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血煙旅記  作者: 黒洋恵生
兄御前編
61/69

※(8)人物紹介・用語説明








【登場人物】


悠牙(ゆうが)

 身長/170㎝ 年齢/不明

 純血の妖孤であり、雪の実の兄。雪と同じく耳と尾は金色である。しかしぱっちりとした目の雪とは対称的な細いつり目気味の目をもつ。

 妖孤族の(おさ)であった父が自分を認めてくれないのは自らが弱いからであると結論づけ、四尾の妖孤の時に五尾の母親と六尾の兄を襲い手首を斬り落とした認めてもらおうとするが、逆に七尾までにしかなれないよう力を封印されてしまう。

 雪の生き血によって封印は解かれ、一度は八尾となるが堂林の手によって絶命する。






【用語説明】


狐茅渟島(こちぬとう)

 かつては妖孤族が暮らしていた島であったが、現在は無人島と化してしまっている。その島に生えている木は火で燃えないという特徴を持ち、そのためその木で造られている島の建物は燃えることがない。

 その島の周りの海は渦が多発しているため、船で近づくことが出来ない。


(いまし)

 (なばり)同様、伝説の産物と云われていたもの。見た目は薄橙色の丸薬。妖怪の怨念等で失われてしまった混血児の力を、その呪いの進度を進める代わりに一時的に取り戻す力がある。


九尾堕(きゅうびお)

 九尾になる力は持ち合わせていたが、狐羅尼神(こらにがみ)に選ばれなかったために九尾になることが叶わずに死んだ妖孤のことを指す。九尾堕ちすると死後に九尾となった妖孤しか使うことのできない術を使うことができる。


褒章館(ほうしょうかん)

 先祖代々将軍家に仕えてきた名家、堂林家の道場の名。


刑部狸(ぎょうぶたぬき)

 狸の妖怪。使うことのできる術は妖孤と似通っている。


叙狸昇山(じょりしょうやま)

 刑部狸が住む山の名。


罪月国(つみづきのくに)

 西側で急速に勢力を拡大している国。那智組頭領である土岐翔和が重臣の地位についている。多くの純血妖怪組織や妖怪の混血児組織を傘下にしている。詳細は不明。

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