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納骨堂の子供たち
閃きで書いたのでメッセージ性はない。ただ、それだと作品として不十分なので、内容を弄って何処かにメッセージ性を付け足したい。
納骨堂での赤ちゃん達の派閥争いを描いたお話、何も説明がなく、物語はヒロインの登場から始まる。納骨堂の中には、愛された赤ちゃんと、そうでない赤ちゃんとの派閥が存在する。主人公は、ニュースでも話題となった「置き去り系」の赤ちゃん。愛されず、憎まれず、母への強い拘りがないのでどちらの派閥にも入ることが出来ない。ヒロインは愛され側だが、派閥云々を知らず、主人公と仲良くなる。その後、大人になった主人の兄妹が納骨堂へ愛を届けに来てくれてクライマックス。主人公はその感情に涙して、ヒロインは、懐かしい感覚だとのほほん顔で眺める。