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俺だけのオリジナルスキル10と1/10の世界 ~転生したので異世界生活を満喫します~  作者: 月詠 神路
第6章 合同結婚式

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第84話 龍気

 

「バハムートよ。俺は龍気を初めて聞く。龍気とは何か教えて欲しい」


「龍気とはこの星の地脈に存在する気だ。お主達の身体で例えるのであれば闘気だ。儂ら龍族は龍気を纏うことで、この巨体でも空を自由に駆けることができ、ドラゴンブレスも龍気による龍技だ」


 その後、バハムートの話では結界により300年間龍気が遮断されたことで、龍気を取り込む器官が衰え、龍気を取り込むことが出来なくなったそうだ。それと、誰もが龍気を取り込む器官を持っているが、龍族と上級クラスである竜騎士以外は、器官が衰えているので龍気を取り込むことができないそうだ。


「バハムートよ。器官が衰えているのであれば魔法で回復できないだろうか?」

「マキシマムヒールでも無理だ。肉体の衰えであるので回復することができない」


 確かにそうである。肉体の衰えを魔法で回復できるのであれば、不老になってしまう。


「何か方法はないのか?」

「龍族に伝わる伝説で、女神より授かる神水であれば回復できると聞いている」


 俺はバハムートの言葉に自分でも理由はわからないが、あることに確信を持つ。

 それは、俺だけが神水を持ち出すことができた理由だ。女神は言わなかったが、このような時のために必要だと確信した。


 俺は、アイテムボックスから神水を取り出す。


「神水なら、ここにあるぞ」

「誠か!! 確かに虹色に輝く液体、伝説に聞く神水のようだ」


 俺は、ビンの蓋を開けてバハムートに振りかける。


「おお、若き力が蘇る!! 感じるぞ、そして龍気を取り込むことができるぞ」


 バハムートは大きな口を開け、再びドラゴンブレスを放つと、先程の物とは比較にならないほど大きなドラゴンブレスが天井を貫く。そして、バハムートは翼を広げると勢いよく大空に向けて飛び立ち、上空を一回りして戻って来る。


「素晴らしい!! 溢れる力、みなぎる龍気、全盛期の頃に戻った気分だ」

「元に戻ってよかったな」


 俺が気軽に話すと、バハムートは後退り頭を下げる。


「礼を言うぞ。儂はお主達のお陰で完全に復活することができた。お主達の名前を教えてくれ」


 俺達は挨拶する。


「忍者のノワールだ」

「剣聖のカインだ」

「聖騎士のロイドだ」


 バハムートは俺達が挨拶すると、じっと俺達の顔を見つめる。


「うむ、ノワール、カイン、ロイドだな。儂はお主達のことを生涯忘れることはないだろう。これからは知人として接してほしい」


「知人か、なんか堅苦しいな。友達でいいだろ」


「カイン、本当か? 儂を友人として接してくれるのか」

「ああ、よろしくな」


 バハムートはちょっと照れ臭そうにしている。


 ロイドは、まさか自分が子供頃に聞いていた伝説のバハムートと、友達になったことが信じられないと言う顔をしている。


 流石はリーダー気質のカインだな。俺でもバハムートと友達になると言う発想はなかった。


「では、友達として褒美を受け取ってほしい。何が良い?」

「ん? 俺達が勝手にやったことだから、そんなのいらないぞ」


「いや、これでも儂は龍神と崇められる存在だ。ギミックの謎を解き、多重結界から儂を解放しただけではなく、神水を使い儂を復活させた。お主達に何も褒美がないことにしては、儂のプライドが許さぬ」


 俺達はバハムートの気迫に押され、褒美を受けることになったが、どれにするか相談する。


 お金は既にあるから財宝はいらないし、装備もあるからいらないし……


「なぁ、ノワール。さっき、バハムートは誰もが龍気を取り込める器官を持っているが、衰えており取り込めないと言っていたよな」


「ああ、そうだな、ロイド」

「でも、俺達は既に神水を使っているよな? しかも、何回もだ」


「そうか、それなら俺達も龍気を取り込むことができるな」


 よし、決まったぞ。


「バハムート、褒美は俺達に龍気の取り込み方を教えてくれ。俺達は既に神水を使ったことがある」


「誠か!! お主達には驚かされる。それならば、儂と拳を合わせるが良い。龍気を感じ、取り込みことができるだろう」


「魔素合わせと同じことか?」

「そうだが、魔素合わせのようにレベル差によるステータスが低下するような影響はない」


 俺達はバハムートと拳を突き合わせ、龍気を感じ取り込みことを試してみる。


 なるほど、確かに魔素とは違い、大地からの生命力を感じる。

 俺は龍気が身体に十分取り込めたイメージが出来たので、手のひらを上にあげて龍気を放出してみる。


「龍技 ドラゴンブレス!!」


 バハムートには劣るが、俺の手のひらからはドラゴンブレスが放たれた。


「おお、ノワール、やったな」

「今度は俺もだ」

「よし、俺もだ」


 同じようにカインとロイドもドラゴンブレスを放つ。


「うーん、小さいドラゴンブレスを放つことはできたが、簡単にはいかないな」

「そうだな、ノワール」

「俺もだよ、カイン」


 バハムートは、そんな俺達の話を聞いて驚きの表情をしている。


「お主達は一体何者だ!? 龍族でも成体にならなければ、まともなドラゴンブレスを放つことはできぬ。それをたった一回の龍気を合わせただけで、会得してしまうとは……」


 ああ、これも俺のオリジナルスキルによる効果だな。何せパーティーボーナスで経験値が100倍だから一回分でも100回分の効果を得られるからな。


 その後、俺達はドラゴンブレス以外の龍気を使う方法をバハムートに教えてもらい、別れようとするとバハムートが言う。


「ところで、お主達は何をするために、このダンジョンに来たのだ?」

「ああ、俺達は全員が結婚するからネックレスを取りに来た」


 あれ? すっかり忘れていたぞ……



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