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異世界転生してスローライフ  作者: 白亜ネル
46/202

ルビトーの迷宮

なんとなく、噛ませ犬感のあるキャラを出したくて、急きょサヴィーニャ男爵(爵位は作中では描写なし)に登場してもらいました

朝、体のいたるところが重い

左腕にリサ、右腕にルナ、お腹にサーシャがすがるように眠っている。

アリシアは....少し距離を取って眠っている。まぁ、最初はこんなもんだよね


朝食はサーシャが担当する。

どうやら仕込みの関係で一番早くに俺から離れなければいけないため、少し不満そうだ

あとで頭でも撫でてあげよう

朝食を食べた後装備に着替え、迷宮へ行く

この町に所属する冒険者は少ないらしい、迷宮にもギルドにも人は少ない。

クエストをとりあえず確認すると....

「うわぁ、あったよ。水晶眼の依頼」

やはりここにもザールの手が回っていたか

ザールのことは忘れ迷宮へ行くことにした。

迷宮1~10層にはフロアマスターはおらず下に降りる階段があるだけだった。

11層からは少し気を張らなければいけない。

陣形はリサが先行し少し後ろにアリシアとサーシャ、最後方に俺とルナという布陣だ

あいも変わらず俺の出番がない。

アリスタの時は多少なりとも、戦闘があったのだが、アリシアの加入もあり俺は朝作っておいたサンドイッチを食べながら歩くだけだ。

このままだとやばい気もするが、仕方ない。

特に苦戦もなく11層、12層、13層と順調にクリアし階層を下へと進む。

11層はゴブリンとカーススクイッド フロアマスターはマジックゴーレム

12層はゼノマンティスとコボルト、フロアマスターはダークドラゴン

13層はゼノマンティスとコボルト、ゴーレム フロアマスターはブラックドラゴンだった

どれも以前戦ったことのある敵で、苦戦はおろか、まともな戦闘にすらなっていない。

14層はゴブリンナイトという武装したゴブリンと、ファングシーカーという鎧をまとった狼だ

ファングシーカーは動きが早く、ゴブリンナイトは武装している分攻撃が多りにくい。

かなり厄介な敵なのだが、

「アリシア、ファングシーカーの足止めを」

「ルナ、アリシアの援護」

「サーシャは私とゴブリンナイトの制圧」

リサが攻撃をかわしながら味方に指示を出す。

本来俺が指示を出すべきなんだろうが、少し後ろからサンドイッチを食べるだけだ。

少しづつ食べてるつもりだったがそろそろ無くなりそうだ。

サンドイッチがなくなったところで14層のフロアマスターが登場した

デモンスペルという、ヤギのような人のようなモンスターだ。

少し長い詠唱中は結界で攻撃を防ぐ、典型的な魔法職だ。

残念ながら、いくら結界を張ろうが、サモンプリーストで学んだ戦い方が通用するのであれば雑魚同然である

耐久が多いのと、俺が戦闘に参加してないということで時間はかかったものの、俺抜きでもデモンスペルは討伐可能なようだ

15層に降りてもよかったが、主に俺が退屈という理由で探索を中止しギルドへ帰還した

ギルドへ帰還すると、ガラの悪そうな4人組が居た。

出来ればかかわりたくなかったが

「その子たち俺によこしな、痛い目にあいたくなければ言うとおりにしたほうがいい」

まぁ、やはりというか案の定というか絡まれてしまった。仕方ないね、みんな可愛いんだし

名前はマリク=サヴィーニャ 貴族のようだ

「うちの大事な娘たちをおいそれと置いていくわけにはいかんね」

「お前、俺に逆らうつもりなのか、この町の大貴族サヴィーニャ家に逆らうつもりなのか」

居るよね、親の七光りで自分が強いと錯覚してる人

「別に逆らってはないよ。ただ、拒否してるだけ」

「お前調子に乗るなよ、武器だせよ、ぶっ潰してやる」

どうやら決闘は避けられないみたいだ

次回、噛ませ犬サヴィーニャと決闘です

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