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異世界転生してスローライフ  作者: 白亜ネル
102/202

サーシャと買い物へ

ティーセットって実際に買ったことあるんですけど、一式そろえるとかなりの金額ですよね

でも使うのは一瞬ですぐに使わなくなっちゃうっていう....

今度また入れてみようかな

ミリスはうまく皆に溶け込んでいるようだ

ルシはまだ、少し皆との間に溝がある気がするが、少しづつ溶け込みつつある

最初はぎすぎすした関係で俺も思わず動こうかと思ったが、サーシャがうまく場を取り持ってくれたおかげで、現状に至る

先日の約束と今回のルシの対応に感謝を込めサーシャと買い物にでも行こうと考えていた

朝食はいつも通りサーシャに任せてあるが、それ以降はルナが担当する。

ルナの仕事ぶりも大分上達しサーシャまでとはいかないが、十分なメイドさんとして戦力になっている。

そのおかげでサーシャの代わりを務めることも多くなっている。出来ればサーシャとルナで仕事を半々に分担してほしいが、それはサーシャが譲らないんだろうな....

などとイロイロ考えているとサーシャがやって来た

「ご主人様、お呼びでしょうか」

「サーシャ、これから時間はあるかい?」

「はい、仕事はルナお姉さまがやってくださいますので」

「じゃぁ、前に行ってた買い物に行こうか」

「はい。分かりました。え?」

一瞬肯定し、言葉の意味を再考した結果、短時間フリーズしたようだ

「よろしいのですか。私なんかが、ご一緒しても」

「別にダメな理由が無いだろ。ほら、着替えておいで、もうすぐ出るよ」

40秒で支度しな!!と言いたかったが、女性に対して40秒で着替えろと言うのは無理難題である

2時間ほどして、サーシャが私服に着替えてやってきた

メイド服は仕事着だから着ちゃダメと釘を刺したので、服選びに時間がかかったのだろう

「お待たせしてしまい申し訳ありません」

「良いよ。着替えて来いって言ったのは俺だし。んじゃ、行こうか」

「はい、よろしくお願いします」

サーシャがぺこりとお辞儀をする

ルナたちには夕食を食べて帰ってくると伝えてある。

その時のフィリアの顔がとてつもなく恨めしそうだったが、見なかったことにして出てきた。

今度はフィリアと買い物にでも行って、罪滅ぼしでもするとしよう。よくよく考えてみれば嫁だというのに二人きりで買い物や食事に入ったことがないからな....と今までの行動を反省したりもする

「あの、それで今日はどこへ?」

「とりあえず、呉服店に行こうか。サーシャの服をいくつかと、メイド服を新調しなきゃね」

「私はたまに服を買ったりしてますし、メイド服も以前いただいたものがまだ....」

「嘘は良くないな」

皆には不自由してほしくないので、毎月金貨を1枚づつおこづかいとして渡している

自由に使っていいと言っているので、みんなそれで服や食べ物、嗜好品を購入している

もちろん必要なものはこっちから買い与えるのだが、それ以外にも欲しいものがあるだろうからという理由で渡している。

リサは主に食べ物、ルナは衣類、アリシアは武芸書を買っているようだ

だが、サーシャは渡したお金を貯めて俺のティーセットを購入したらしい。それも今まで渡したお金全てにリサからも借りてやっと手が届く金額の物らしいかった

ティーセットが変わったことには俺も気が付いていたが、てっきりフィリアのものだとばかり思っていたが、先日リサにお金を渡しているところを見てしまい、リサからすべてを聞いて初めて知った

「ティーセットが自分に必要なものなのか?」

「あぅ~。どうしてそれを...リサお姉さまですか」

「別に買うなと言ってるわけじゃない。だけどもっと自分のために使ってくれ、ティーセットなんかじゃなく、服とか食べ物とかさ」

「私にとって、ご主人様に入れるお茶ほど重要なものはありません。命に代えても守りたいものなんです。そのひと時をともにする道具も自分の手で購入したものがいいんです。私にとって、ご主人様にお茶を入れるティーセットは命と同じ、それ以上の価値のあるものなんです」

どうやらサーシャなりのプライドあってのことらしい

「サーシャの気持ちは良く分かった。で、あのティーセットいくらしたんだ」

「金貨11枚です」

「本当に全額使ったんだな....」

「はい....」

「ルナにいくら借りたんだ」

「金貨3枚です」

おかしい、計算が合わない

俺がお小遣いを渡したのは6回

その全額+ルナに3枚の金貨を借りたとしても金貨があと2枚足りない

「サーシャ、正直に言いなさい、ルナ以外にもお金を借りているね?」

「フィリア様です....事情を話したら貸してくださいました」

「ルナとフィリアには俺からお金を返しておくよ。それから、今後ああいったものを買いたくてお金が足りないときはまず俺のところに来なさい」

「はい。ありがとうございます。そして、申し訳ありませんでした」

「どうして謝るんだ?」

「ご主人様を怒らせてしまったから....」

どうやら俺が怒っていると勘違いしたらしい

「俺は怒ってないよ。そんなこと気にしてないで、買い物に行くよ、今日の主役はサーシャなんだから」

「でも、私お金はあまり...」

「今日は全部俺が出すよ。今までのお礼ってことでね」

「そんな....いえ、ありがとうございます」

サーシャも言葉の意味を理解したらしい、まったく本当によくできるメイドさんだとつくづく思った

次回もお買い物です

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