衝撃の事実
こういう服やアクセサリー、ジュエリーのお買い物シーンを書いていると、頭にイメージが浮かぶけど、いざ絵を描こうとするととんでもなく悲惨な絵になるんですよね
各話ごと、もしくは数話で1枚の絵を一緒に投稿できたらいいな...
と最近思いながら小説を書いています
「あ、ご主人様、お呼び立てして申し訳ありません」
サーシャが大量の服と格闘しているのが見える
「サーシャどうしたんだ?」
「実はですね......」
「つまり、いざ服を見に来たは良いが、メイド服が一番に合っているし着心地がいいと?」
「はい....」
まぁ、当然と言えば当然だろうな。
この店に並んでいるものは高くても金貨200枚程度、対してサーシャのメイド服は1着金貨900枚程度するのだ
価格にして4倍以上も違う。金額だけでなく使用している素材もすべて超が付くほどの高級品だ
「なら、サーシャ。メイド服に欲しいアクセントやデザインはないかい?」
「メイド服に...ですか?」
「そうだ、あのメイド服はこの店に仕立ててもらったもので、今日新しく何着かお願いしたんだ。今なら変更しても間に合うからね」
「そうですね....少し丈が短い方が私的には嬉しいです。膝下が隠れる程度がいいですね。くるぶしまで長いといざというとき戦いにくいですし、かと言って短すぎると品が損なわれてしまいます」
従者の身なりで主人の成りがわかる。少し前の買い物で俺の言った言葉を真に受けているようだ
ミニスカメイドもありだと思うんだがな....
「長さを短くするなら、後で切って調節してもらえる。他にはないか?」
「では、もう少し、胸元がゆったりとしたものがいいです。今の服は少し胸が窮屈で...」
サーシャのメイド服の採寸はリサを基準にしたものだ、身長や体格、胸の大木さんかがパッと見同じだったため、連れてきて採寸したのだ。
念のために、胸周りだけは採寸サイズよりも少しだけ大きめに作ってもらったのだが、それでも少し窮屈とは.....
下手な妄想はやめておこう
「なら、サーシャで改めて採寸してもらうほうがいいな。付いておいで」
「いかがなさいましたか?」
「何度もすまないが、つい先ほど頼んだ服のサイズは彼女に合わせてくれ」
「かしこまりました、担当のスタッフを呼びますのでしばらくお待ちを」
5分ほどして女性のスタッフが現れた
「ではこちらへどうぞ」
「サーシャ、服の細かいオーダーは全部聞いてもらえるから、遠慮せずに言っておくんだよ」
サーシャは店の奥へと消えていった
しかし、サーシャが隠れ巨乳だったとは.....あ。まぁ、リサがちいさ、いや控えめなだけなのだがリサより大きめに作って窮屈...うーむ、普段はさらしでも巻いて縛ってるのか。実に興味深いな
などと言うゲスな考えを巡らせている間に、サーシャが戻って来た
「以前仕立てた服もお嬢様が着られるのでしたらこちらでサイズの再調整を行いますが、いかがいたしますか?」
「サーシャどうする?」
メイド服はサーシャのプライドそのものだ、こればかりは俺の独断では決められない
「必要ありません、確かに少し窮屈ですが、あれはご主人様が初めて私にくださった服です。あのままがいいです」
「かしこまりました、新しいものは来週にはすべてが出来上がる予定です。また、お時間のある時にお寄りください」
「分かった。ではまた後日寄せてもらうよ」
「ありがとうございました」
俺達は店員に見送られながら店を後にした
「なぁ、サーシャ、欲しい服がどうこう言ってたのに、どうして買わなかったんだ」
「確かに、欲しい服はありました、でも、今は着れないんです」
「どうして?服なら自分の都合で好きな時に着ればいいだろ」
「そう言うわけにはいきません。いつか、本当に胸を張って着られるときに、あの服は自分で買おうと思います。それに、私にはご主人様がくださった服があります。あれを着ていると私が私でいられるような気がするんです」
「そうか。まぁサーシャがそう言うならそれでいいさ。お腹空いてるなら何か食べて帰ろうか。もう日が落ちるしさ」
「いえ、夕食は皆で食べましょう。皆で食べたほうがおいしんですよね?」
以前サーシャに俺が言ったセリフだ
「その通りだ、さっさと帰ろうか、たぶんルナが待ってる」
「そうですね。ルナお姉さまなら待ってると思いますから」
俺はサーシャの手を引いて世界樹へと飛んだ
次回は、久々の迷宮入り&あの集団が再登場です




