43/136
メランコリー
どうしていつも
君を傷つける人間の肩を持つの
どうしていつも
君のことを大切にしたい人の言葉が
自分には似合わないって
そんな悲しいことを言うのかな
優しい言葉が君にはよく似合うのに
知ってるよ 隠してても分かるよ
君が誰かに迷惑をかけることを
死ぬことよりも嫌っていること
幸せになったらいけないって
毎日自分に言い聞かせていること
朝も夜も全ての時間で泣いているから
涙で何も見えなくなってるんだね
だから大切な人がどんな顔しているのか
分からなくなってるんだよ
君が嫌いな人の名前を教えてよ
声にして吐き出してよ
そんな人を心に住まさないで
そんな人の言葉を大切にしないで
君の心に住みたい人がいるよ
優しい言葉でお話しよう
君の声を聞きたい人がいるよ
明日の幸せを一緒に並べよう
君が笑わなくなって 数年が経ったね
いらない人なんかじゃないよ
君は君を必要としてほしい
感情のスイッチはまた今度探そうね
優しい服を着て おやすみなさい
明日もまた五分しかないけれど
一緒にいようね
誰かのために生きれなくても
生きていてもいいんだよ
君のペースでゆっくりね
ゆっくり明日を探そうね




