錬金術
今回は錬金術です
錬金術と言えばポーションという作者の勝手なイメージがあるので今回はポーションを作ります
屋敷に帰宅後は、以前ギルドマスターのマリアに譲ってもらった錬金術の設備の点検を行い、実際に錬金術をやってみることにした。
「ご主人様、本当に怪我はないんですよね」
ルナが心配そうに声をかけてくる。
3人とも錬金術という響きに不安そうな顔をしていたためルナが代表して監視に来たんだろう。
「大丈夫だよ、怪我とかはないと思うから」
「でも、錬金術は失敗すれば命にかかわると聞いたことがあります。そこまでしたやる必要はないと思います」
どうやら、錬金術は命に係わるらしい
「心配するなって、ギルドマスターが錬金の書物も一緒に送ってくれてるから失敗はしないよ」
一度でも成功すれば錬金の極意が解放されるはずだし、一度解放されればそのあとはもう安心だ
まずはもっとも簡単な、魔力結晶を作ってみることにした
魔力結晶は、文字通り魔力の塊で、コアから生成する。
魔力結晶はほぼすべての錬金術のレシピに要求される重要な素材だ。
それゆえに、腕が問われる。錬金術の入門と言えるだろう
必要な素材はモンスターのコアを数個だけらしい
木製の机の上で、コアを粉砕し粉にする
その後その粉を水瓶に入れ、水を加え、魔力を込める
最終的に水が無くなっていれば魔力結晶の完成らしい。
魔力を込めるというのがいまいちわからなかったが、とりあえず水瓶に手をかざし、マジックパスの容量で水瓶に魔力を流す。
すると、水瓶が小刻みに震え、水位がどんどん減り最終的になくなってしまった。
水瓶のそこには紫色の小さな石が残った。
それと同時に、錬金の極意を解放した
「これが魔力結晶らしい」
「すごいです、ご主人様、3属性魔法使用者の上に錬金術までできるなんて、すごすぎます」
ルナが俺をほめちぎってくれる。
次に魔力結晶を使い、魔力ポーションを作ってみることにした。
どうやら錬金の極意は、錬金術の成功率を高め品質を向上させてくれるらしい、おまけにレシピを見なくても頭の中にレシピが浮かんでくるという便利機能付きだ。
魔力回復のポーションは、魔法職が多いおれのパーティーにとっては非常にありがたいアイテムだ。
市場価格は下級魔力ポーションですら金貨5枚というおふざけ価格だが、自分で作れるなら大量に使用できる。
魔力ポーションはさっき作った魔力結晶と水を水瓶に入れ魔力を流すだけらしい、魔力結晶は砕くという記述がなかったため石のまま突っ込んでみたが、水瓶の水は変化しない。
追加で1つ、2つと魔力結晶を投入していくと、徐々に水瓶の水の色が変化し、やや赤みの強い紫色に変わった。
どうやら、魔力結晶には変化させることのできる量の上限があるらしい。
こればかりは経験で把握するしかないようだ。
完成した魔力ポーションをガラスは金属製の水筒に入れてやる。
ガラス瓶でも良かったが、戦闘時に割れてしまってはもったいない。
スキルで確認すると、中級魔力ポーションとなっていた。どうやら魔力結晶を入れ過ぎたようだ
まぁM大は小を兼ねるというし問題ないだろう
ルナにカースドレインを使い魔力を吸い取る。
極限まで魔力を吸い尽くした後、魔力ポーションを飲ませると、魔力が全回復した。
どうやら、今のルナのレベルだと中級魔力ポーションでも十分のようだ。
送ってもらった水瓶5つのうち3つに魔力ポーションを作り、蓋を閉めておいた。
一応俺用にも魔力ポーションをガラス瓶に入れ3つだけ鞄に入れておいたが使うことはほぼないだろうな
これで、パーティーの魔力問題は解決だ
もともとマジックパスによる魔力供給で事足りていたが、マジックパスは一人にしか行えず効率が悪かったのだ。
各自が自己回復できる手段を持てば、その分だけ俺も敵殲滅に集中できるということになる。
悪いことではないだろう。
ルナ曰く、味はやや癖のある味らしいので今後は味の問題を解決しようと思う。
錬金術を行うと妙に疲れるため、風呂は朝はいることにして今は寝よう。
そう決めた俺は部屋のベッドで眠りについた
次回は、迷宮に行きます




