表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

ジャンケンの弱い弟

――――― 1ページ目 ―――――

兄弟の、リンゴをかけた勝負、をした。兄はグーとチョキしか出せないハンデつきのジャンケン。弟は、グーを出したらあいこか勝ちだと思い、出し続ける。相手もずっとグーを出す。


いつか、パーを出さないと永遠に続くと気づき、パーを出すタイミングを計る。悩んだ結果、何百回もやって、勝ちの確率をあげる作戦に出る。(途中、タイミングを計り過ぎておじいさんになる妄想を挟みつつ)


――――― 2ページ目 ―――――

も、無駄にフェイントをかけて、何故かチョキを出し負ける。


「考え過ぎて変なことをしてしまった」と、同じ要領で、正直にパーを出すが、前回の勝負をかける時の力みようから、気づかれて、チョキを出されて負ける。


――――― 3ページ目 ―――――

そもそも、しょっぱなパーで勝てるじゃない?!勇気を出すんだ、勇気を!と思って、出そうとしたが、相手の視線に気づいて、心を読まれたと思い急遽変更するも、それも読まれるかもしれないから、と、考えたあげく、何も考えないことに決めたが、チョキは除外!と寸前で気づき、薬指だけ折ったパーを出して指を骨折する。ちなみに、その時に兄が出していた手はチョキ。


――――― 4ページ目 ―――――

病院にお見舞いにきた兄が、リンゴを持ってくる。「試合に負けて勝負に勝った」と決め顔をする弟。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ