コンビニ店員
俺はコンビニ定員
ある夜のこと、金髪ショートでTシャツの男が急いだ様子で入店する。忙しなく動き回る彼には何か目的の商品があるようだ。その商品はどのコンビニも置いてあるものの、一発で場所を特定するのは困難である。男は眉を寄せ店内を二周し、それを見つける。
俺は迅速にレジを通した。約千円。ケチらず三枚入りの薄い方を買ったようだ。身長も高く腕は太い。ぶら下げたアクセサリーが白く反射し、少しうるさいことを除けばルックスは優れている。
そんな彼をここまで焦らせる相手はいったいどんな子なのだろう。顔の知らない相手を想像する。
膨らむ。妄想。
同じ髪色をしたギャルか、もしくは真面目で清楚な子なのか。彼の焦り具合を見ると、今夜が初めてなのかもしれない。
羨ましい。
俺もしゃぶりたい。