表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/136

君が病気になって分かったこと



起きたら上着がかけられていた

だから安心して眠れたのだろう


窓の向こうはまだ暗かった

でも遠くでバイクの音


すぐそばで君が寝ている

寒そうな格好で

それを見てちょっとだけ

あきれて笑った



嫌いな味を君が覚えていたときは

ちょっとだけびっくりした


好きな味を君が覚えていたときは

すごく嬉しかった


君の好きな味を覚えていたときは

少しだけ自分が嫌になった



雨が降っている

いつまで続くのかな



嫌なこともいつか終わりがくる

そう考えたら それも愛おしく思えた

でもやっぱり嫌いなものは嫌い



チョコレートは甘い

勉強はいつも難しい

冬はすごく寒い


全部生まれてから知ったこと



おかゆは優しい味

ティッシュは買い置きしておくべき

寝る前は温かい格好で寝よう


君が病気になって分かったこと



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ