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俺だけのオリジナルスキル10と1/10の世界 ~転生したので異世界生活を満喫します~  作者: 月詠 神路
第6章 合同結婚式

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第90話 聖なる光

 

 俺達が女性陣の支度部屋に入ると、ウェディングドレスを着た綺麗な花嫁がいる。


「ノワール君、どう? 綺麗でしょ」


 俺はルミアがあまりにも綺麗だったので呆然としていると、


「ねぇ、聞いているの?」


「ああ、あまりにも綺麗だったので言葉を失っていたよ」

「ふふ、ありがとう」


 俺は支度部屋の扉を開け、ルミアをエスコートしながら来賓室に行き、部屋の中に入る。


 既に部屋の中にはカインとナシャ、ロイドとアンナがいる。


 おお、ナシャもアンナもとても綺麗だな。

 俺はラムズ侯爵とロックを見つけ話していると、ルミアがひとりの老婆を紹介する。


「ノワール君、この人が祖母のカイヤです」


 俺はカイヤさんにお辞儀すると、カイヤさんは左足を引きずりながら俺に近づき、両手で俺の右手を握る。


「ルミアやロック、それにラムズ侯爵から貴方のことは聞いております。バラバラだった家族をひとつにして下さってありがとうございます。ありがたや、ありがたや」


 カイヤさんは何度も俺にお礼を言う。


「大丈夫ですよ。こちらこそ、ありがとうございます。貴方がいなかったらルミアのような素敵な女性に会うことはできませんでした」


「まぁ、若いのに言うわね。良い漢だわ。私があと10年若かったら惚れていたわよ」


「もう、おばあちゃんったらやめて、私が恥ずかしいわ」

「ははは」


 ラムズ侯爵はすっかり元気を取り戻し、ロックと共に笑っている。その姿は誰の目から見ても親子そのものだ。


「ところでカイヤさん。右足を引き摺っていましたが大丈夫ですか?」


「年は取りたくないねぇ― 昔に森で魔獣に襲われた時の古傷が痛くて上手く歩けなくなってしまってね。教会で診てもらったけど、治療しても良くならなかったので諦めたよ」


 俺はロックとルミアに相談してカイヤさんの右足を治すことに決めた。

 俺達が準備しているとカインが話しかけてくる。


「ノワール、どうした?」

「これから祖母のカイヤさんの足を治療しようと思っている」


「ナシャにも手伝わせようか」

「俺達だけで大丈夫だ。それよりもカイン達の来賓者が、騒がないように気を付けてくれ」


 俺が騒がないようにお願いすると、カインは自分やナシャの両親に治療について説明する。


「みなさん、どうかこれから起きることは内密にお願いします」


 俺がそう言うとラムズ侯爵も力を貸してくれる。


「私からもお願いする。これから起きることが世間に知れ渡れば、この三組の未来に支障があるかも知れません。クロド公爵もお願いします」


 ラムズ侯爵のお願いに頷いてくれた。


「ロック、やってくれ」

「はい、兄さん。いきます セイントフィールド」


 ロックがセイントフィールドを唱えると、カイヤさんを中心に聖域が展開される。


「よし、良い感じに聖域が展開できたぞ。これで、回復効果が格段に上昇したぞ。ルミア、次だ」


「はい、魔法の極み マキシマムヒール」


 今度は優しい光がカイヤさんを包み込む。


「最後は俺だ。忍術の極み 超回復の術」


 最後に聖なる光と優しい光がカイヤさんを包み込むと、右足に光が集中して消える。


「カイヤさん、どうですか?」


 俺がカイヤさんに問いかけると、カイヤさんは椅子からすくっと立ち上がり、部屋の中を歩く。


「不思議だね。あれだけ痛かった右足が全く痛くないよ」


 それを見ていたルミアは、大喜びしてカイヤさんに抱きつく。


「あらあら、折角のウェディングドレスが崩れてしまうよ。この子はいつ迄たっても甘えん坊だね」


 カイヤさんは優しくルミアの頭を撫でる。


「それにしてもお前が見つけた人は良い漢だね。ルミア、私にノワールさんをくれないか」

「だめよ、おばあちゃん。ノワール君は私だけの物ですからね」


「おい、俺は物かよ……」


 俺がそう言うと、皆から笑い声が起きる。


 丁度、時間になったようで係りの人に案内され、俺達は式場へ向かう。





 式場に着くと、来賓者が既に着席しており、祭壇には神父様とセーラさんが笑顔で微笑みかけてくれる。


 周りを見ると、窓や教会の入り口や窓から参列者達が見守ってくれている。


 男性陣は先に中央まで歩いて行く、花嫁は父親と一緒に俺達の所に来て、花嫁を引き渡し祭壇へ向かった。



 神父様が誓いの言葉を言い、お互いの意思を確かめ合うと、神父様は最後に全員へ確認する。


「この結婚に異議がある者はこの場にて発言せよ。この場にて発言せねば、如何なる理由でも一生異議を唱えることは叶わない。異議なき者は沈黙を持って答えよ」


 教会内が静まり返る。


 神父様は周りを確認して最後の発言しようとした時に教会内の扉が開き、一人の男性が歩み寄る。



「この結婚には異議がある」



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