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俺だけのオリジナルスキル10と1/10の世界 ~転生したので異世界生活を満喫します~  作者: 月詠 神路
第6章 合同結婚式

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第93話 毒鍋

 突然、参列者達から悲鳴が聞こえる。


「きゃゃぁ――」

「何事だ?」


 ロックがいち早く反応する。


 俺達は周りを見渡すと、俺の周りで鍋料理を食べた人が苦しみだす。


「陛下、お気を確かに」 


 ゴッズさんが陛下に声を掛けるが、陛下の顔は真っ青だ。

 それと、周りの人達も同様に顔が真っ青だ。


「誰かが鍋に毒を盛ったのだ。俺は毒耐性があるので症状は軽いが、他の人達には早急に治療が必要だ」


 ゴッズさんが苦しそうに言うと解毒を試みる。


「ハイキュア。くっ、効果がない……」


 俺は事態を収拾するためにロック隊に指示を出す。


「ロック隊、皆を落ち着かせ周囲を警戒せよ」

「イエッサー、軍曹殿」


 騒ぎに駆けつけたセーラさんが症状を確認する。


「それは猛毒による中毒症状です。これを治療するにはマキシマム級の薬か魔法が必要になります」


 急いでセーラさんは薬箱からマキシマムキュアポーションを陛下に飲ませるが症状が改善されない。


 この状況を見ていたガンスが、丁度良く駆け寄って来てロイドとアンナを責め立てる。


「陛下の容態が改善されないぞ。ロイドとアンナ。この毒は必中死草でこのままでは陛下は亡くなるかも知れない。お前達はどのように責任を取るつもりだ!! お前達には男爵の爵位を授かる資格はない!!」


 ガンスの責め立てには動じず、ロイドとアンナは陛下の状態を確認する。


「ガンス、落ち着けよ。今の俺達にならば何とかなるから、そこで黙って見ていてくれよ」

「ははは、何を言っている? 必中死草の毒だぞ。血清を飲まなければ陛下や参列者達は死ぬぞ」


「昔の俺達とは違うところを見せてやるさ」

「ノワール。俺とカインとロックで聖域を展開するから任せたぞ」

「おお」


 俺達はロイドの指示で陛下や参列者達の毒を解毒する。


「装換!!」


 俺達は上位クラス用の装備に着替えると、周りで心配そうに見ていた参列者達から驚きの声が上がる。


「おおお」

「カインとロイドの装備は聖騎士のゴッズ子爵と同じものだぞ」

「花嫁達のウェディングドレス姿も素晴らしかったが、この装備も素晴らしいぞ」


 そんな状況の中、カインの母親が駆けつける。


「カイン、まさかその装備は?」

「母さん、ここは危険です。詳しいことは後で話しますのでロック隊の所へ行ってください」


「カイン、無茶をするのではないよ。危なくなったら逃げても恥ではないよ。生きていることが大切なのでから」

「そうですよ、ナシャも無理してはいけませんよ」

「はい、お母様」


 息子や娘を心配する母親か…… 良いものだ。


 しかし、俺はどうやらトラブルに巻き込まれる体質のようだ。どうせ、あの残念女神の仕業だと思うが、今回の魔族も絡んでいることだろう。結婚式に仕掛けてくるとは良い根性だ。目に物を見せてやるぜ。


 俺達はそれぞれが配置に着く。


「準備はいいぞ。カイン、ロイド、カイン。聖域を展開してくれ」

「わかった。後は任せたぞ」


「セイントフィールド×3」


 カイン達によって毒に侵された人達の周りに聖域を展開されたことにより、苦しさが和らいでいるようだ。


「よし、ナシャ、ルミア」

「はい、魔法の極み エリアマキシマムキュア×2」


「忍法の極み 多重忍法 解呪×5」


 聖域を展開している領域が眩しく光り、光が消える頃には毒に侵された人達の顔色が良くなる。


「陛下、如何でしょうか?」


 ロイドとアンナは心配そうに陛下を見る。


「私は大丈夫だ。どうやらカイン達の治療が効力を発揮したようだが、皆の様子はどうだ?」

「はい、皆も大丈夫であります」


 ガンスは周りが落ち着きを取り戻したことを確認すると、ロイドに勝ち誇ったように言う。


「ははは、ロイド。化けの皮が剥がれたな。必中死草の毒は血清が無ければ解毒ができないと言うことは誰もが知っている事実だ。血清なくして解毒出来たと言うことは、お前達の自作自演だったことが判明したな」


 それを聞いていたゴッズさんが反論する。


「馬鹿め。化けの皮が剥がれたとはお前のことだ。聖騎士ロイドがセイントフィールドを展開していたことは、この私が証明しよう。それに、なぜ、お前は毒が必中死草の物だとわかったのだ」


「そ、それは、そこの修道女が言ったではないか」

「私は、猛毒による中毒症状だと言っただけです。貴方がその後に必中死草の毒だと言ったことは、ここにいる皆が聞いていますわよ」


 セーラさんが反論すると、ガンスの様子がおかしくなる。


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