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俺だけのオリジナルスキル10と1/10の世界 ~転生したので異世界生活を満喫します~  作者: 月詠 神路
第4章 恐るべき陰謀の始まり

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第48話 領主との謁見


 俺とカイン達はカザト邸に集合して、ロバート辺境伯に向かう準備をする。


「カインさん達のミスリル装備は実に見事です。これは魔晶石が含まれている上級品ですな」


「流石はカザトさん。これはダンジョンのボスからのレアドロップ品だ」


 カインとカザトさんは装備について話が盛り上がっているようだが、武技やスキルを重視する俺に取ってはどうでも良いことなので、ライゼン製ミスリル装備を着てカイン達の前へ出て行く。


「ノワール!! なんだ、その装備は!?」

「そうですぞ、ノワールさん。装備にあまり詳しくない私が見ても、最上級の品格を持っている装備です。私はこんな凄い装備を見たことがありません」


 カイン達とカザトさんには若干呆れられたが、馬車の中でライゼンさんとの経緯を話すと納得してくれた。





 ロバート辺境伯の邸宅は町の西側にあり、他の男爵位である邸宅と近衛兵が常駐している監視所の中心に守られるように建っている。


 2か所目の監視所を過ぎて、ロバート辺境伯に辿り着く。


「ようそこ皆さま、私はロバート辺境伯の執事を任されておりますスミスです。主がお待ちしておりますので、どうぞこちらへ」


 邸宅に入ると洗練された美術品や家具等があり、流石は伯爵家である。

 

 俺が執事のスミスさんに言う。


「立派な邸宅ですね。実に洗練されており、緊張してきました」


「ほほほ、大丈夫ですよ。貴方の装備は実に見事ですので、私達の方が緊張してしまいますよ」


 流石は伯爵家の執事である。

 ジョークも心得ており、今の言葉で俺達の緊張が和らいだ。



 俺達は大部屋に案内されると、そこには伯爵家が勢揃いしている。


「ようこそ、私は領主のロバート・ヘンダーソンだ。こちらが妻のテリア。長女のセリカ。次女のヘレン。この度は娘のヘレンを救出してくれて感謝する」


 ヘンダーソン家の挨拶後、俺達は自己紹介とコロニーでの救出について説明をする。


「なるほど、偶然とは言え、君達の活躍がなければヘレンも助からなかったようだな。私は君達にお礼がしたい。何かあれば聞き入れるぞ」


 俺達は、事前にカザトさんからお礼について聞かされており打ち合わせ済みで、返事は代表で俺が言うことになっている。


「それではロバート辺境伯にお願いがあります。この町の西外れにある教会と獣人区への助成金を再度支給して頂けませんでしょうか? 今はあそこには種族を超えた共存関係が生まれており、これからの町の発展には欠かせない場所なのです」


「その教会と獣人区にある畑で、町民が活発に交流していることは聞いている。私はその成果が助成金を増額した成果だと聞いているが?」


「違います。教会を代表しているセーラさんからは、神官様が亡くなってから助成金が貰えなくなって困っており、獣人区の畑も同じ時期に助成金が無くなり、更に鳥害に悩まされています。だから、俺がマスクとクレープの販売権で教会の支援や畑を改良しました」


「そうだったのか…… 確かにこの町ではクレープと言う手軽なスイーツや獣人畑の話について聞いており、王都周辺の村でも話題になっていると聞いている。あれは君の仕業だったのか」


 ロバート辺境伯はしばらく考え込む。



「どうやら、君の言っていることが正しそうだな。それに、私も気になることがある。誰か財務係のバンク男爵を呼んできてくれ」


 近衛兵が部屋から出て行きバンク男爵を呼びに行くが、既にバンク男爵は大部屋の外で待っていたようで、大勢の近衛兵と共に部屋に入ってくる。


 俺は小声でカイン達に気を付けるように言うと、カイン達も空気を察したようだ。



「お呼びでありますか。ロバート辺境伯」


「そうだ。バンク男爵。助成金と最近のミスリル鉱の高騰について聞きたいことがある」


 ロバート辺境伯はバンク男爵に俺が話した助成金のことと、商業ギルトから嘆願依頼があったミスリル鉱の高騰について問い正す。




「やはりお気付きましたか。ですが、時すでに遅し。ロバート辺境伯、貴方と家族はこの冒険者達に暗殺されミスリル鉱の高騰を企んだ首謀者となり、冒険者達を成敗した私が新しい領主になるのです。お前達出てこい!!」


 新たに近衛兵達が入ってくる。


「バンク男爵、謀ったな」


「そうだ。今日、お前が冒険者達と会うことを知った私は、近衛兵に命令して最低限の警備にした。ここにいる近衛兵達は、私が雇った盗賊共だ。手薄になった本物の近衛兵達は、睡眠薬で全員がお休み中だ。お前が死んだ後、お前がミスリル高騰の首謀者だと証人になってもらうため、殺さずに生かしているのだ」



 俺はマッピングで人数を確認すると、12名おりその内の6名は手練れのようだ。



「おいおい、勝手に話が盛り上がっているなよ」


「うるさい、冒険者ごときが口を挟むな。どうせ、お前らは殺される運命だ」


「おい、もう、勝った気でいるのか。こっちは、盗賊に襲われるのは3回目だぜ」


 俺はしゃべりながら、カザトさんをロバート辺境伯達の側に行くように合図する。


「ナシャとルミアも盗賊のことはわかっているよな」


 俺は周りにいる盗賊達を見ながら、ゆっくり天井に視線を向けると、盗賊達が釣られて天井を見上げた瞬間、ナシャとルミアが魔法を唱える。


「スタングレネード×2」


 強烈な閃光と凄まじい爆音が部屋を襲い、俺とカイン達以外の動きを麻痺させる。


 一瞬の隙をついてカイン達は追撃するための陣形を整え、俺はカザトさんとロバート辺境伯達の四方にクナイを放つ。


「忍法 結界の術」


 カザトさん達は結界で作られた薄い青色の壁で覆われる。


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