表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/136

ひとでなし

保健所の真実は、今夜のドラマに勝てない



命がなんなのかみんな知らないんだ

それなのに大切なふりをするのはやめてよ

人生は救うより壊す数のほうが多いよ



君は昨日だしたゴミを覚えてる?それは誰かが頑張って君の元に届けたんだ。初めはゴミじゃなかった。でもゴミになってしまった

そういうもんだよ



泣き方が下手だと喜ばれるよ

怒り方が上手だと笑われるよ

泣くことは恥ずかしいことなんだって

だから僕は使えない人でなし



死にたくなるほど生きた

この世界のことは、もうそんなに知りたくない



十月十日の十三階段

ヘソの緒のスペシャルミール

生まれたことを忘れてほしいな

お母さんのお腹が切り裂かれたことを、僕のせいにしないで



僕は人を表すただのマークでしかない

ここに命はない

だから大切にする必要もないんだよ

バカにされる命を自殺で昇格させてよ


僕の血管を全部繋げて

地球を蝶々結びしてほしい

出来るだけ綺麗にね

それでみんなで仲良くね

僕がいなくなったからって、他の人を殺さないで


どうでもいいから、もうあとはしらない

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ