エルク=ファルマス
今回は順序を入れかえて投稿となります
本来であれば物件探しの予定でしたが、物件探しと、王城での戦闘を入れかえております
「さて、多少強引な手段を取ったことをお詫びする。申し訳なかった」
「それで、目的はなんだ、現ガベリア国王 エルク=ファルマス」
「そう怖い顔をしないでくれたまえ。少しばかり私の望みを聞いて欲しいのだ」
俺達は物件探しに不動産屋へ向かい途中、半ば拉致気味に王城へ連行されたのだ
「その望みとやらによっては聞いてやらんこともない」
「貴様、口の利き方に気を付けろ、このお方は王都ガベリアを納めるファルマス伯爵であるぞ」
「まぁ、よい、あのような手段を取ったのだ仕方あるまい。私の望みは、貴殿らの持っておる武器じゃよ」
「報告によれば、貴殿らの武器はアーミーアントの甲殻をものともせず易々と引き裂いたそうじゃないか。その武器さえあれば、我が軍がさらに強くなる」
やっぱりか、そりゃすさまじい切れ味の武器があればだれでも欲しがるよな
「残念だがこれは譲れぬ、この武器は唯一無二のものだ」
「それならば、貴殿妻であるエルフを私に差し出せ」
「なぜ、フィリアなのだ」
「エルフの力は絶大、その力さえあれば他国をねじ伏せることができるのだ」
どうやら王都ガベリアの貴族様は他国を従えることしか頭にないらしい
「その要求も飲めないな、交渉は決裂ということだ」
「ならば....実力行使より他にないな。かかれ!!」
エルクの声により大勢の兵士が俺たちを取り囲む
「ファルマス伯爵、我が夫であるカイウス様に手を出すということは、エルフの国を敵に回すということですが、よろしいのですか」
「構わぬ、どうせ貴様の夫はここで死に、貴様は私に服従することとなるのだ」
「そう...ですか」
「やれ」
エルクの一声で兵士が距離を詰める
「一撃はくれてやるよ」
俺はの兵士の斬撃を掠る距離でかわし、皮膚に切り傷を付ける
「傷つけられちまったな。本当は争いたくないんだが、身を守る為に戦わせてもらおう」
俺がマチェーテを引き抜くと、俺の脇から黒い弾丸が、否、リサが兵士めがけて攻撃を繰りだす
「ご主人様を傷つけたお前ら許さない」
どうやら、リサはお怒りのご様子
リサを目で追っていると背後から大規模な爆発音が連続して起こる
「カイウス様に傷をつけるなんて、許さない、これはエルフ国への宣戦布告と判断し迎撃に移ります」
どうやらフィリアもご立腹のようだ。
全身に電気を走らせながら、兵士の群れに光の爆撃を行う。光の爆撃を交わした兵士はその場で氷漬けか暴風によって壁に叩きつけられている。
俺達が侵略者になったようなそんな気分だ。
リサとフィリアだけでなく、他の皆もご立腹のようで、容赦なく兵士を無力化していく。
時々、かなり鈍い音が聞こえるのだが、殺すなと言ってあるのでたぶん死んではいないだろう。
皆かなり奮闘しているが、流石王都と呼ばれるだけあり、無駄に兵士の数が多い。
長期戦は好ましくない。特にリサはスタミナ面を強化したとはいえ、スタミナが減れば動きが遅くなり反撃もされてしまう。
アリシアとサーシャに顔にも使えが見え始める
「なかなかやるようだが、所詮はこの程度、エルフは妃として迎えるとして、他の奴隷どもは良い駒となりそうだ」
本当は俺が手を下したくはなかったのだが、エルクの言葉に少し頭に血が上ってしまったようだ
「フィリア、みんなをまとめ結界で保護しろ」
「カイウス様?」
「良いから言ったとおりにやれ」
「はい」
「皆さんこちらに来てください」
フィリアがみんなを集め、囲うように結界を張る
「後は、俺がやるよ、フィリアも中に入ってなさい」
「嫌です、私も戦います」
「ダメだ、あいつの狙いはお前でもあるんだぞ。何かあったらどうする」
「それならカイウス様だって同じです、私はエルフである前にあなたの妻です、夫を危険は場所へみすみす送り出すことはできません」
「分かった、じゃあコレを飲め」
「これは?。ポーションでしょうか」
「試作品エリクサーだ、体力と魔力が全快する。何かあれば飲みなさい」
「ありがとうございます」
フィリアは渡した一本をさっそく飲み干すと体に電撃をまとわせ、腕を前に差し出した
次回も王城で戦闘です




