契約
迷宮入りの予定でしたが、サーシャのメイド服への伏線パートを割り込ませました
ピンク色のツインテールでメイド服。
凄く有りだと思うんです。
絵は下手くそなので書けませんが....
錬金術で疲れて眠った俺は、朝早く起き、風呂に入っていた。
ゆっくりと足の延ばせる風呂は良い。
そうしみじみと感じながら、風呂につかり疲れを癒す。
風呂から出て、部屋へ戻ると、サーシャが居た。
「どうした、サーシャ何か用?」
「あの、ご主人様、私を、ご主人様の奴隷にしてください!」
そういえば、サーシャとはまだ契約を結んでいなかったな...ということを思い出した。
「別に契約しなくてもここに居ていいんだよ」
「嫌です、契約すれば私はご主人様の物になります。今の私は宙ぶらりん。ご主人様の近くに居るだけです。ルナも、リサも奴隷でご主人様とつながってるのに、私だけご主人様とつながってないのは嫌です」
どうやら、奴隷になるということで、俺とのつながりを感じるらしい。
サーシャにまっすぐな目を向けられ、嫌とは言えなかった。
短い間に強くなったな....
娘の成長を感じる父親のような気持ちを抑え、サーシャを奴隷商人へ連れていくことにした。
流石に早朝ということもあり、人はまばらだ
空いているか心配だったが、扉をノックするとすぐにラオが出てきた
「おや、これはこれは。本日はどのような御用兼でしょうか」
「この娘を私の奴隷にしたいのだが」
「かしこまりました、どうぞこちらへ」
ラオは何も聞かず、以前ルナとリサと奴隷契約を結んだ部屋へと招き入れる
「何も聞かぬのか?」
「奴隷の生まれや経緯については聞かぬのが、奴隷商人の暗黙の了解でございますゆえ」
なるほど、出所が知られては困る奴隷もいるということだな....
あえてラオに聞くまでもないだろう
「それではカイウス様お手を」
俺が右手を出すと、契約は終了し、サーシャは俺の奴隷となった
本来契約に料金は発生しないが、今後の付き合いのため、銀貨を1枚渡し店を出た。
家に帰ると、ルナが朝食を作っていた。
珍しくリサもお手伝いをしている。
どうやら、俺の部屋に忍び込んだものの俺がおらず部屋から出るところをルナに見つかり、反省の奉仕活動中らしい。
「お帰りなさいませ、ご主人様。今朝は早くからどちらに?」
「サーシャを俺の奴隷にするために契約をね」
「ルナお姉様、リサお姉様。改めてよろしくお願いします」
「アーシャどうしたの。急に呼び方を変えて」
「今までは一緒に暮らす仲間でしたが、今日から私は2番奴隷ですから」
どうやら奴隷にも序列があり、先に奴隷になった者のほうが序列が上になるらしい。
どんな時でも切り替えがしっかりできるのはサーシャのいいところだ
「これからはお姉さま方の足を引っ張らないようご主人様にお仕えします」
サーシャが頭下げる。最敬礼という、最も頭を深く下げるあれだ
一番幼い見た目と、てきぱき働く姿に、メイド服を着せたくなった俺は、誓ううちにサーシャ用のメイド服を作らせようと心に決めたのだった。
次回こそ迷宮へ行きます




