子供の世界
この作品は子供の私が書いたものなので
大人の方は嫌な気持ちになるかもしれません。
ご了承の上お読みください。
この世界にはタイムリミットがある...
~THE EMPTY DREAM A TIME LIMIT~
8月1日 午前9時
みやびは暑さを飛ばすように布団から思いっきり出た。
「今日は...もう8月なんだぁ...」
明るい黄色の膝丈のノースリーブのワンピースを着て、
長く茶色に輝く髪の毛をポニーテールにしてサンダルを履いた。
外は思った以上に暑くて一歩引いてしまった。それでも踏み出すと夏の激しい太陽が肌に刺さる。
黒い日傘を開いてみやびは歩き出した。
みやびがきた場所は高級そうなマンションの最上階フロアである。
ちなみこの最上階フロアは音ノ森グループのものである。
「はるかー?行こー?」
みやびが大きな声で呼ぶと、フロアの奥の方からドドドドドドという音が聞こえてきた。
「タァーー!!」
高く飛んだ少女はグリコのポーズで着地した。
「朝っぱらからはるかは元気ね...」
みやびが呆れて言うと、はるかは整った綺麗な顔を歪めて、
「みやび遅いよっ!!」
といった。明るい茶髪のボブヘアを手で直した。その茶髪に似合うオレンジのパーカーにショートパンツという爽やかな服装であった。
2人は晴香のマンションを出てあるところに向かった。
そこは、闇世界なのではないだろうか...と誰もが思いそうな外見のビルである。ビルの看板には、
『タイムリミットスクール』
と書いてあった。
ここで少し説明させて頂こう。
冒頭でもお話したように、この世界にはタイムリミットがある。その神が創ったタイムリミットとやらのせいで、一時期世界は大混乱に陥った。その際、自殺をするもの、犯罪を犯すもの。精神状態が不安定になる人々が多く、今では人口が6分の1になってしまった。大人たちが社会を捨て死んでった。何も知らない子供たちばかりが残り、ほぼ荒地となってしまった。残った子供たちは『データ』と呼ばれる指導者を一人作り5年という短い期間ではぼ元の状態に戻した。ちなみにデータと呼ばれる指導者も今13歳の子供である。
今ではいくつものグループに分かれ戦争を行っている。
物語に戻るとしよう。
2人はタイムリミットスクールのドアを静かに開けた。
「データ。おはようございます。突撃隊隊長のはるかでございます。」
はるかは片膝をつき胸に片手を当て頭を深く下げた。
「データ。おはようございます。情報隊隊長のみやびでございます。」
みやびもはるかと同じように頭を下げた。
2人の視線の先には、黄金に輝く椅子に足を組んで座るデータの姿があった。
「2人共顔を上げろ。」
データの一言ではるかとみやびはその場に正座をした。
「今日の仕事はなんでしょう?」
はるかがデータに聞いた。
「はるか。今日はA地区の突撃隊隊長に戦争の予告とルール確認をして来い。」
データがそう言うと、はるかはもう一度片膝を立て胸に手を当てた。
「御意。」
そう言ってはるかはタイムリミットスクールから足早に立ち去った。
「私は?」
みやびが聞くと
「みやび。A地区の情報収集を行い俺に報告しろ。」
はるかと同じポーズをとり
「御意。」
と言って足早に立ち去った。
みやびが外に出ると、階段の途中のところにはるかが座っていた。
「おっ!来たな!」
はるかは立ち上がると2人は歩き出した。
「はるかは今日は危険な仕事ね...。」
みやびが心配そうな顔をのぞかせるとはるかはすかさず
「大丈夫!防弾服も来てくし。みやびこそ念には念をだよ?」
はるかはニコッと笑った。
「さぁ!着替えますかね?スーツに。」
はるかとみやびは見合って笑った。
彼らがこの世界で自分の身を守れるもの。それは、『スーツ』と呼ばれる黒の防弾服である。
スーツとは首から全身にかけてきるいわゆるタイツである。
そして武器は銃である。
「じゃぁ、はるか。また後で。幸運を祈るわ。」
みやびが胸に手を当てた。
「うん。幸運を祈る。」
はるかも胸に手を当てると、2人共軽く頷きその場を立ち去った。
お読みいただきありがとうございます。
こんな世界になったらやだな...。
そう思われる小説を書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。




