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異世界転生してスローライフ  作者: 白亜ネル
54/202

魔動馬車

今回は移動パートですね。

次回は新たな街で新たな出会いがあります

朝、目を覚ます。

あまり眠りがよくなかったらしく、まだサーシャが朝食の準備中だった。

「俺もアリシアを見習って鍛錬でも積むかな」

最近になり俺は魔銃ではなく、剣を主に使っている。

俺の剣の腕はほぼ100%スキルのおかげだ、全く鍛錬していない俺が毎日鍛錬を欠かさず行っているアリシアに勝ち続ければ、もしかしたらアリシアが剣の道を辞めるかもしれない。と思ったからだ。

まぁ、それは俺の杞憂だったのだが、それでも毎日続けている

以前は朝食を作ったりしていたが、最近は俺のすることがない。戦闘もリサとサーシャとアリシアがさっさと片付けて終了するし、料理もサーシャとアリシアが分担して行う。

残りの掃除や客人のもてなしなどはリサが行い、家一帯の警備をリサが受け持っている完全分業スタイルだ。

俺のやる仕事が一切ない、あるとすれば、ポーションや武器を作るくらいだ。

先日ラム伯爵からもらった書物のおかげで、金属を武器に加工することができるようになった。

今俺が振るっているマチェーテがその試作1号だ。

ミスリル、オルハルコン、ヒヒイロカネの配合分量を調節し、程よい強度のしなやかさを併せ持ちな尚且つ、魔力伝導性にも優れた武器を目標に武器を作っている。

俺のマチェーテは魔力伝導性を犠牲にし、強度を主に作っている。もちろん、固いだけでなく、しなやかさも併せ持っている。

試作マチェーテを振るっているとサーシャが朝食を知らせに来た。

朝食中に皆にこの町を出ることを伝える、次は、ドワーフの住むオルガという国に行くつもりだ。

王都ガベリアでもよかったのだが、どうやら途中寄り道程度の距離にオルガがあるため、ひとまずオルガに行く予定だ

ラムに旅立つことは伝えてある、選別として魔力によって動く魔動馬車と言う乗り物を貰った。

断るつもりであったが、みんなの体調面を考慮しありがたくいただいておく。


朝食後皆さっさと支度をして魔動馬車に乗り込む、馬車と名がついているが、外見はT型フォードを大きくしたような形で、馬車と言うよりは自動車に近い

俺が魔力を供給し操縦する、前方のデッキにはリサが、後方のデッキにはサーシャが座り、警戒に当たる。

数時間馬車を動かして、なぜ魔動馬車が流通しないのか分かった気がする。明らかに燃費が悪すぎるのだ。

俺はポーションをがぶ飲みで運転しているが、この世界にポーションをがぶ飲みできるほど財布が豊かな人間はいないだろう。

恐らく魔力1リットル当たり1キロも走らないだろう。

世界一燃費が悪いと言われるランボルギーニですらリッター3キロは走るし、ロータリーエンジンのRX8や7でもリッター5キロは走ったはずだ

もはや車ではなくディーゼル電車や戦車の域に達していると言えるだろう。

近いうちに魔力を液状にした電池やセルを錬金術で作ろうと考えつつ、オルガへと突き進む


予定を早め1話だけ夕方に投稿します、

残りは予定通り、日付変更あたりに投稿予定です

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