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異世界転生してスローライフ  作者: 白亜ネル
73/202

仮眠

今回の内容は書く直前まで、ルナと一緒に寝る予定だったのですが、テレビに出ていた黒猫が可愛かったため急きょリサと一緒に寝ることになりました。

猫ってかわいいですよね

宿に戻ってきたが、やけに静かだ

「リサ、みんなはどうした。声が聞こえないが」

「皆寝ちゃったよ、朝か大規模な戦闘だったし、久しぶりの戦闘だったからみんな疲れちゃったんだと思う」

「そうか、リサは休まなくていいのか」

「私が休んだら、ここを守る人が居なくなるでしょ」

「そうか、別に休んでもいいぞ、俺が起きとくから」

「でも、それじゃご主人様にわるいよ」

目が若干垂れ気味で尻尾が揺れているので寝たいのは寝たいんだろうがあと一押し何かが足りない

「じゃあ一緒に寝ようか」

「分かった寝る、すぐ寝る、早く寝よ」

リサが落ちた、案外とちょろいもんだ

一応フロントに行き、仮眠を取るので、誰も部屋に通さないこと、夕食の準備ができ次第起こすことをお願いし、俺とリサは空いているベッドで眠りに落ちた


リサと一緒に眠り始めて2時間弱が経過し目が覚める。

腕に違和感を感じ布団を剥ぎ取ると、俺の腕にしがみつくようにリサが眠っていた

もう少しそのままにしておこうと思っただのが、視線に気が付いたのかリサが体を起こす

「ごしゅじんしゃま、おはよー」

「もうすぐ夜だよリサ」

「起きたときはいつでもおはようなんだよ」

「さっさと起きて、もうすぐ夕食だよ」

リサを起こし、リビングへ移動すると既にみんな起きていた

「ご主人様、リサと一緒に寝ていたんですか、ずるいです」

「リサお姉さまうらやましいです」

「カイウス殿、正妻であるフィリア殿は良いとして奴隷区別し可愛がるのはどうかと思うぞ」

「むー」

フィリアの腕にわずかながら電気が走った気がする。が、気のせいだろう

そうこうしているうちに、夕食の準備が整ったので下に来てくれと言われた。

どうやら夕食は部屋で準備できないため食堂へ移動する仕組みのようだ

誰が居るかもわからないので、皆一様に軽装備で移動を開始する

1フロア下へ移動すると、大勢の人が居た。どうやらビュッフェ形式で食事のようだ

俺達も列に加わろうとすると声が聞こえる

「カイウス様、VIPルームご利用の方の食堂はこちらです」

大勢の人が列を作る扉の横に金で装飾された立派な扉がある

「どうぞこちらへ」

男の後ろに付いて、扉の中へ入る

きらびやかな中にも優雅さがある、食堂のみの利用には惜しいくらい綺麗な部屋に真ん中に俺たちの人数分だけテーブルに椅子が並べられていた

どうやらこちらもビュッフェ形式のようだが、シェフが付いており食べたいものが無ければ希望通りの料理を作ってくれるらしい

料理はソテーやムニエル、サラダなど多岐にわたり、デザートも多く並んでいる

「皆好きなものを食べていいよ」

俺の一声でみんなが食べ物を選ぶ

が、若干1名すぐに引き返してきた娘が居る。リサだ

今回は肉がメインでリサの好物の魚はサラダに使われている白身魚と前菜のオイルサーディンだけだ

とてもじゃないがこれだけではリサには辛い

「すまないが、魚のメイン料理を何品か作ってもらえないだろうか」

「かしこまりました、どのような料理にいたしましょう」

「リサ、何が食べたい?」

「美味しいお魚、たくさん」

「今用意できる料理は何がある」

「本日は白身魚とエビと貝類がございます」

「なら、白身魚でムニエルと酒蒸しをエビと貝でスープを作ってくれ。少し多めに頼む」

「かしこまりました」

シェフがさっそく準備にかかる、流石の手際の良さだ

白身魚はスズキとヒラメのような魚、エビはロブスターのような大きなエビ、貝は蛤だろうか

スズキは酒蒸しに、ヒラメはムニエルになるようだ。エビと貝はブイヤベースのようなスープになるのだろう。

元居た世界では高校の時から料理屋でバイトしていたので料理の手際や調理方法にはどうしても目が行ってしまう。ある種の職業病だろう

リサの料理ができるまで俺も一緒に待つことにした。表向きはリサ一人で可哀想だという理由だが、本心はシェフの手際を拝見したいという思いがある

シェフも魚料理のオーダーが来ることを知っていたようで、事前にブイヤベースの元が作られていた。

オーダーから1時間ほどリサの料理が完成するまで、俺はシェフの腕をじっくりと見続けた




次回更新は、7月27日昼頃の予定です

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