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俺だけのオリジナルスキル10と1/10の世界 ~転生したので異世界生活を満喫します~  作者: 月詠 神路
第6章 合同結婚式

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第95話 無双

 ◆


 もう一方、陛下達の方にも結界をくぐり抜けたデーモンコマンダー2体とデーモンソルジャー4体が、襲い掛かろうとしており、ゴッズさんとロビンが対応する。


「最近は、ノワール達の陰に隠れて目立たなくなってきたから、ここで陛下にアピールするぜ。お先に失礼 セイントワインダー」


 ロビンが放った矢は途中で三本に分かれると、デーモンソルジャー3体を追尾するように動き、デーモンソルジャーの胸を貫く。


「流石はロビンだ。俺も負けてはいられないな」


 ゴッズさんはそう言うと走り出し、デーモンソルジャーとデーモンコマンダーに目がけて武技を放つ。


「セイントクロス」


 ゴッズさんが放ったセイントクロスにより、陛下達の所にいた魔族達は、一掃されるのであった。



 ◆



 最後の俺達の方はと言うと魔族はデーモンソルジャー10体とデーモンコマンダー6体が結界内に残っている。


「くくく、雑魚の6人が俺様の相手か。つまらん、お前達がやれ!!」


 キズモは、手下の魔族達に指示を出すと、俺達に向かってデーモンソルジャーとデーモンコマンダー達が襲い掛かってくる。


 俺とカインは左右に散開する。

 中央にはロイドとアンナが陣取り、後方にナシャとルミアが控える。


「ブリザードウォール×2」


 ナシャとルミアにより極寒の冷気による壁が、勢いよく襲い掛かってきたデーモンソルジャー5体の身体を瞬時に氷漬けにする。


「グァ、ギャオ」


 勢いを止められたデーモンコマンダーは、残りの仲間に指示を出す。


 デーモンソルジャーは、ファイアストームやファイアボールでブリザードウォールの破壊を試みるが、全く歯が立たない。


「ギュギュ、ギォ」


 今度は、別のデーモンコマンダーがブリザードウォールの隙間があるのを見つけて、中央と左右の三か所から突破を試みる。


 よし、作戦成功だ。

 俺達の作戦はネックレスを通して打ち合わせ済みで、魔族16体を分散させることが目的だ。


 デーモンソルジャー3体とデーモンコマンダー4体は中央突破を試みる。


「セイントワインダー」 


 アンナが放った矢もロビンと同じように途中で三本に分かれると、デーモンソルジャー2体とをデーモンコマンダー1体を追尾するように動き胸を貫き倒す。


 今度はデーモンコマンダー2体がそれぞれダークボールとダークストームの魔法を放つ。


「ロイド、避けて」


 ロイドは魔法を避けると、魔法が後ろにいるナシャとルミアに向かっていく。


「マジックキャンセラー×2」


 ナシャとルミアはマジックキャンセラーを使いダークボールとダークストームを消し去ると、反撃とばかりに魔法を放つ。


「セイントボール」

「セイントバレッド」


 ナシャとルミアが放った魔法は、一直線にデーモンコマンダー2体に当たり一撃で倒す。


「ナシャとルミアもやるな。今度は俺の出番だ」


 ロイドは、ロックと同じように闘気を全身に纏うと周りにいる魔族に挑発を放ち自分に注意を向けさせる。そして、聖属性の闘気を全身に纏うとロイドの身体が輝き出す。


「剣の極み シャイニングブレイド」


 デーモンソルジャーとデーモンコマンダーはロイドの武技により消し去り、中央突破してきた魔獣を全滅させるのであった。




 その様子を見ていた残りのデーモンソルジャー2体とデーモンコマンダー2体は左右に分かれる。


「皆、張り切っているな。俺もいくぜ。剣の極み シャイニングブレイド」


 カインの所に向かったデーモンソルジャーとデーモンコマンダーは瞬殺され、残りの魔族が必死になって俺を襲う。


「刀の極み 疾風」


 無数の風の刃がデーモンソルジャーとデーモンコマンダーを襲い瞬殺する。



 さて、丁度ロック達とゴッズさん達も魔獣を倒し終わったようだ


「馬鹿な、Aクラスのデーモンソルジャー20体、A+クラスのデーモンコマンダーは10体だぞ。10分も経たずして全滅だと!? 信じられん……」


「さっきの勢いはどうした? お前を残して全滅だぞ」

「黙れ!!」


 キズモは、落ち着きを取り戻すように大きく深呼吸する。


「ふっ、俺様はお前達を少々侮っていたようだ。確かにお前達は強い、認めてやろう。但し、俺様は魔王軍 第5先行隊将軍 キズモだ。将軍の名に懸けて相手をしてやろう」


 そう言うとガンスの身体から暗黒の煙が立ち上がるとジェネラルデーモンが姿を現し、ガンスはその場に倒れ込む。


「うーん、久しぶりに元の身体に戻ったぞ。これがS+ランクの力だ。 暗黒の威圧!!」 


 ガンスの身体から闇属性の威圧が放たれる。


「どうだ、お前達には闇属性は毒も同然だ。思うように動けまい」


 確かに魔族以外の者にとって闇属性は有害な毒のような物だが、カイン達は既に闘気を全身に纏っているため、全くダメージを受けない。


「セイントボール×2」


 ナシャとルミアは容赦なくキズモに魔法を叩き込む。


「ぐぉっ、馬鹿な!? 俺様の威圧を受けて無詠唱でこれだけの威力のある魔法を放つとは。これができるのは賢者クラスだぞ」

「正解よ」


「馬鹿な、賢者が二人居合わせることなどないわ。喰らえ!! ダークソウル」


 邪悪な魔法がナシャとルミアを襲う。


「俺様に魔法を放った報いを受けるが良い。ダークソウルは、闇属性によりお前達の魂を蝕み死に至らしめる魔法だ」


「魔法の極み マジックキャンセラー」


 ダークソウルは、ナシャとルミアを包み込むが直ぐに掻き消される。


「嘘だ…… 今の魔法は俺様の一番強力な魔法だぞ」

「親切にダークソウルの説明してくれてありがとう。でも、これってそんなに強力な魔法ではないわね」


「何を言う」

「強力な魔法ってこういう事よ」


「魔法の極み インフェルノ」

「魔法の極み ブリザード」


「ぐぉぉぉ―― ……お、己、ぐはっ、……マキシマムヒール」


「あら、意外としぶといわね」

「そうね」


 キズモはふらふらになりながらも立ち上がる。


「どうだ、今の魔法はお前達の切り札だろ。耐えて見せたぞ。さぁ、俺様の攻撃を喰らうが良い」


「シールドバッシュ!!」

「ぐはっ!!」


 カインのシールドバッシュが炸裂して、キズモは吹き飛ばされる。


「おい、女の子ばかり相手していないで俺達も相手してくれよ」

「突然、横から攻撃してくるとは卑怯なり」

「はぁ? 魔族30体で奇襲するヤツに卑怯だとか言われたくないな」


「俺様を卑怯呼ばわりしたな。いいだろう、俺様の奥の手を見せてやろう」


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