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異世界転生してスローライフ  作者: 白亜ネル
24/202

魔銃 (ルクシオン)の力

今回で本日の投稿文は最後となります

投稿時刻を守れず申し訳ありませんでした

お祭りの後も、カイウスはアーシャとダンジョンへ行ったり、買い物へ行ったり、料理を作ったり、いろいろなことをして楽しんだ。

そんな日の夜のことだった。

「あの、少しお話よろしいですか」

アーシャが控えめに俺の部屋へやってくる

「ご主人様は、あの...いえ、何でもありません」

アーシャが何かを言おうとするが言いよどむ。

「何かは分からんが、今日は眠いんだ、明日はルナもリサもいないから、明日の夜おいで」

そういって、アーシャを部屋に戻し、俺も眠りについた。

「言えなかった...ご主人様に、逃げてって、危ないって言えなかった。私のせいでご主人様が....」

部屋に戻ったアーシャは布団の中で泣いていた。


次の日

「ルナ、リサ、今日は一日研究で忙しいから、これで遊んでおいで、宿は適当に取っちゃっていいからね、明日の夜まで帰ってこないように。いいね」

そういって二人を屋敷から逃がすと、俺は自分の部屋に向かった


その日の夜、ベッドに横になる。

キィーという扉の開く音が聞こえる。

誰かが足音を消して近寄ってくる

俺の近くへ来る

チャキッと刃物がシースから抜かれる音が聞こえる。

「ごめんなさいご主人様」

その声とともに、俺の胸元にナイフが振り落とさ...れない

「できないよ、私にはできないよぉ。ご主人様を殺すなんてできないよぉ」

アーシャはその場に泣き崩れた


アーシャが泣き止み落ち着くまで背中を撫でてやる

「なんで俺を殺そうとしたのかは聞かない、なぜ殺さなかったんだ。俺を殺せば、お前は自由になれるんだろ?」

聞かなかった理由はすでに知っているからだ。

「最初はご主人様の武器を奪うために接近しました。最初に私に絡んできた男たちも仲間でした。最初の目的は武器を奪うことだったんです、でも、私が失敗したから、殺して奪わなきゃいけなくなって、でも、私ご主人様を殺したくなくて、本当は目的のためだったけど、いつの間にか本当に家族になった気がして、本当の目的も忘れて、ぞれでっ」

「知ってるよ、全部。アーシャの本当の名前がサーシャだってことも、主に定期的に連絡を取ってたことも、俺の武器を狙って屋敷に来たことも、最悪の場合俺を殺さなきゃいけないってことも全部ね。だからこそ、アーシャに必ず使う時が来るって言ってナイフを渡したんだ」

「じゃあ、ご主人様、全部知ってたの?知っててなんで追い出さなかったの?」

「さぁね。なんとなく俺は気分屋だからね」

「まだ私はあなたのそばにいていいの?。こんな私でも?」

「アーシャが居たいならそれでも構わないよ」

「それは困るなぁ....」

突然聞こえた声にアーシャはその場でうずくまる。

「バ、ロン様」

どうやらアーシャの所有者はこいつらしい

「サーシャ、あとでお前は、アビス送りだ。だがその前にまず、カイウスお前を殺す。お前を殺してルクシオンを手に入れるんだ」

バロンが俺に向かって走ってくるように見えた

だが、バロンは次の瞬間俺の背後に回っていた。

「その程度か、カイウス」

バロンが俺の銃に手を伸ばし、俺から銃をぶんどった

その瞬間、バロンがとても人のものとは思えぬ声をあげ倒れた

「君の意識したものが武器になる。形を作った武器は二度と形を変えることはなく、君の元を離れることもない」この世界に来る直前ルカが言っていた内容が頭をよぎる。

「決して俺の元を離れることがない...か」

気づくとバロンに奪われたはずの銃は俺の手元へと移動していた。

バロンはすでに息絶えていた。

バロンを倒したがバロンの所有するスキルを奪えてはいなかった、しかし、ログにはバロンの奴隷サーシャを所有しました

とログが表示されている。

「アーシャ、いや、サーシャ、バロンは、お前の本当の主は死んだ、これからどうするかは自分で考え自分で行動しろ、二度と躊躇うことがないようにな」

気づけばもう空が白み始めていた。

「---たいです。居たいです。サーシャもご主人様と一緒にいたいですもう一人は嫌です」

無事サーシャを解放することができたが、今度は俺の負担が増えてしまった。

まぁ、女の子一人増えたところで問題ないだろう。

そう心に言いきかせながら屋敷へと戻った

次回はみんなとともに迷宮探索です

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