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第二者




君は一人ぼっちじゃないの

私が満たしてあげれないだけ



世界から生物が消えたなら

君は三日目の夜には亡骸に変わる



それでも一人ぼっちだなんて

かわいいね

そういうことじゃないんだね

分かってるよ



異常者気取りの君の価値観に通じる

全ての娯楽を取り上げてあげたい

子宮から出てくる前に連れ去ってあげたい

孤独を認識出来ないようにね



眩しい世界が苦手な君は

瞼の使い方が下手くそだね

死にたがりの君の

呼吸を止めてる姿は滑稽だね



一人ぼっちだと君が嘆きを伝えるとき

私が惨めになること 気付いているのかな




君と当事者になりたい




贅沢な君が求めるものは

心底くだらなくてゴミになるよ



愛され方も分からないって

君が嗚咽を吐くとき

私は悲しくなって死にたくなる




当事者になりたかったよ

でも 気付いてるよ



君が孤独を必要としなくなったとき

私はゴミクズになるんだってさ

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