サモンプリースト
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13層での狩りも、かなり安定している。
リサが前衛で敵の注意を引きつつ、サーシャがリサへ流れる敵を足止めし、ルナが遠距離から攻撃する
中々バランスの取れたパーティーだ。
今のところ、唯一注意すべきはコボルトの群れだろう
コボルトは知能を持ったモンスターだ。
背後に回り込んだり、陣形を組んで攻撃してくる。ごくまれに鎧どおしを狙ってくるコボルトがいるので、常にコボルトへ注意をむけつつの戦闘になる。
可能な限り、13層を早く切り抜けたいものだ。
13層へ入って2時間ほどがたち、何とか13層のボス部屋にたどり着いた。
「皆だいじょうぶ?」
「大丈夫大丈夫いけるよ」
「問題ありません」
「私も大丈夫です」
どうやらみんな問題ないらしい
皆に返答を確認したと、13層のボス部屋へ移動した。
13層のボスはサモンプリーストというモンスターだ。
サモンプリーストは先手必勝と言わんばかりに、数発の火球を飛ばしてきた。
どうやら、サモンプリーストはその名のとおり、遠距離攻撃主体の魔法職らしい。
「ルナ、相手は、魔法主体のモンスターだ、回避を優先しろ」
「分かりましたご主人様」
サモンプリーストが、再び詠唱に入る。リサが詠唱を止めに動くが遅かった。
リサへ向け数発の火球が飛ぶ
どうやらサモンプリーストは、詠唱がほぼ無いと言えるレベルらしく、詠唱を妨害するのは不可能らしい。
サモンプリーストへ向け、バインドを放つが、効果が無いようだ。
コンビクションも数回使ったが、目を張るほどの威力にはならない。
「リサ、こいつに聖属性の魔法は通りが悪い、回避を優先して回復にまわれ」
「分かりました」
威力がほぼない魔法を連発しても魔力の無駄なのでリサには回復に回ってもらう。
リサが、攻撃しようとした瞬間、リサの足元に魔法陣が現れる
「リサ、後ろに避けろ、足元に何か来るぞ」
リサが後ろへステップで回避した瞬間、魔法陣から氷の柱が飛び出してきた
リサが回避すると、サモンプリーストは、周りに複数の魔法陣を展開する
魔法陣からは、オーガヒェンとマジックゴーレムが現れた
「召喚する神官かよ。めんどくせぇな。リサとサーシャはプリーストを狙え。俺が雑魚を一掃する」
そういうと俺はオーガヒェンとマジックゴーレムをバインドで縛り、コンビクションで倒した。
リサとサーシャが善戦しているが、体力はまだほぼ100%残っている。
「ご主人様、こいつ攻撃が通ってないみたいなんだけど」
「リサお姉様の言う通りです、攻撃をする瞬間何かに弾かれているような、そんな感じがします」
物理攻撃カットの魔法か、もしくはそういう体質だろう
「サーシャ、少し下がれ、風の魔法を使ってみろ」
「分かりました、リサお姉様あとはお願いします」
サーシャはそういうと、詠唱をはじめ、風の刃をサモンプリーストに向かって飛ばした。
「サーシャ一番威力の強いやつを頼む」
「分かりました、少しだけ時間がかかるので待ってください」
サーシャはそう前置きすると詠唱を開始した、10秒ほどで詠唱が終わり、サモンプリーストを風の球体が取り囲む。その直後、爆音を伴い球体が炸裂した。
コンビクション2発程度の威力か、それならばコンビクションを連発したほうが早いな。
そう思ってときだった
「ご主人様、こいつ結界で攻撃の威力弱めてるよ、さっきの爆発の時一瞬だけ結界が見えた」
「よくやったぞリサ」
どうやら攻撃が通らないのは結界の影響だったらしい。問題は、どうやって結界を解除するかだよな
「ルナ、結界って何なんだ」
「結界は簡単に言えば魔法を具現化させた盾のようなものです。生成時に魔力を大量に使用しますが、一度生成してしまえば、完全に破壊されない限り、修復されていきます。
戦士や騎士は盾を持つことで、後方の魔法職は結界を張ることで、防御力を確保します」
どうやら結界は魔法らしい。
魔法ならどうにかなるかもしれんな
俺はそう思いつつ結界を解除する作戦を練った




