メイズマンティス
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朝、大量の本に囲まれたベッドで目を覚ます。
この家の元主が残していった魔法関連の書物や錬金術の書物を片っ端から読んでいたが気づいたら眠っていたらしい。
廊下のほうから、卵の焼ける良いにおいがする。
ルナが先日の夕食に続き今日の朝食も気合を入れて作っているようだ。
どうやら、リサは料理は得意ではないらしい。
朝食はトーストに目玉焼き、焼き魚という日本風の朝食だ。
違う点は魔物の素材を使っているということだ。
小麦はメイズウィート、卵はソングバードと呼ばれる鳥の卵、魚はマーマンの素材だ。
「今日は迷宮に行こうと思う。無理せず、異常があればすぐ伝えること。これは命令だよ」
無理しないように命令で縛り、地下迷宮へと向かった。
早朝ということもあり、迷宮も人が少ないようだ。
リサが先行しその後ろを俺とルナがついていく陣形だ。
俺も前衛でよかったのだが
「ご主人様に危険があってはいけません」とリサが許してくれなかった。
「敵がこの先にいるようです」
とリサが忠告してくれる
鷹の目で把握はしていたが、リサにも探知能力があるらしい、数と種類はわからないらしいがそれでも十分な能力と言えるだろう。
少し歩くと、敵もこちらの存在に気づいたらしく、襲い掛かってきた。
グリーンワームという芋虫型のモンスター3匹とメイズマンティスというカマキリのようなモンスターだった。
リサがメイズマンティスに近づき、逆手に持ったナイフで関節を切り裂いた
最初に出会ったときリサが言っていた、回避には自信があるというのは嘘ではないらしく
次々来る出されるメイズマンティスの攻撃を回避しながら、関節を攻撃している。
グリーンワームはファイアボールでさっさと焼き払い、リサのマンティス狩りを見学していた。
それから2分ほどでリサはメイズマンティスを八つ裂きにした。
リサがメイズマンティスの体から宝石のような石を取り出し、俺に渡してきた。
「メイズマンティスのコアです」
とのことだ。
コアは迷宮で生成される言って以上の強さのモンスターなら必ず持っている素材で、かなり高額で取引される素材だらしい
というもの、コアは大量の魔力を秘めており、それを原料に道具を作ったり、魔道具を作ったりするため、数がいくらあっても足りないのだ。
また、理論と作り方さえわかれば自分でもコアから武器が生成可能なので、そういった人たちの影響もあって価格が崩れないのだそうだ。
その後も、マンティスとグリーンワームを狩り続け、俺はレベルは20、ルナとリサは18になっていた。
戦闘している間に、フレイムボールとファイアストームという魔法を習得した。どうやら魔法を使っていくことで練度が上がり新しい魔法が習得できるシステムのようだ。
一方銃術というスキルはいくら撃っても解放される気配がない、どうやら、別に解放条件があるらしいのでまた別の日に実験するとしよう。
連戦の影響か、リサの被弾も若干ではあるが出てきたため、今日の探索は終了し、コアを換金しようとギルド入り口へ帰還した。
帰還魔法を使うと???スキルワープが使用可能になりました。とログに表示されていた。
魔法についてはひとまず置いておいて、ギルドの換金所で今日獲得したコアを全て売却する
コア50個で銀貨100枚とのことだった。
「一つ銀貨2枚か、あの弱さを考えると序盤の資金はマンティス狩りで稼げるな」
と思っていると
「この戦果はお一人でしょうか」
と聞かれた
「俺一人ではない、俺の連れ2人とともにやったのだ」
周りの空気が妙にざわついている
どうやら、マンティスは素人が狩るには甲殻が固く、関節を狙おうにも攻撃が素早く避けにくいため、素人殺しの異名を持つらしい。
そのマンティスを一回の迷宮入りで50匹も討伐すればどうなるか....答えは期待の新人としてギルドマスターの元へ送られる。だ
案の定ギルドマスターの元へ連れて行かれ、お話をすることになってしまった。
主人公の名前についてですが、
友人にこの本を読んでもらったところ「カイウスどっから出てきた!!」と盛大に突っ込まれてしまいました。
もしかすると主人公の名前を初期のプロット通りユーマに変更するかも知れませんので、ご留意願います




