表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生してスローライフ  作者: 白亜ネル
9/202

金貨の使い道

予定を早め投稿いたします。

予想以上に多くの方に異世界転生してスローライフを見ていただき、とてもうれしく思っております。

ちゃっかり3割増しが聞いてることに驚きながらもキラーベアーの素材を売却する契約書を交わし、素材と引き換えに金貨を受け取った。


金貨715枚というおそらく破格の臨時収入を得て、にやける顔を必死に抑え込んでいるとき

「あんたも冒険者ならパーティーを組んだほうが戦いやすいし生存率も高いだろう。パーティー組まないのか?」

とインチキ商人が声をかけてきた。

俺自身パーティを組んで楽に戦いたいとは思うが、報酬の折版や仲間割れの危険を推してまでパーティを行く観たくないというのが本音だ。

「さては、報酬や仲間割れを気にしてるんだな。だが、問題ないさ。奴隷を買えばいいんだ。奴隷なら人権も生殺与奪もすべて主人のもの、仲間割れも折半もおこらんよそれに、金貨715枚も持つより、頼りになる奴隷を買った方が今後のためだと思うがね。もし奴隷を購入する気があるのならば、これを持っていくと良い」

商人は茶封筒を机に置き、部屋を出て行った

話の内容と封筒の見てくれから推薦状か紹介状といったところだろう

「奴隷か...確かに、悪くないな。奴隷の相場はわからんが、715枚もあれば奴隷一人くらい買えるだろう」

そう考えた俺は、受付嬢のマキナから奴隷商人の店への道を聞いた。


どうやら奴隷商人の店は路地裏にあるらしい。冒険者の町と言えども一般市民もいる。そういった人たちへの配慮なのだろう。


「どうやらここらしいな...」

第一印象はかなりこじんまりとした、だがしっかりしたつくりの家についた。

一見するとただの民家だが、窓には鉄格子がハメられ、地下室もあるらしい

大きな扉をノックすると、すぐに奴隷商人が現れた

「いらっしゃまいせ、奴隷商、ラオ商会へようこそいらっしゃいました。どなたかのご紹介でしょうか」

「ギルドの商人から勧められてこっちへ寄ったのだ」

そういいながら商人の残した茶封筒を奴隷商人のラオに渡す

「豪商バルト様からのご紹介でしたか、ささ、中へどうぞ」

あのインチキ商人は豪商だったのか...今後も世話になりそうだ、そう思った

「迷宮探索に役立ちそうな奴隷はいるか」

「はい、迷宮探索奴隷から性奴隷まで、幅広く取り扱ってございます」

どうやら、迷宮探索だけでなく、性奴隷まで扱ってらしい、正直に言えば性奴隷を2~3人ほど買って帰りたいが、生憎と家がなく、性奴隷は戦闘ができないらしいので、迷宮探索の奴隷を見繕ってもらうことにした。

「バルト様のご紹介ということですし、こちらとしてもかなり質の良い奴隷を選りすぐりました」

そういいながら3人の女の奴隷を連れてきた。

どうやら、性奴隷という点に食いついたのがばれているらしく、全員女性、しかも性奴隷となることも認めているというのだ。

つまり、性奴隷と戦闘用奴隷が一つになった奴隷ということだ。

それぞれの奴隷を一人づつ買うよりは安いが、一人の奴隷として単価を比べると破格の金額となるらしい。俺は今715枚の金貨を持っており、迷宮探索奴隷を欲しているが、男として性奴隷も欲しい。

ラオとしても、奴隷は売れるのであれば、売れるうちに売っておきたい

互いの利害は一致しているようだ。

金額についてはあとで詰めるとして、一人ずつ話をするのが一番だろう。

「一人ずつ、面談の形を取りたいのだが可能か」

「もちろん可能となっております、しかしながら、こちらとしても万が一に備え警備の人間を一人、配置させていただきます」

確かに、個室で面談中に連れ去られては事だからな

ラオに連れられた4畳ほどの個室で奴隷が来るまで待つことにした



次回初めての奴隷が登場します

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ