基本設定
思いつくままに記述して行く予定です。
見難かったらすいません・・・
思いつくままに記述して行く予定です。
見難かったらすいません・・・
〇世界設定
この世界は一応、現実に存在する世界として書いています。
私の中ではフィクションではなくノンフィクションなのです。
様々な国があり、そこには色々な人達がいて、その人達一人々に過去が在って、歴史が在って今が存在している。
そう言う風な物語として書いています。
だからこのお話には悪者はいません。
まぁ、人それぞれキャラの好き々々は在るでしょうが・・・・・
基本的に、キャラ全員、何かの理由があって行動をしているのです。
自分の為だったり、人の為だったり、はたまた未来の為だったり・・・・・
ただ主人公を追いかけて話を読むのではなく、そう言うところに気をつけて読んで下さると、とても嬉しいです。
私は、設定などを理論だてて考えています。
特別のない普通の世界、ただそこに私達の世界にはない公式や理論がある。
それが私の理想のファンタジーです。
さて、世界設定ですが、一応、魔法科学の発達した世界と言うことになっています。
だからと言って、剣と魔法のファンタジーではありません。
もちろん、剣も魔法もありますが、銃もあるし、大砲もあるし、飛行機もあるし、列車もあるし、電話(?)のようなものもあります。
簡単に言って・・・ぐちゃぐちゃですね。
自分でも、今書いててどう書こうか迷っています。
えっと、街中など、見た目は中世ヨーロッパ~近世ヨーロッパと言ったところでしょうか?
でも、文明自体は20世紀と同じくらいです。
この世界は物質文明ではなく魔法(精神)文明が発達しているから、見た目はあんまりハイテクではないんです。
しかも、ハイテクは軍や、上流階級など、一部の人達が独占しているので、ますます昔風に見えるでしょう。
でも、技術的なものはかなりのハイレベルなのでそのつもりで。
いきなりすごい武器とか出てきても驚かないでください。
〇魔法設定
このお話で一番特徴があるのは魔法です。
普通、魔法と言えば呪文を唱えて何某かの現象が起きると言うものです。
が、この世界では違います。
魔法が違うと言うより、魔力の使い方が違うと言ったほうが良いでしょう。
この世界には、魔力の使えるものと使えないものの二種類の人がいます。
魔力の使えるものの事を「魔法士」と呼びます。
まず、魔法士についてです。
魔法士には二種類あります。
魔力を体内で作用させる「錬士」と魔法を体外で作用させる「修士」です。
体内で作用する魔法のことを「インディラック・マジック」体外で作用する魔法のことを「アンディラック・マジック」と呼びます。
そして、錬士と修士もそれぞれ二種類あります。
錬士には「騎士」と「闘士」があり、修士には「道士」と「導士」があります。
・騎士は、己の肉体及びその延長上の物に対し魔力を作用させることが出来るもののことです。つまり、剣や防具を魔力で強化できると言うことです。
・闘士は、100%己の肉体を極限まで強化できるもののことです。肉体の強さに関しては同じ錬士の騎士よりかなり上です。
・道士は、癒し系や防御系の術に長けているものの事です。もう少し詳しく言うなら、理をコントロールすることが出来るものの事です。
・導士は、攻撃系の術に長けているものの事です。もう少し詳しく言うなら、理を組成することが出来るものの事です。
パブロダールの四大魔法士は、この4系統をそれぞれ極限まで極めています。
だからこそ四大魔法士と呼ばれているのです。
ちなみに、クライファートが道士、アオイが騎士、ヤヒロが闘士、ビスケットが導士です。
上の4っつの分類は大まかなものであり、複数のタイプを共有している魔法士もいます。
ただし、魔法士には一人々能力の上限があって、それ以上の力は発揮できません。
この、能力の幅の事を「メモリー」と呼びます。
このメモリーによって、個人のレベルが決まります。
メモリーは、5個の潜在能力によって決定します。
生まれたときに決定する「ダイブ・レヴェル」の「マジック・キャパシティ」と「マジック・プレッシャー」、後天的な魔法能力「アタック・レヴェル」の「マジカル・キャパシティ」と「マジカル・プレッシャー」です。
これに精神制御レヴェル、+E~-Eを加えて最終的なメモリーが決定します。
このメモリーはA~Gまでの7段階があり、それぞれのクラスがさらに+(プラス)、・(フラット)、-(マイナス)の3段階に分かれています。
このメモリーによって、その人の強さが決定するわけではありませんが、大体の強さを測る目安にはなると思います。
〇魔法設定(属性)
ネバエバの世界では、魔法に属性などはありません。
防御系や、攻撃系などの分類はありますが・・・
この世界では、魔法は現象なのです。
呪文や、儀式を行いある特定の現象を引き出す、それが魔法なのです。
例えば、マッチで火を起こしたいと思います。
火を起こすためには、マッチと、酸素と、こするものが必要になります。
そして、これらの道具等を集め、人間がこすることによって火が起こります。
基本的にはこれと同じなのです。
呪文や儀式があり、それを人間が使うことによって、魔法と言うものを引き出す。
つまり、超常現象などではないのです。
普通のファンタジーでは、神の奇跡などという風な設定になってることが多いと思いますが、ネバエバの世界には神などと言うものは存在しません。
一応宗教はありますが、それは別項で説明します。
〇魔法設定
このメモリーといのは、ファンタジーであるネバエバの唯一の枷です。
このメモリーがあることによって、話がとんでもない方向に行くのを食い止めてあります。
このメモリーはその人の個人的な基本能力を示すものなのです。
上に書いた通り、メモリーでその人の強さが決定するわけではありませんが、何が出来るのか、その制限がつきます。
ネバエバの世界の人間は、このメモリーを超える能力は出せないのです。
そして、メモリーのタイプによって、その人の魔法士としてのタイプが決まってしまいます。
騎士か、闘士か、道士か、導士か、と言うタイプです。
つまり、A~Gまでの7段階で、同じレベルにいるからと言っても、その能力は個人でぜんぜん違うし、強さもかなり違ってきます。
だから、メモリーのみで強さが決定するわけではないのです。
ただ、これは裏設定に触れるので、詳細は記述しません。
すいません。
〇魔法設定(応用)
まず、魔法を考える上で最も大事なのは力場です。
これは人間の精神領域のことで、人間が認知できる範囲のことを言います。
普通の人間は自分の体だけですが、魔法士たちは、それを自分の意思で、任意の範囲に設定できるのです。
この精神領域はその人の絶対領域となり、完全に支配下に置くことが出来ます。
作中の例でいえば、レジィの鋼線です。
あれは、指先で操って動かしてるとお思いでしょうが、実はレジィの鋼線は、レジィの意思のままに動かすことが出来ます。
うにゅうにゅっと。
それは、レジィが魔力を鋼線に行き渡らせ、自分の精神領域の中に鋼線を取り込んでるからです。
支配下に置かれた鋼線はレジィの意志のままに動くと言うわけです。
しかし、それも鋼線がオリハルコンで出来ているからです。
魔力に反応するオリハルコンだからこそ、こんな芸当が出来るのです。
〇魔法設定(魔法紋様)
魔法が発生するメカニズムについては詳しくは分かっていない。(ことにする。裏設定に引っかかるから説明しません。)
魔力が魔法に変換されるには、ある一つの過程を経る必要があります。
それが、魔法紋様です。
魔力はまず魔法紋様に変換され、魔法紋様が魔法へと変換されます。
魔力を魔法紋様に変換するためのものを「公式」(スペル)と言い、魔法紋様を魔法に変換するためのものを「真名」(マナ)と言います。
公式は「Chaotic Language」(C・L)と呼ばれる言語で構成されます。
真名はC・Lによって作られた魔法紋様が指す現象を正確に表した言葉で、現象の本質ともいえるものです。
こうして、魔法は現実のものとなるのです。
〇魔法設定
このネバエバの世界には何種類かの魔法があります。
そのなかで、導士が使う魔法は大まかに分けて2種類あります。
一つは普通の魔法士が使う「呪紋魔法」(スペル・マジック)そして、もう一つがビスケットが使う「無音魔法」(サイレント・マジック)です。
通常、魔法士はオリハルコンなどの媒体を利用して魔法を使いますが、その媒体は、補助として使われる場合とマジックグラムの代わりとして利用する場合とがあります。
上級な魔法士は前者であり、下級な魔法士は後者である場合が多い様です。
四大魔法士はもちろん前者です。
通常、魔法士はC・Lを用いて魔法を使いますが、このC・Lもオリハルコンと同じように魔法を使う際の補助的なものです。
しかし、補助とは書きましたが、C・Lは魔法を使う際、現在では必要不可欠なものになってしまっています。
そう言う意味では、魔法士の質は昔に比べ落ちていると言えます。
ちなみに現在の最高はAレベルですが、昔はそれを超えるFA、VA、SAと言ったレベルも存在したらしいです。
しかし、ビスケットはC・Lを使わずに魔法を使用します。
自分の思考のみでマジック・グラムを描き、魔法へと変換する。
ビスケットは古いタイプの魔法士なんです。
無音魔法は、現在ではほとんど伝説の魔法になってしまっていて、使い手は四大魔法士の一人ビスケットのみと言われています。
〇魔法設定
複式魔法とは、公式魔法の一種で複数人数で唱える魔法の総称です。
複式魔法はほんの2~3%ほどしかなく、公式魔法のほとんどは一人で唱えるタイプの魔法ばかりです。
ただ、複式魔法はそのほとんどがとんでもない威力のものばかりなので、研究する者は多いようです。
なのですが、いかんせん使うには高位の魔法士が複数人数必要なので、実用的では無く、実際の戦闘で使用された例はあまりありません。
ちなみに、ビスケットが使用した”Grant・Laze”は3人がけ、第一話で使用された空間転移の魔法は5人がけ、同じく第一話で使用された帰還の魔法は7人がけの魔法です。
以上の事からわかるように、実は無音魔法には複式魔法は存在しない。
公式魔法で唱えようと思えば複数人数必要な魔法でも、無音魔法では一人で唱えられる。
これはビスケットが凄いのもありますが、公式魔法と無音魔法の根本的な違いも表しています。
結果は同じでも、過程が違うと言う事です。
〇魔法設定(割り込み)
「割り込み」と言うのは魔法を唱えている途中で、組成されている最中の魔法に侵入して魔法を無効化する事です。
高位の魔法士になるほど、魔法の理を理解しているので、割り込みをかけるのは上手くなります。
そして、割り込みから自分の唱えている魔法を守り、きちんと発動させるのも上手くなるのです。
魔法戦とは、魔法をかけ合う事では無く、この割り込みのかけ合いです。
相手の魔法を無力化し、自分の魔法は発動するようにする。
これが魔法戦なのです。
近代においては割り込みの技術も上がり、実際に魔法でドンパチなんて戦いはあまりありません。
そして、この割り込みは無音魔法の人間には通用しません。
無音魔法の使い手に割り込みをかけられるのは、無音魔法の使い手だけです。
しかし、無音魔法の使い手は公式魔法の使い手に対して、割り込みがかけられます。
無音魔法の使い手はとんでもない魔法が使える上に、公式魔法の使い手に対して優位な立場にある為に魔法戦ではほとんど無敵ですね。
しかし、その弊害か無音魔法は会得が大変難しく、現在、無音魔法の使い手は世界でビスケットただ一人と言われています。
〇魔法設定(魔力&魔法障壁)
結界とは異なるもの。
結界は魔法で作り出された任意の閉鎖(開)空間の事です。
魔法士が纏っている魔力は、霧や何かのように魔法士の周りを漂っているのではなく、魔法士の体を包むように流れています。
体内で巡る魔力もそうです。
魔力は風や水のように常に流動しています。
何もしなくても、魔法士は魔力の流れに守られていると言う事です。
ただし、意図して流れをコントロールしていなければ何も無いのと同じですが。
魔法士は、魔力の流れをコントロールして、魔力の薄い膜を常に自分の周りに張り巡らしています。
ほとんどの魔法士は幼い頃からの修練により、これを無意識に行っています。
この膜の事を魔力障壁と言います。
魔法士は魔力障壁を纏う事によって、結界ほど強力ではありませんが、常に外界に対する防御力を持つ事が出来るのです。
そして、意識を集中すれば、自然とそこの魔力の流れが強力になり、ある程度の防御力を発揮できます。
ついでに、魔法障壁について書いておきます。
魔法障壁とは、魔法を使うときに術者の周りに発生する魔力の流れの事です。
魔法を使うと言う事は、何も無かった空間に強引に新しい現象を引き起こさせると言う事です。
魔法士は任意の空間を指定し、その中で魔法を発生させます。
このとき、指定された任意空間と指定されなかったところとの境界で、魔力同士の反発が起こり、激しい魔力の嵐が局地的に起きます。
これが魔法障壁です。
この局地的な魔力の嵐により、術者の周りには擬似的な防御壁が出来ることになります。
強力な魔法になればなるほど魔法障壁も強力になります。
しかし、高位の魔法士は魔力のコントロールに優れているので、魔法障壁で高位の魔法士の接近を食い止める事は出来ません。
まぁ、一瞬の足止め程度でしょう。
〇オリハルコンについて
この「Never Ever」の世界には「オリハルコン」と言う金属が普通にあります。
我々の世界に在る、鉄やニッケルや金の様に。
ただし、希少ではありますが。
どのくらい希少かというと、貴金属と並べても遜色無いくらいです。
種類にもよりますが、まぁ、一般人が普通に買えるレベルの値段でないことだけは確かです。
オリハルコンとは正確には「オリハルコン元素」のことを指し、このオリハルコン元素を含む物体のことを総称して「オリハルコン」と言います。
オリハルコン元素については分かっていないことが多く、これからの研究しだいだと思われます。
しかし、オリハルコンについては、現在世界で13種が確認されています。
金属結晶系が4種、イオン結晶系が5種、植物系が4種です。
このようなことが分かってきたのは最近のことで、一般にはオリハルコンと言えば金属結晶系のことを思い浮かべるのが普通の様です。
オリハルコンは、魔力や魔法に反応すると言う特性があり、魔法具や魔法媒体として良く使われます。
最も良く使われるのは、武器としてです。
魔法士の力を最大限発揮するための触媒と言うのが、普通の見方です。
戦争によって、文明が発達すると言うのはどこの世界でも同じなのですね。
作中のレジィが使用する鋼線は、金属結晶系の「バレルナ・オリハルコン」(最もメジャーな金属結晶系オリハルコンなので、単にオリハルコンと言った場合はこれを指す。)と「ダット・オリハルコン」(別名、特殊オリハルコンと呼ばれる。)を何層かに分け、寄り合わせて鍛えたものです。
作中で、合金と書いたのはその方が分かりやすいと思ったからです。
実際は、合金なんかよりももっと複雑な作り方をしているのですが。
作中の登場人物(名前があるレベルの人達)が使っている武器は、大抵オリハルコンを使ってある特殊な武器と思って下さって構いません。
実際はもっと詳しい設定があるのですが、そこまで書いても読まないだろうと思ったので書きません。
〇オリハルコンについて(追加)
ネバエバに出てくるオリハルコンと言うのは、普通のファンタジーにあるような特別な力を持った神の金属・・・とか言うものではありません。
オリハルコン元素は、普通の金属元素です。
例えば、人間の体にも金属元素は含まれてますよね。
鉄とかカルシウムとか。
そして、鉄と言う金属と、カルシウムと言う金属もありますね。
それと同じなのです。
オリハルコン元素を含む植物や結晶のことを総称してオリハルコンと呼ぶのです。
そして、金属状態のオリハルコンもあります。
ただ、オリハルコンの特徴は、魔法や魔力に反応するところです。
しかし、これも特別な能力と言うわけでもありません。
鉄と言う金属は、磁石の磁力と言う力に反応します。
それと同じ事なのです。
〇マジカル・ヴィジョン
マジカル・ヴィジョンは結界魔法の応用で、予め設定された任意の位置の映像を別の地点で見る事が出来ると言うものです。
いわゆるTVのようなものだと思ってくださればOKです。
ただ、映像の発信地点での設定が結構細かいので、どこでも見れるというものではありません。
発信側の結界と受信側の結界、双方を同時に操作して初めて機能します。
ちなみに、パブロダールには国中にマジカル・ヴィジョンのネットワークがあり、国民はリアルタイムで政府の発信する情報を得る事が出来ます。
これだけのネットワークを持っているのはパブロダールだけであり、パブロダールにおける政府への関心と貢献は他国に追随をゆるさないほどのレベルにあります。