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俺だけのオリジナルスキル10と1/10の世界 ~転生したので異世界生活を満喫します~  作者: 月詠 神路
第4章 恐るべき陰謀の始まり

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第49話 対決


 「ロバート辺境伯、カザトさん、そこからでないで下さい」


 スタングレネードによる麻痺から回復したバンク男爵が盗賊共に指示を出す。


「無駄なことを。お前達ロバート辺境伯を殺せ!!」


 盗賊達が、ロバート辺境伯に襲いかかる。


「死ねぇぇぇ――」


 盗賊達の剣が薄い青色の壁に触れると、結界の効果により盗賊達は吹き飛ばされる。


「くそ―― 剣が駄目ならば魔法で殺せ」


 盗賊達は魔法を放つが、結界により阻まれる。


「おのれぇ―― 先に冒険者達から殺せ!!」


 盗賊達が結界へ攻撃している間に、カイン達は体制を整えており盗賊達を向かい討つ。



 カインとロイドはシールドバッシュで襲ってくる盗賊達を後方へ弾き飛ばし、二人の合間からアンナが弓で追撃する。


そして、盗賊達が引くとナシャとルミアが魔法で追い打ちをかける。


 盗賊達は、近づけば鉄壁のガードで後方に飛ばされ、距離が取れば矢と魔法が飛んでくるので、八方塞がりとなり次々に負傷者が増え、残りは6名となる。


「お前達は何をやっている。失敗すれば、あのお方が黙っていないぞ。殺せ!! 殺せ!!」


 バンク男爵が顔を真っ赤にして怒鳴る。


「やっぱり、下級クラスのやつらには任せておけねぇなー 俺達が相手だ」


 手練れの6人のリーダーらしき人物が俺達に近寄ってくる。




「俺の名はデミオ。おまえらが白銀の翼か。弟分のダガールが世話になったようだな」


「世話した覚えはない」


「ふっ、生意気なお前がノワールだな。この前までCランクの冒険者が調子にのるな。俺達は長年Bランクのパーティーだ。相手が悪かったな」


「随分と良く回る舌だな」

「うるせー」


 瞬地!!


 俺は瞬地でデミオの後ろにいる魔導士2人に近づき、超高速の5連撃である閃光蓮華剣を放ち戦闘不能にする。


「何っ!?」


 カインとロイドはデミオの両隣にいる前衛を吹き飛ばし、ナシャとルミアが魔法を放つと後ろの方で弓を構えていた盗賊を弾き飛ばし、戦闘不能にする。


「あっという間に、最後の一人になったな」

「うるせー かかってこい!!」

「忍法 捕縛の術」

「うう、動けん」


 デミオは捕縛の術で拘束され、転がりながら床の上で藻掻くが拘束を解くことができない。


「く、くそ―― 剣で勝負しろ」

「俺が剣で勝負しないのは、お前が弱すぎて剣を抜く必要がないからだ」


 俺の言葉を聞いて、デミオは抵抗することを諦める。


「そんな馬鹿な…… デミオがこんなに簡単に敗れるとは……」


 バンク男爵はその場に崩れ落ち、カインがバンク男爵を拘束する。


「終わったな、ノワール」

「ああ、カイン」


 俺達の騒ぎで目を覚ました近衛兵達が、監視所から駆けつけてきた。


 俺が結界を解くと、近衛兵がロバート辺境伯に駆け寄って来る。


「ロバート辺境伯、ご無事ですか?」

「近衛兵隊長 ミカデか。ここに倒れている者達は、近衛兵に変装した盗賊共だ。直ちに拘束せよ」


「はっ!! 近衛兵隊は盗賊共を直ちに拘束して連行せよ」


 次々に盗賊達は連行され、バンク男爵とデミオはその場に残される。


「ミカデ、後は良い。部屋の外で待機せよ」


 この部屋には、俺達とロバート辺境伯達、それと拘束されているバンク男爵とデミオだけになった。




 残されたバンク男爵が、恨み節を言い始める。


「おのれー もう少しだったところを冒険者共が。それにカザト、お前もだ。大人しくミスリル鉱を盗賊共に奪われておれば良いものを」


バンク男爵の恨み節が止まらない。


「それとゴブリン共に食料や女共を与えて、折角ヘレン譲を人質に取ったのに、お前達のお陰で台無しだ。それにデミオ、お前も悪い」


「なぜ、俺が? 俺は貴方が言われるように動いたではないか?」


「うるさい!! お前が連れて来た赤いバンダナを巻いた男だが、ヤツの忠告を聞いたことが全て裏目にでたのだ。私は直ぐにヘレン譲を殺せと命じたのに、ヤツが生かした方が良いというから」


 なにやらこっちが聞きたいことを話し、勝手に仲間割れするバンク男爵である。



「バンク男爵よ。あの方とは誰だ? 正直に話せば、私から陛下に情状酌量を申し出てもよいぞ」


「それだけは言えない。私の左手首にある腕輪は魔導具だ。ここ腕輪は忠誠の腕輪と言って、主君の名前を言えば死の呪いが発動する」


 俺はアイテムボックスから書簡を取りだして、バンク男爵に見せる。


「カザトさん達を襲ったダガールのアジトで、この書簡を見つけた。ここにある封蝋に見覚えはあるな」


「むむむ、それは私のしゅっ!? ぐはっ!!」


 バンク男爵は急に苦しみだし息が途絶え、左腕の腕輪が煙となって消える。


「しまった。先に腕輪を解呪するべきだったか。申し訳ございません、ロバート辺境伯」


「ノワールよ、気にするな。忠誠の腕輪の発動したことで、この封蝋の持ち主が黒幕だと判明した。この封蝋は、レアランドの領主であるラムズ・サイド侯爵のものだ。ラムズ侯爵の領土にはエベルス鉱山がありミスリル鉱石の一大産出地である。ミスリル鉱石から余分な岩石を取り除いたミスリル鉱が高騰すれば、ラムズ侯爵は莫大な利益を手に入れる」




「ミカデ、部屋の中へ入れ」

「はっ、ロバート辺境伯」


「バンク男爵は自害した。そこの盗賊も連行して尋問せよ。特に首謀者と赤いバンダナの男について聞きだせ。それと、私の家族を部屋で休ませ、常時見張りを付けるようにしてくれ」


「はっ、仰せの通りに」



 部屋にいるのはロバート辺境伯と俺達だけになる。


「みなさん、危ないところを助けてくれて感謝する。今日は礼を言うところが、逆に迷惑をかけたようだ。これから私はこの件を処理しなければならないので、後日改めて礼を言おう。それと今日のことは他言無用だぞ」


「わかりました」


 カザトさんはロバート辺境伯にお辞儀すると、俺達を連れて部屋から出るのであった。


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