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女神が話す転生事情

第4話となります。

見ていただければ、うれしいです。

 女神との不毛な追いかっけこを初めて10分後、俺の中にある疑問が浮かんだ。

 あれっ、なんで俺、ルーミーナと追いかっけこなんてしてるんだ…よくよく考えてみれば、追いかけるのもおかしな話だよな。

 あーも、やめだやめだ。

 なんか、急に自分が恥ずかしっくなってきた。

 俺が立ち止まり、ハァハァ言っているとルーミーナが近ずいてきて

 「どうですか、気は済みましたか?もう、そろそろ疲れてきたので、本題に入らせてほしいのですが…」

 「ハァハァ、本題…?あ、そういえば俺を転生させた理由があるんだったけ?」

 「はい、思い出していただけて、なによりです…では、本題に入らせてもらいます。ずばり、あなたを転生させた理由は『あなたにある魔法を作ってもらう』ためです。」

 「なるほど。…で、その『ある魔法』とは?」

 「実は、私は胸を司る神なのですが…その…」

 ん?なんで、そんなに言いにくそうにしてるんだ…?

 「どうしたんだ、そんなに言いにくい理由なのか?」

 「いえ、そんな訳ではないのですが…すいません、そのある魔法とは『貧乳を巨乳にする魔法』です!」

 …え。この女神、今なんつった?

 「ごめん、もう一回言ってくれる?ちょっと、俺の耳がおかしくなったかもしれないから。」

 「わかりました。」

 そう言うと、ルーミーナはさっきよりも10倍位大きな声で

 「もう一回言います。あなたに作ってもらう魔法は『貧乳を巨乳にする魔法』です!」

 …うん。やっぱり、聞き間違いじゃなかった。

 とりあえず、わかることはこの女神がとんでもないこと口にしてるってことだな。

 「俺に作らせたい魔法はわかった。ただ、なんで、それを作らせたい訳?」

 「私は何を司る神と言いましたっけ?」

 「えーと、確か…胸を司る神だったけ?」

 「はい、その通りです。実はですね…この世界において、巨乳というものは存在しないんですよ。」

 「どいうこと?」

 「この世界の女性は貧乳が大半を占めているということです。」

 「なっ…。あの、俺の世界で『貧乳はステータスだ!希少価値だ!』とまで言わせた貧乳が大半を占めてるだと…」

 「そこを踏まえて、私があなたを転生させた理由について考えてください。」

 「ルーミーナが俺を転生させた理由…。はっ、そういうことか!理解したぞ」

 「はい!ご理解いただけてなによりです。」

 「では、こちらの契約書にサインをお願いします。」

 …契約書?サイン?

 それって、断ったらどうなるのかな?

 「ちなみに、これを断ったら残念ですが何もない天国に行ってもらうことになります。」

 わぁー、説明ありがと。まるで、こっちの思考が読めるみたいだね。

 「はい、読めますよ。」

 「えっ、読めちゃうの!」

 「いや、一応私も神ですからね。」

 さすが、神様。なんでも、ありだな…。

 「さぁ、サインしてください。それとも、何もない天国にいかれますか?」

 うーん、まぁ、乗り掛かった舟だ。

 「サインするとしますか。」

 そう言うと、俺は契約書にサインをした。

 「ありがとうございます。」

 俺が契約書にサインしたのを見るないやな、女神が満面の笑顔でそう言ってきた。

 や、やめてくれ。

 そんな満面の笑みを見せられたら、また尊みが限界点を超えて死んでしまうじゃないか。

 まぁ、この笑顔で死んでも文句はないんだけど…。

 「それじゃ、これで私の用事は終わりました。なにか、質問はありますか?」

 「うーん、あっ、そうそう。俺以外にもこの世界に転生した人はいるの?」

 「えーと、ちょっと待ってくださいね。」

 すると、ルーミーナはなにかコントロールパネルのようなもの確認して

 「今確認したところ、この世界に転生した人はあなたが初めてとなりますね。」

 「なるほど…わかった。ありがとう。」

 俺の後に誰か転生してきたら、どうやって見つけようかな。

 「一応、誰か転生した場合は天からの光の筋が見えますから、目印にしてくださいね。」

 …そういえば、君。思考が読めるんだったね。

 「他に、質問はありますか?」

 「いや、もうないかな。」

 「わかりました。…では、説明に関しては異常となります。もとの所にお返しいたしますね。」

 「あっ、最後に一つだけ。もう、ここに戻ってくることはないの?」

 「いえ、眠る際に『女神に会いたい』と願ってくれれば、来ることはできますよ。」

 「オーケー。ありがとう。」

 「では、また会える時を楽しみにしております。」

 「おう、俺も楽しみにしてるよ。」

 あれっ、急に瞼が重くなってきたぞ…。

 

 はっ、ここは。

 …元居た、部屋か。

 そういえば、まだ、カーテンも開けてなかったな。

 そう思い、カーテンを開けると、ちょうど昼頃だった。そして、そこには中世の建物が並んだ街が広がっていた。

 さーてと、荷物の確認も済ませたし、女神とも話をつけてきたから。

 外に出るとしますかね…

 

やっと、街に降りるとこまでいきましたね。

遅かったですね、すいません((+_+))

最後に、閲覧ありがとうございました。

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