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異世界転生してスローライフ  作者: 白亜ネル
70/202

神様

今回はハイエルフ、特にフィリアに関するお話です

「いらっしゃいませ」

「一番いい部屋を2部屋頼む」

「当店の最上級クラスは最上階VIPルーム1部屋のみでございます」

「風呂とベッドはいくつある」

「浴槽付きのシャワールームが3部屋、ベッドルームが3部屋でベッドはすべてワイドキングサイズを2つでございます」

「食事はあるか」

「ご希望の時間にお部屋へお持ちいたします」

「奴隷が宿泊するが問題ないか」

「お連れ様の中に奴隷がおられるのでございますか?」

「俺とこの娘以外全員奴隷だが、どうだ。問題ないか」

「これほどの身だしなみに気を使われている方であれば何の問題もございません」

「料金はいくらだ」

「おひとりさま、白金貨2枚でございますが、大人数のでご宿泊ですので合計白金貨7枚に勉強させていただきます」

久々に3割引き効果を使った気がする。

「ではこれで頼む」

白金貨を7枚渡し鍵を受け取る

受付を担当した男がそのまま部屋へと案内してくれた

「お食事はいつにいたしましょう」

「準備ができ次第、昼食を持ってきてくれ、夕食は日没後、朝食はそちらの都合に合わせよう」

「かしこまりました」

去り際に男に金貨を渡す

必要ないのだろうが、旅行に行っていた癖でついつい渡してしまう。

まぁ、渡してダメなことはないだろうから気にしない。

幼女フィリアをベッドに寝かせ、リビングでくつろぐ

部屋に備え付けの飲料水や軽食はすべて金額に含まれているらしいので、みんなで軽く食事をする

リサの姿だけ見えないのだが、ルナ曰く、大切な武器なので使用後の手入れはおろそかにできないとこのとだ

103号鉄鋼はそんじゃそこらの砥石では研磨不可能なほど固く、あの程度の戦闘では刃こぼれ一つ起こらない。今度103号鉄鋼用の研磨剤をリサにプレゼントしよう。


皆で談笑していると奥の部屋からフィリアが出てきた

「カイウス、様、おはようございます」

「おはようフィリア、でもまだお昼。日付は変わってないよ」

「あ、そうなのですか、つい寝入ってしまったものだと持っていました」

「フィリア、質問なんだが、なんで体が縮んだんだ?」

「あの時使った魔法は、魔力解放という魔法です」

「魔力解放?」

「はい、保有する魔力を全て放出し、魔力の暴走を引き起こす魔法です」

「その魔力解放と幼女化と何の関係があるんだ?」

「魔力はエルフの体を維持するために必要なものです。人族は魔力が極端に欠乏すると倦怠感や疲労感が発生します。そのことはご存知でしょうか」

「ああ、知ってるよ」

この世界に来てキラーベアーとの戦闘で経験して死にかけたからな...

「エルフにも魔力欠乏障害があるのです」

「なるほどな、魔力を全部使ったから生まれたままの形に戻ったってわけか」

「はい、お恥ずかしながら」

「でも、なんで、あそこで使ったんだ、あれなら魔法連発しても勝てる状況だったはずだが」

「それは...その、カイウス様がお買い物に誘ってくださったので、可能な限り早く終わらせようとして、ですね...」

つまるところ、事の原因は俺ってことか

「ポーションで治らないのか」

「もちろん単なる魔力欠乏ですので、ポーションで治りますただ...」

「ただ?」

「魔力で体を再構成するのに睡眠を取らなければいけないのです」

「つまり、早くても明日の朝にしか治らないってことか?」

「はい、申し訳ありませんが、そう言うことです」

「まぁ、気にするな。それともう一つだけ質問がある」

「なんでしょうか」

「魔力解放をする直前、フィリアがフィリアじゃなくなった気がしたんだが、あれは何なんだ」

「あれも一応私です。電気バチバチの私のことですよね?」

「ああ、電撃を身にまとった状態だったな」

「あれは私であって私ではありません。エルフの国を治めるハイエルフには代々神が宿るいえ、神を宿したハイエルフでなければ国を治めることができません」

「神!?」

「はい、正確には神核と呼ばれる神の源のようなものです」

「それがなぜあの状況で出てきたんだ?」

「神核はハイエルフの体内に宿り、体の持ち主に必要とされた状況でした現れることがありません」

「例えば?」

「国家を脅かす戦時中や、非常事態が起こったときです」

どうやら俺とのお買い物は国家クラスの非常事態らしい

「俺との買い物が国家クラスの非常事態なのか?」

「非常事態のとらえ方はハイエルフの個体によって違います。喧嘩程度で出てくるときもあれば、戦争中にすら現れない個体もいます。もちろん、私にとって、カイウス様とのデートは国家クラスの非常事態です。なので神が出てきたのでしょう」

誰もデートなどとは言っていない。俺は買い物と言ったはずだ

「その神様とやらは、自分の意思でも出せるのか?」

「はい、もちろん可能です、ただし、時間的制約があります」

「制約?」

「はい、神が存在できる場所は豊富な魔力がある場所です。神は外から魔力を吸い存在を維持しますから」

「なるほど、神にも意思があり、記憶があるのか?」

「もちろん、あります、ですが、あくまでも私の体ですので、私の意に反することができません。記憶に関してもすべて私の夢という処理がなされ記憶されます」

「少し、神様を出せる?」

「はい、可能です、ただ、この環境だと5分ももたないでしょう」

「それでも構わないよ」

「分かりました」

フィリアが深呼吸すると全身に電撃が流れ、神様モードのフィリアに切り替わった



次回は少し、ルカが登場します。

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