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プロローグ1

ギラギラと村を照らす太陽に俺はため息をつき仕事の農作業に行こうとしていた。

「おーい、アイジス!はやくこっちきて仕事をしろ!」

「言われなくても行くわクソじじい!」

俺の名前はアイジス・クラウン。ここの村人だ、正直ここの生活には少し飽きてきている。毎日毎日同じことの繰り返し、俺はもっと刺激が欲しいんだ。

「あーあ、空から女の子でも降ってこねーかな。」

「なに言ってんだバカ野郎」

「うるせーな」

このうるせさいハゲは俺の父親セイン・アルク。父親といっても義理だけど、じじいは俺を救ってくれた恩人だ。俺が赤ん坊の時に両親がある人物に殺されたらしい。そいつに俺も殺されそうになったところに、そこに居合わせたじじいがそいつを追い払ったみたいだ。そいつの正体は未だ不明だが俺が思うにどっかのお偉いさんの幹部だろう。狙われていた理由は分からないが俺は特に復讐とかそういう概念はなかった。


「そろそろ飯にするぞ」

「うーい」

「・・・悪いアイジス、市場に行って飯買ってきてくれねーか」

「は?ふざけんな、つか家すぐそこなんだから取りに行けばいいだろ」

「今日は嫁がいないんだよ、だから飯がなくて」

「そんなこと知らねーよ」

「頼むよアイジス、余った金で好きなのかっていいから」

「よしのった」

(こいつもまだまだ子供だな・・・)


クソじじいに頼まれて俺はとなりの村の市場に行くことになった。



だいぶ歩いたところで村が見えてきた、俺の村より賑やかでいい村だ。まぁ市場もあるしあたりまえか。

「いらっしゃい!肉や魚大安売りだよ!」

「はいはーい、そこのお客さん!お目が高いね!安くしておきますよ~」

あちらこちらで商売をしている、じじいが好きそうなものはなんだろうか。なんて考えていると後ろから声をかけられた。それは聴き慣れた声だった。

「おいアイジス!わしもやっぱり来ちゃったぞ」

そこにいたのは何故か汗だくで息を切らしたクソじじいだった。

「そのセリフきもいからやめろクソじじい」

「そうか?わしはいいと思ったんだが・・・」

「いいわけねーだろボケ、さっさと飯買って帰るぞ」

肉や野菜生活必需品を買って、俺とじじいは自分の村へ帰ろうとした。

村へ行く道を通っていると空に何か薄く光るものが落ちてきている。・・・人?

「おいじじい!空から人が・・・」

じじいの顔を見たら今までに見たことがないような表情をしていた。

「あれは・・・!!」

じじいは強く地面を蹴り空高くその落ちる人の方へ飛んでいった。

「じじい、飛べるのか!」

じじいは見事にキャッチして俺の方に放り投げてきた。

「あ、あいつ!なにして・・・」

口をパクパクさせてじじいは何か言っている。

「う・け・と・め・ろ」

「はぁ!?あのクソじじいふざけんな!」

キャッチしたまま降りてくればいいだろ、と思ったがそんなの考えている暇はない。こちらにすごい速さで飛んでくる。

「後で覚えてろよあいつ!」

落ちてくる位置を的確に判断し、俺はその人を受け止めたが衝撃で10mくらい俺も飛んでいった。

「痛ってぇ。お、おいお前大丈夫か」

「っ・・・」

見るとそいつは可愛らしい顔をした女の子だった。女の子に少し気を取られていると空からじじいが降りてきた。

「よし受け止めてくれた。すまない。この子はわしの・・・」

「ゲホッ!ゲホッ!」

「お、おい!しっかりしろ!」

「とりあえずわしの家に連れて行くぞ、アイジス運んでってくれ」

「お、おう。・・・じじい、後で色々説明してもらうからな」

急いで村に戻り女の子に治療をした。

「それにしてもひでぇ傷だな、一体なにしたんだこの子」

「この子にも色々あるんだ、今日はこの子を看病しててくれ」

「わかった」


おしぼりを取り替えに外に出た時に空から黒く光るものがこちらに向かってきていた。

「おいおい、次は何なんだよ・・・」

ドン!と村の畑に落ちてきた黒い光の正体は黒い羽を生やした悪魔のような姿の男だった。


座っていたら唐突にこの物語思いついちゃた☆


プロローグは二話つづきます^^

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