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俺だけのオリジナルスキル10と1/10の世界 ~転生したので異世界生活を満喫します~  作者: 月詠 神路
第6章 合同結婚式

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第94話 結婚式は大混乱

 ガンスの声が金切り声に変わる。


「けけけ、ロイドが聖騎士だと? そんな報告は我が友であるワキトからの報告にはない。聖騎士は古傷を抱えた老いぼれゴッズだとわかっているぞ。嘘をつくな、この偽善者め」


 俺はガンスが言ったワキトについて思い出す。ワキトは王都で俺が仕留めた魔族だ。あの時に最後に上空に打ち上げた信号弾による報告をガンス、いやガンスに憑りついた魔族が知ったのだろう。


「ロック隊、直ちに来賓者達と参列者達を避難させよ!!」

「イエッサー!!」


 ロック隊は俺の命に従い、皆を速やかに避難させる。

 俺はガンスの行動を警戒する。そして、ロック隊により皆が避難できたことを確認するとガンスに言う。


「魔族のワキトが友だと言うことはお前も魔族だな。出で来いよ。お前もジェネラルデーモンなのだろ」

「くくく、ワキトを倒したのはお前か。俺はワキトのように慢心はしていないぞ」


 そう言うとガンスの身体から湯煙のような物が出ると、人型で青黒っぽい肌、羊の角、筋肉質の身体、コウモリのような羽、そして長い尻尾を持ったデーモンが姿を現した。


「俺様は魔王軍 第5先行隊将軍 ジャネラルデーモンのキズモだ。お前の名を聞こう」

「それはご丁寧に。俺は名もなき冒険者だ」 

「ふざけるな、俺様を馬鹿にする気か」


 俺とキズモのやり取りを見ていたロビンが言う。


「ナイス、ジョーク」


 その声に反応したキズモがロビンを見て驚く。


「弓聖ロビンか?」

「はは、俺も結構有名になったな」

「おいおい、俺を無視するなよ。老いぼれ呼ばわりしたことを後悔させてやるぜ」


 ゴッズさんはキズモを威嚇するように言うと、キズモが笑いながら言う。


「ははは、これはいいぞ。王都の上級クラスが揃っているとは別々に殺す手間が省けて良いわ。それに国王と宰相、領主が2人もいる。俺様は運がいいぞ。これで俺様は大幹部に出世すること間違いなしだ」


 高笑いしているギズモにゴッズさんが呆れたように言う。 


「聖騎士と弓聖の二人を相手することになるのに随分と余裕だな」

「勘違いするなよ。俺様はワキトのような隠密系魔族と違って戦闘系魔族だ。ワキトと比較して俺様のステータスが格段に上だ。お前らの基準で言えばS+クラスだ。上位クラスだろうと恐れることはないわ。それにこいつらもいるからな」


 キズモはそう言うと大きな魔石を地面に投げると激しく煙が立ち上り魔族が現れる。

 その数は、デーモンソルジャー20体、デーモンコマンダーは10体だ。


「こいつらも戦闘系魔族だからワキトのデーモンとは格が違うぞ。デーモンソルジャーはAクラス、デーモンコマンダーに至ってはA+クラスだ。さぁ、恐怖するが良い」


 キズモの言葉で一斉に散開するデーモン達を見て、俺は上空に飛び上がると周りにクナイを投げる。


「忍法の極み 多重忍法 三重結界の術」


 デーモンソルジャー6体とデーモンコマンダー2体が結界をくぐり抜けて参列者達の方へ向かうが、ロック隊が参列者達の前を警護している。


「ロック!! お前達の部隊で結界の外にいるデーモン達を討伐しろ」

「わかりました、兄さん。任せてください」


 頼もしい弟だ。



 ◆



 ロック隊の動きは日頃からの鍛錬により各自が素早く、前回と違い三人一組でチームを編成して各デーモンソルジャーに対応する。


「よし、そのデーモンソルジャーは盾で押し込め」

「おおお、いくぞ!! グランドクロス」

「スパイラルブレード」


 それぞれのチームがデーモンソルジャーを討伐する中、デーモンコマンダーが動き出す。


「おっと、どこにも行かせないぞ。お前の相手はこの俺だ」


 ロックはデーモンコマンダーの行く手を遮ると剣を交わす。


「流石はA+クラスだ。でも、以前の俺とは違うところを見せるぞ」


 ロックはそう言うとデーモンコマンダーと距離を取り、闘気を貯める。


「いくぞ、セイントクロス」


 聖剣トルクと賢者マーリンの修行を受けレベルアップしたロックにとってA+クラスの魔族では相手にならない。

 デーモンコマンダーはロックのセイントクロスを受けると一瞬で魔石を残して消えるのであった。


 ロックはこのままであれば討伐できると思った時に女性の悲鳴が聞こえる。


「キャアァァァ――」


 参列者の女性に向かってデーモンコマンダーが走り出し、魔法の詠唱を始める。


 ファイアストームが発動!!


 不味い!!、あの女性はシャルアさんだ。


「瞬地」


 発動されたファイアストームは炎の竜巻となってシャルアさんの目の前まで迫ったが、直前になって何かに当たり弾き飛ばした。


「シャルアさん、大丈夫ですか?」


 ロックがシャルアさんに向かって優しく問いかける。


 デーモンコマンダーは魔法が当たったと思ったが、当たっていなかったので怒り心頭だ。


「グァァ――」


「私は魔法に当たってもうダメかと思いました」

「大丈夫です。瞬地で移動すると同時に盾を構えて、スキルの鉄壁を発動させ魔法を弾き飛ばした。危ないので俺の後に下がっていて下さい」


 シャルアさんはロックの頼もしい背中を見つめ、小さな声で返事する。


「はい、わかりました」


 その声に反応するようにロックが雄叫びを上げる。


「うおお―― よくも、シャルアさんを狙ったな。許さないぞ、挑発!!」


 ロックは、闘気を全身に纏うと周りにいる魔族に挑発を放ち自分に注意を向けさせると、今度は、聖属性の闘気を全身に纏うとロックの身体が輝き出す。


「剣の極み シャイニングブレイド」


 ロックの身体から剣に光が集まっていくと、剣が輝き出した瞬間、デーモンコマンダーの横を一筋の光が通り抜ける。


「グァ!?」


 デーモンコマンダーは、何が起きたか理解できず後ろにいるロックに振り向こうとすると、光の粒子となって身体が消える。更にデーモンコマンダーの後にいたデーモンソルジャー3体が、シャイニングブレイドの衝撃波に巻き込まれ倒されるのであった。


 ◆


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