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タイム!タイム!タイムリー!  作者: 沖田リリ
1/1

子供の世界

この作品は子供の私が書いたものなので

大人の方は嫌な気持ちになるかもしれません。

ご了承の上お読みください。

この世界にはタイムリミットがある...

  ~THE EMPTY DREAM A TIME LIMIT~

8月1日 午前9時 

みやびは暑さを飛ばすように布団から思いっきり出た。

「今日は...もう8月なんだぁ...」

明るい黄色の膝丈のノースリーブのワンピースを着て、

長く茶色に輝く髪の毛をポニーテールにしてサンダルを履いた。


外は思った以上に暑くて一歩引いてしまった。それでも踏み出すと夏の激しい太陽が肌に刺さる。

黒い日傘を開いてみやびは歩き出した。


みやびがきた場所は高級そうなマンションの最上階フロアである。

ちなみこの最上階フロアは音ノ森グループのものである。


「はるかー?行こー?」

みやびが大きな声で呼ぶと、フロアの奥の方からドドドドドドという音が聞こえてきた。

「タァーー!!」

高く飛んだ少女はグリコのポーズで着地した。

「朝っぱらからはるかは元気ね...」

みやびが呆れて言うと、はるかは整った綺麗な顔を歪めて、

「みやび遅いよっ!!」

といった。明るい茶髪のボブヘアを手で直した。その茶髪に似合うオレンジのパーカーにショートパンツという爽やかな服装であった。


2人は晴香のマンションを出てあるところに向かった。

そこは、闇世界なのではないだろうか...と誰もが思いそうな外見のビルである。ビルの看板には、

『タイムリミットスクール』

と書いてあった。


ここで少し説明させて頂こう。

冒頭でもお話したように、この世界にはタイムリミットがある。その神が創ったタイムリミットとやらのせいで、一時期世界は大混乱に陥った。その際、自殺をするもの、犯罪を犯すもの。精神状態が不安定になる人々が多く、今では人口が6分の1になってしまった。大人たちが社会を捨て死んでった。何も知らない子供たちばかりが残り、ほぼ荒地となってしまった。残った子供たちは『データ』と呼ばれる指導者を一人作り5年という短い期間ではぼ元の状態に戻した。ちなみにデータと呼ばれる指導者も今13歳の子供である。

今ではいくつものグループに分かれ戦争を行っている。


物語に戻るとしよう。


2人はタイムリミットスクールのドアを静かに開けた。

「データ。おはようございます。突撃隊隊長のはるかでございます。」

はるかは片膝をつき胸に片手を当て頭を深く下げた。

「データ。おはようございます。情報隊隊長のみやびでございます。」

みやびもはるかと同じように頭を下げた。

2人の視線の先には、黄金に輝く椅子に足を組んで座るデータの姿があった。

「2人共顔を上げろ。」

データの一言ではるかとみやびはその場に正座をした。

「今日の仕事はなんでしょう?」

はるかがデータに聞いた。

「はるか。今日はA地区の突撃隊隊長に戦争の予告とルール確認をして来い。」

データがそう言うと、はるかはもう一度片膝を立て胸に手を当てた。

「御意。」

そう言ってはるかはタイムリミットスクールから足早に立ち去った。

「私は?」

みやびが聞くと

「みやび。A地区の情報収集を行い俺に報告しろ。」

はるかと同じポーズをとり

「御意。」

と言って足早に立ち去った。


みやびが外に出ると、階段の途中のところにはるかが座っていた。

「おっ!来たな!」

はるかは立ち上がると2人は歩き出した。

「はるかは今日は危険な仕事ね...。」

みやびが心配そうな顔をのぞかせるとはるかはすかさず

「大丈夫!防弾服も来てくし。みやびこそ念には念をだよ?」

はるかはニコッと笑った。

「さぁ!着替えますかね?スーツに。」

はるかとみやびは見合って笑った。


彼らがこの世界で自分の身を守れるもの。それは、『スーツ』と呼ばれる黒の防弾服である。

スーツとは首から全身にかけてきるいわゆるタイツである。

そして武器は銃である。


「じゃぁ、はるか。また後で。幸運を祈るわ。」

みやびが胸に手を当てた。

「うん。幸運を祈る。」

はるかも胸に手を当てると、2人共軽く頷きその場を立ち去った。


お読みいただきありがとうございます。

こんな世界になったらやだな...。

そう思われる小説を書いていきたいと思います。

よろしくお願いします。

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