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俺だけのオリジナルスキル10と1/10の世界 ~転生したので異世界生活を満喫します~  作者: 月詠 神路
第4章 恐るべき陰謀の始まり

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第53話 近衛兵隊長 ロック


 1層から3層で採掘しながら1週間が経過したが、鉱山や村ではまだ赤いバンダナの男の情報がない。


 4層に行ってみるか。



 俺は4層に行くと、入り口には監視員がいる。


「そこの者止まれ。ここより先は許可がないと入れないぞ」


 俺は監視員に採掘許可のプレートを見せる。


「Bランクの方でしたか、失礼しました。どうぞ、お通りください」


 監視員は敬礼しながら通してくれた。



 辺りを見回すと、足枷を嵌めている囚人達と周りを警戒している近衛兵隊がいる。


 後で聞いた話だが、近衛兵隊は訓練も兼ねてここを警備しているそうだ。


 しばらくすると、ロックゴーレムが出現する。


 確かロックゴーレムは土属性だから風属性の魔法が効果的だな。


「エアーショットガン」


 俺は左腕を銃のようにしてエアーショットガンを放つと、ロックゴーレムに無数の穴が開き、ロックゴーレムは砂となって消える。


 そんな様子を見ていた近衛兵や囚人達から驚きの声が上がる。


「おい、今の見たかよ。無詠唱だったぞ」


「なんだよあれ。あんな魔法は見たことがないぞ」


 うん。なんとなくわかったぞ。


 ここの魔獣はランダムで出現するが、出現する瞬間に出現場所の魔素が濃くなる、


 それに、闘気を発動すると気配も察知することが出来る。


 俺は要領がわかってきたので、手当たり次第に出現したロックゴーレム、アイアンゴーレム、ブロンズリザード等を倒しまくっていると、一人の近衛が俺のところに来る。




「自分はレアランド領のアッサムザルクで近衛兵の隊長であるロックだ。協力には感謝するが、私達にも魔獣を残してもらえないだろうか。このままでは訓練にならない」


 どうやら俺は調子に乗って、俺は魔獣を狩り過ぎてしまったようである。


 その後、俺は近衛達が討伐しきれない魔獣を狩ることにしていると、3日目にしてロック隊長が俺の所にくる。


「すまないが、貴方は相当の実力がある冒険者だと見受ける。そこで、俺達に訓練のアドバイスをしてくれないだろうか?」


「なぜ、俺のアドバイスが必要だ?」


「俺の隊は大半が下級貴族の出身で、規則によりここの護衛に来ているが、俺達の志は領民を魔獣や犯罪達から守ることである。したがって、領民を守るために強くなれるのであれば、冒険者にも頭は下げる」


 いいね。俺は領民のためって言うのが気に入った。


 あとで聞いた話だが、下級貴族の長男以外は家を出て暮らすそうで、衛兵、冒険者、商人等で就職先を見つけなければならない。


 親のコネで就職先があれば良いが、大抵はコネがないので自分で就職先を見つけることになり、比較的に近衛兵に採用されることが多いそうだ。



「アドバイスと言うか、強くなるための訓練であれば教えられるぞ。ただし、条件がある」


「本当か? どんな条件でも飲むから教えてくれ」


「絶対に逃げ出さずに訓練をやり遂げてくれ。例え、死ぬような目に遭ってもだ。それに俺が訓練したことは他言無用だ」


 ロックは皆に意思を確認すると俺に言う。


「わかった」


「覚悟はいいな。絶対に逃げ出すな。いや、逃げたくても逃げられないので、決して諦めるな」


 俺は意味ありげに言うと皆苦笑いをするが、その後この意味について身を以って体験することになる。




「全員集合」


 ロックの声が4層内に響き渡る。



「今日から我が隊の訓練を指導して頂ける冒険者のノワールさんだ。皆、これまでのノワールさんの戦いぶりを見て実力は十分だと感じているはずだ。この機会に多いに学ぶように」


 ロックからの紹介が終わる。


 俺は皆に気合を入れるため威圧を放つ。


「うっ」


「ひぃぃぃ」


「俺がノワールだ。今日から俺のことを軍曹と呼び、返事は全てイエッサーと言え。わかったか!!」


 みんなの顔から冷や汗が噴出している。


「返事がない!!」


「イエッサー!!」


 威圧の効果も手伝い俺に従うロック隊。


「いいか。俺の訓練からは逃げ出すことは不可能だ。だから、絶対に諦めるな」


「イエッサー!!」


 ロック隊は18人いたので、6人毎で3班に分ける。

 

 各分担は、A班 闘気とスキルと武技、B班 魔素と魔法、C班 見張りにして、ローテーションしながら訓練する。


「A班 集合」


「イエッサー!!」


「お前達はこれから闘気を訓練する。これが習得できればスキルや武技の効果が格段にアップするぞ」


「イエッサー!!」


 俺は闘気の感じ方や練り方等をA班に教える。皆領民を助ける志を持って真剣に取り組んでいるため教える方も楽である。


「B班 集合」


「イエッサー!!」


「お前達にはこれから魔素を訓練する。これが習得できれば魔法の効果が格段にアップするぞ」


「イエッサー!!」


 A班と同じように魔素の感じ方や練り方等をB班に教える。


「C班 俺とパーティーを組め。お前らは見張りをしながら実践訓練だ」


「イエッサー!!」


 C班の実践訓練は出現した魔獣を訓練材料として、立ち回りや効果的な攻撃や防御を訓練する。


 2か月過ぎた頃には俺のオリジナルスキルの効果もあり、一通りの武技、スキル、魔法を習得していた。


 やはり、オリジナルスキルの300倍の効果は凄い!!



 隊長のロックに至っては奥義まで習得している。


 皆貴族の出身だから固有クラスで中級の騎士を取得している。


 騎士は剣技に優れ、魔法も使えるが個人差があるようで、基本は聖属性で回復系も使えるが、中には火属性や風属性も使える者がいる。


 クラスもD~Cクラスだったのが、BかB+クラスまでになっている。


「全員集合」


「イエッサー!!」


「お前らは良くぞ2週間、俺様の訓練に耐えた。今のお前達は自分達で実感していないが、BかB+クラスまでになっている」


 全員がざわつく。


「しかし、お前達は最後の訓練を乗り越えなければ卒業はできない。この試練は死んだ方が楽だと思えるぐらいの試練だ。最初に受けたい者はいるか?」


 これまでの訓練でも死にそうな思いをしてきたロック隊だ。闘気の暴発やMP切れにより気絶した者、魔獣との戦いで重症した者、俺がその度に治療して完全回復してはいるが、皆死にそうな目に遭っている。


 それなのに改めて死んだ方が楽だと思えるぐらいの試練と言われ、尻込みをしている。


「軍曹、自分がやります」


 やはり、名乗りを上げたのはロックか。


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