君の代わりになりたい
君の後任者くらい 紹介しといてよ
誰を愛せばいいのか 分からないよ
空の上は 星に触れますか
私もそっちに行けそうですか
運命の糸で 人形みたいに操ってよ
君の代わりに生きたいよ
タバコを吸ったらキスの味がした
吸い慣れてなくて むせた
それはただの嗚咽でした
地面に落ちた灰が
涙を包んでくれた
夜中に意味もなく起こされると
君に呼ばれた気になるんだよ
ベランダは裸足じゃ冷たいけれど
いつものように君の姿を探すんだ
大丈夫だよ 今は私だけだから
こっそり生き返ってきても 内緒にするから
また明日がくるね
大切な人が 大切になっていくよ
君の名前を笑って呼びたいのに
情けないことに声がふるえるんだ
君だけに聞こえるように呟いた
返事はなかった ちょっと笑ってしまった
なんで君はこんな世界を作ったの
死んでしまった命に恋をするのはダメなことかな
でも フラれることもないから 別れることもないから
ずっと好きでいられるね
ずっと好きでいるからね
君の誕生日を祝いたかった
イチゴのケーキを食べようね
プレゼントは何がいいかな
渡したいよ だって
それが 愛だもん
君の笑った顔が好きだった
もう一度会えたら何を話そうかなって
何度も 何度も 考えるんだ
何を話せば
君の笑った顔が見れるかなって
今でもずっと考えてるんだよ
君の代わりに生きたいよ
そうしたら ほら
君が生きてるみたいだから




