神様版フィリア
今回はほのぼの回です
「私に何用じゃ、カイウス殿」
「君は、フィリアでいいのかな?」
「私に名はない、好きに呼ぶと良いぞ」
「じゃあフィリア、君に質問がある」
「答えられることなら答えよう」
「神である君にしかない記憶がある?」
「もちろんある、私が神として存在している時はすべて私だけの記憶だ」
「フィリアは夢として知ると言っていたが?」
「あれは私がフィリアが知っても問題ないと判断した者だけを夢として見せておるだけじゃ」
「じゃぁ、質問だ、君は神様なんだよね」
「愚問じゃな」
「気分を悪くしないでくれ、確認のためだ。じゃぁ、ルカという神を知っているかい」
「そもそも神に名はない、他のものから付けてもらったり、信仰されて初めて名がつくものじゃ。ルカと言う神は見たことはないが名だけは聞いたことがある。なんせ名持ちの貴重な神じゃからな」
「そうだったのか。ありがとう参考になったよ」
「残念じゃがもう限界じゃ。私もカイウス殿のことは好きじゃ。優しく誇り高く、分け隔てない。そんな性格じゃからな。また、呼んでくれると嬉しいぞ」
フィリアの体から電撃が消え、10分ほどしてからフィリアが目を覚ます
「私のことを詮索しようとしてましたね。そんなことをせずとも、直接私に聞いていただければすぐにお答えしますのに...」
どうやら神様モードのフィリアは記憶を隠ぺいしたらしい
「あんまり直接聞くのは恥ずかしいからね」
俺がそういうとフィリアが俺の胸めがけ飛んできた
小さく軽い体だ。
スタイルの良い普通のフィリアも可愛いが、幼女版フィリアも可愛い
prettyとcuteの違いだ。もとが可愛いとどう転んでも可愛い。
俺の太ももを枕に横になっているフィリアの頭を撫でていると、背後の気配に気が付く
「何やってるんだリサ」
「フィリアちゃんばっかりずるい。お嫁さんだからってフィリアちゃんばっかりと仲良くするのはダメ」
リサは短い髪を逆立て尻尾を振りまくっている。
まんま元居た世界の猫が取る威嚇の公道だ。この世界でも猫は猫だな
「リサもおいで、こっちが空いてるよ」
そう言って空いていた左の太ももをリサに与える
「尻尾を振るのをやめ真っすぐに立てて素早く移動する」
10分ほど頭を撫でていると、二人とも寝入ってしまったようだ。
スピー、スピーと可愛い寝起きを立て眠っている
リサはゆっくりと尻尾を揺らしながら眠っている。器用な娘だ
最初は気づかなかったがリサの尻尾はきれいに手入れされツヤツヤ。いつもは鎧や服で隠しているので、尻尾を見るのはこういった家でくつろぐ時だけだ
尻尾を触りたいが、以前飼っていた猫が寝ている間に尻尾を撫でたら暴れまわり二度と俺の前に甘えなくなった記憶があるのでやめておこう。
触らぬ神に祟りなし。嫌われたくはないからな
リサとフィリアの寝顔を観察しているとルナがやってきた
どうやら食事の用意ができたらしい
「フィリア、リサ、起きて、ご飯だよ」
「分かったよご主人様」
ありがとうございましたカイウス様」
二人が部屋から出て行く
俺も後に付いてベッドから立ち上がろうとした瞬間
足が思うように動かず床に転落してしまった
落下音にサーシャとルナが飛んできた
「ご主人様何事ですか」
「ご主人様お怪我は」
「ありがとう二人とも少し足がしびれてしまってね。肩貸してくれるかな」
「もちろんです」
二人の肩を借り、食事が用意された部屋へと向かった
日付を跨いでしまいましたがこれで、本日7月25日分は最後です
次回投稿予定は7月26日夕方です




