第四話 学校(朝)
これまでのあらすじ
寄り道せずに学校に行ったニファーの下駄箱の中に入っていたものとは!?
投票結果
1.薬の入った瓶
これは……薬瓶? なんでこんなものがあるの?
その薬瓶にはアメジストの色をした薬が入っており、何の薬かは分からない。
けど、捨てる気にもならなかったので一応カバンの中に入れておく。まあ多分、帰ったらすぐにゴミ箱行きだけどね。
上履きをとって、履く。うちの学校は運動靴のような靴が上履きとなっている。有事の際に速やかに逃げることができるようにらしい。私としては、どっちでもいいけど、という感じだ。
階段を上って4Fへ。私の教室は3号館の4階である。教室に入ると、冷気が私を出迎えてくれた。いらない。どちらかと言うと暖気が欲しい。教室内では防寒具禁止だが、私は何も防寒具の類を使っていないので関係ない。
まだ7時半過ぎなので、教室に私以外の人の姿は無い。
私は自分の席について、荷物を置く。そして今日の1~3限目の授業の準備を出す。今日から6限授業だが、私は何とも思っていない。むしろ少し楽しみですらある。
さて、授業の準備が終わったので図書館へ向かうことにする。読み終えた本と読んでいる最中の本、そしてその本が読み終わりそうなので次に読む予定の本も持っていく。私は図書委員で、今日は当番ではないのだが(本来は火曜の放課後)、いつもこの時間の当番の人は来ないので、私が代わりにやっている。給料を上げてもらわねば。もらってないけど。
図書カウンターのパソコンを立ち上げ、図書管理ソフトを起動して自分の借りていた本を返却する。そしてそのままカウンターで読書を始めた。まだ司書さんは来ていない。
8時を過ぎたころ、新1年生が図書館に現れた。予想通りだ。
「あの、すみません。本を借りたいんですけど……」
こう聞いてくるのも予想済み。なので私は用意していた言葉を返す。
「悪いけど、図書館オリエンテーションで自分の図書カードをもらわないと貸し出しできないのよ。ごめんね」
これは私も同じことを食らったので、若干の苦笑を禁じ得ない。
うちの学校では新1年生は1クラスづつ一限を使って図書館オリエンテーションを行う。これは図書館のルールを説明し、アンケートをとる時間で、終わったら図書館内で自由になる。
始業5分前までに新入生は13人も来た。思っていたよりも多かった。7人くらいかな~と予想していたのだが、見事に裏切られた。
始業のチャイムが鳴り、図書委員が確定している私がなぜか号令をかける。昨日に委員会等の振り分けがあったのだが、以外にも志望が多く、昨日中には決まらなかった。私を除き。図書委員は私だけだった。
担任の先生は私にとっては去年と同じ生川先生。37歳でバツイチ子持ち男性。幼女趣味が一部で囁かれている。真偽は不明。私は違うと思っている。担当教科は商業。うちは普通科に加えて商業科、魔法科があり、私は魔法科所属。
残念ながら、クラス替えによりそこそこ親しくしていた子たちはバラバラになってしまった。なので、この教室にはあまり親しい人はいない。残念無念また来年に期待。
今日の連絡が生川先生よりなされる。特殊授業割り振りだとか、今日と明日、図書館オリエンテーションが新1年生に行われるとか、そんな知っていることのみが連絡されていく。
……前言撤回、やっぱつまんないや。
どうも、四季冬潤とかいう者です。
……何とか間に合いました。トショカンッテコワイ。
8月1日(木)までに投稿できたらします。時間は9時。




