの。一番甘い実も探せるし、毒の苺も見つけたの」
「リヒャルトにメルシア王国付き苺博士の称号を与えることにしよう。どうかな?」
「殿下」
「冗談だよ。リヒャルトは本当に頭が固い」
「殿下の顔と声は何を言っても本当のことを言っているように聞こえますし、貴方の親バカを考えると真実味がましますからね。冗談だというなら、あまり巧みではないようですのでお控えください」
「もう少し歯に衣を着せてくれてもいいんじゃないか?」
「事実を伝えてお諌めするのも家臣の努めですよ」
ひどく軽いやりとりにケインは少し緊張が和らいだような気になった。エリアスに抱き上げられたユリアに視線をやると彼女も同じだったらしい。
あれほど怖がっていたのに、今は穏やかな顔で笑っている。
「さて、ユリアは護衛と部屋に戻ってもらえるかな。これから父様達は大切な話をしないといけないからね」
ユリアを地面に降ろしたエリアスが護衛のシュナイダーにその手を預ける。
「嫌。ここにいたい。父様といっしょにいる」
「ケインと二人で帰るのはダメかい? 料理長に言ってユリアの好きなお菓子を出してもらうといい」
「イチゴ、いっぱい食べたからいらない」
ぎゅっとユリアにくっつかれたエリアスは思案する風に天を仰ぐ。
「……父様のお仕事のようなものだ。何があっても、口を挟んではいけないよ。私やリヒャルトが怖いかもしれない。それでもケインと静かに口を挟まないと約束してくれるかい」
「やくそくします」
「ケインもいいね」
「はい、もちろんです」
エリアスの後ろに控えた、父リヒャルトが、珍しく動揺を見せた。何か口を挟もうとしたようだが、首を振って口をつぐんだ。
そこに、戸惑った様子の庭師がクレイに連れられてやってきた。
「お召しに従い参上いたしました」
跪いた青年にエリアスが気さくに声をかける。
「やあ、ゲルトナー。顔を上げて。苺がたくさん実ったのは君のおかげだよ。子供達もとても気に入ったようだ。せっかく育ててくれたのだから、君にも食べてもらいたくてね」
「え? よろしいので?」
「リヒャルト曰く、甘い苺が多いのは一番奥の樹らしいから、それを食べるといいよ」
「とうさま!」
「ユリアはシュナイダーに抱っこしてもらおうか。父様がさっき言ったことは覚えているよね」
にこにこと笑っているが、目が全く笑っていなかった。そんな顔で庭師に偽苺を勧める意図を読めず、ケインはハラハラと庭師とエリアスを見つめる。
「ありがとうございます」
ためらいもせずにそれをもいで、口に運ぼうとする男にエリアスが再び話しかけた。
「ゲルトナー、君は昨年父親の職を継いだんだったね」
「はい。園丁長として未熟ですが、精進しています」
「そうか。邪魔して悪かったね。さあ、食べて」
「はい」
怪訝な顔をしながらもそれを口に含んだところで、リヒャルトが男の後頭部をいきなり叩いた。
「ブッ……!!」
口から苺を吐き出して、呆然とリヒャルトの方を向いた男を見つめながら、エリアスは口元だけで微笑んだ。
「今回のことは事故と勉強不足だね」
庭師の前で仁王立ちになったリヒャルトは朗々とした声で告げた。
「トマス・ゲルトナー。今お前が口に含んで吐き出させたのは強毒のある偽苺というものだ。その木が殿下の庭にある、ということはどういうことか分かっているか?」
「あ……」
しばらく沈黙した後、庭師の男はガタガタと震え、膝をついて頭を地に擦り付けた。
「も、もうしわけございません!! 私の不徳のいたすところです!! 妻と子供だけはお助けください!!」
「ならばこの場で斬られてみせよ。そうすれば妻子の命は保証する」
「ありがとうございます……」
顔を上げた男は首を差し出すかのように再び頭を垂れる。リヒャルトがブロードソードを抜き、首の付け根にその刃をひたりと当てた。
「覚悟」
「ちちうえ…!」
ケインは動揺して、エリアスに視線を送る。だが、エリアスは先ほどの笑顔に見える怖い顔のまま、ただその整った唇に人差し指を乗せて黙っているようにと指示を出してきた。
ユリアは平気かと見れば、シュナイダーに抱き上げられたまま真っ青な顔をしている。
慌てて側に駆け寄ると、シュナイダーはケインが怖がっていると思ったのか、ユリアを片手で抱っこしたままケインの手を握ってくれた。
「シュナイダー。僕は平気。ユリアを降ろして。ユリアと手を握っていたいんだ。ユリア、僕を見て。そっちは見ないで」
二人にだけ聞こえるような声で言うと、シュナイダーはユリアを降ろしてくれる。半泣きのユリアはケインの方に顔を向けて小さく頷いてぎゅっと手を握り合った。
腰を落としたシュナイダーが自分とユリアを抱えるように抱きしめた。自分達を護る意図以上に、向こうに駆け寄ろうとするのを制止する役目なのだろうと納得する。
リヒャルトが剣を振り上げ、振り下ろす。ケインは瞬き一つ出来ないままその剣が首へ向かって落ちていくのを見守った。
だが、その時は訪れなかった。庭師の男の首の皮一枚のところ……まさに薄紙一枚の正確さをもってリヒャルトはその剣を止めたのだ。あの勢いの剣を止める技術はまだケインにはなく、こんな緊迫した状況であるのに父の剣技に感動した。
ガタガタと震え続ける男の前にエリアスが立った。整った顔には何の感情も読めない。元々整っているだけに、表情を消されると彫像のように冷たい威圧感が際立って普段の温厚そうな様は全く伺えなくなってしまう。
「さて、ゲルトナー。自分の罪状は理解しているね。故意でなかったとはいえ、確認しておくべき通常と違う樹木の存在に気がつかなかった。そしてそれが我が子達の命を脅かした。城で働くのに少々勉強不足だね。たまたまそれを知るリヒャルトがいたおかげで何事もなかったが、万が一食べて亡くなっていたら、君の命一つではすまなかった」
「承知しております……!!」
恐る恐る顔を上げた庭師は再びエリアスの前に額づいた。
「だが、困ったことに私はお前の作る庭が好きなんだ。幾何学的な物も、自然に似せた物も、実に心地いい。それに代々仕えてくれている君の一族の忠誠をこの事故一度で無碍にするのも心が痛む。それに父親として子供達の前であまり非道な裁きを下したくない」
ため息を一つ落として、エリアスは告げた。
「トマス・ゲルトナー。今回の件についての沙汰を下す。事故であるが過失があった。罰として半年間の俸給停止、その間は毎日勤務後に植物に関する知識を学ぶための講習を園丁全員で受けてもらう。また、今回の件について何故偽苺の樹木が混ざったのか、樹木の入手経路から調査し、故意であったことが判明した場合、また再度、類似する事が起こった場合は無条件で一族郎党、死罪に処す」
「ありがとうございます……!ありがとうございます!!」
地に伏せたまま、庭師は泣き崩れた。
「運が良かったよ。もしも子供達が食べていれば園丁全員入れ替えないといけないところだったからね。ゲルトナー。今すぐ帰ってこの庭を造る時に作成した書類を全て騎士に渡すように。また、全ての園丁にこの件を伝えなさい。もしも不満を漏らす者がいたらその者が犯人でない確証を得た後に解雇しろ。クレイ、外にいる騎士を連れて書類を押収してくるように」
「承知……いたしました!」
もう一度額を地面に擦り付けると庭師は先程連れられてきた騎士と共にその場から辞した。
「よろしかったのですか?」
リヒャルトの問いにエリアスは鷹揚に頷いた。王太子としての表情から家族に対して見せる柔らかな眼差しが帰っている。
「まあ、子供達が無事だったから言えることだが、失敗はあることだ。このことによってより一層の忠誠心をもって励んでくれるほうが、解雇して新しい人間を雇うより利が多いだろう」
「殿下がそう仰るのでしたら」
「さて、帰ろうか」
エリアスがユリアに手を差し出すと、怯えた表情のユリアは顔を背けてケインの手を取った。
「父様もリヒャルトもこわい……。ケイン、シュナイダー、いこう」
「無理矢理でも連れ帰らせればよかった……!」
エリアスの方を一瞥もせずに庭から出ようとするユリアの様が相当ショックだったのだろう。一瞬見開かれた美しい眦から涙がこぼれ落ちる。
「子供というものはそういうものですよ。これでショックを受けていたら、年頃になった時に心臓が持ちませんよ。本格的に王族としての勉強を始めたら今回の事はお分かりいただけるのではないですか?」
「少し前倒ししよう……」
どんよりとしたやり取りにケインは足を止めてエリアスに話しかけた。
「あの! ユリアに僕からも話しておきます! それにお仕事の時の父上達はかっこよかったです。ちょっと怖かったですけど」
「ケインの目から見ても怖かったんじゃないか……」
めそめそと泣き言を洩らすエリアスを慰める役はリヒャルトに任せ、ケインはユリアに手を引かれるまま庭を後にした。
お読みいただきありがとうございました。次話、暴力的な話なのでご注意ください。
ブクマ評価ありがとうございます。励みにしています。




