表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/136

ごはんができたよ


おいしいご飯ができたよ 君を想ってつくられたよ

食べたら消えちゃうんだけど 心とお腹の中に残るよ


今日も頑張って生きた君が 明日も生きられるように

そんな気持ちを隠し味にして 作ったんだよ


毎日が同じことの繰り返しだとしても 思い出してほしいな

君の健康を願って作られた料理は きっと毎日違うでしょう


色とりどりのお野菜 こんがり焼けたお肉

いい匂いのお魚 体を温めるお味噌汁

きっと僕たちはたくさんの命をいただいている

だからこそ こんなにも 美しい味がしてる




まだ食べたことのない 世界中の料理

一つ一つが誰かの大切な思い出をつくったよ

大切な人が 大切にしたい人に つくった料理は

時間を超えて また大切な人に ちゃんと届いたから


君が悲しいときも 優しさは お皿の上にあるよ

食べる人のことを 考えない料理は この世界にはないから

きっと僕たちは たくさんの気持ちをいただいている

だからこそ こんなにも 美しい味がしてる




おいしいご飯ができたよ 今日も一日おつかれさま

頑張って今日を生きたから 君のお腹はすくんだよ


幸せそうに笑って 美味しそうにご飯をほおばる

そんな君のために 明日はなにをつくろうかな



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ