王都で服選び
8月15日に指定して投稿したつもりが、何を血迷ったか9月15日を指定しておりました
投稿を待っていた方々、お待たせしてしまい申し訳ありません
「次は服だ、服。服を買いに行くぞ」
「どこでもお供致します」
「何を勘違いしてるのか知らんがお前の服だぞ?」
「え?。でも私、ブレスレットを買っていただいたばかりです」
「それはそれ、これはこれ。ブレスレットはブレスレットだ。今から買いに行くのは服なんだから、ブレスレットは関係ないぞ」
あまりにも横暴な回答だが、無理にでもサーシャには服を買ってもらつもりだ。
いつもメイド服ばかり、仕事が無くともメイド服のサーシャには私服と言えるものが無い。
皆は、買い物のついでや外出の時、一緒に複を買ってあげたりしているため、それなりには持っている
だがサーシャは違う。サーシャは皆と外出するときも家を守るだの、食事の仕込みだのと言って付いて来ないので、服を買ってあげる機会が無い。それに好みや趣味がわからないため、買って帰ることもできない。サーシャならばどんな服でも切るのだろうが、せっかくならサーシャの好みの服を着せてやりたいのだ。
「最初に、失礼を承知で質問してもよろしいですか?」
「なんだ?」
「本当に買っていただけるのでしょうか」
「俺が買ってやると言ったら買ってやる、お前俺を疑ってるのか?」
「いえ、そんなわけではありませんが、実は以前から欲しい服がたくさんあって....」
どうやらサーシャもファッションに興味が無いというわけではなく、単に優先順位が低かっただけのようだ
「いくらでも買ってやるさ」
「ありがとうございます。感謝します」
サーシャと二人で歩くこと10分弱、王都最大の呉服店へとやって来た
以前サーシャのメイド服を仕立ててもらったのもこの店だ
「ほら、サーシャ、見ておいで」
「あの...ご主人様は」
「少し俺も見たいものがあるからね、後で追いつくよ」
「分かりました」
サーシャは俺に一礼すると店の奥へと消えていった
俺も俺の目的を果たすとしようか
「いらっしゃいませ、カイウス様、本日はどのような御用兼でしょうか」
「以前仕立ててもらった服の生地が薄めの物を5着ほど、それと、以前と同じものを3着ほど新しく仕立ててほしい」
「かしこまりました。生地はどういたしましょうか」
「生地は以前と同様最高級品で頼む、金額に糸目は付けん。とにかく質の良いものを頼む」
「ありがとうございます、代金は追って請求させていただきます」
「分かった、最後の服と一緒に送ってくれ」
「毎度お引き立ていただきありがとうございます」
この店はガベリアの王家も大代利用する歴史ある店らしい、価格も一般庶民が買えるものからそれこそ国王クラスの者にしか手が出せないような価格までさまざまだ。服もオーダーメイドで仕立ててく、細部までオーダーが通るため非常に人気のある店らしい。
サーシャの着ているメイド服も俺の記憶とこの店のオーナーの知識や予想によって誕生したものだ
「失礼いたします。お連れの方がお呼びでございます」
ん?サーシャが俺を呼ぶとは珍しい。まぁ、行ってみるとしよう
次回もお買い物です




