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05 護衛の少女の心境



 私の役目は彼女を守る事。

 聖女の護衛をしっかりと行わなければならない。


 異世界に転移した私達は、しばらくの間は調子にのっていた。

 強力な力で敵をなぎ倒してばかりだったから、出来ない事などないと思い上がっていた。


 けれど、ある日突然仲間割れが起きて、私達の心はバラバラになってしまった。


 無事でいるのは、私を含めた数名だけだ。

 他の者達は、もう。


 だけど、嘆いてはいられない。

 たとえ無理やり連れて来られたのだとしても、この世界の人達全てを見捨てるなんてことはできなかった。


 決意した私達は、戦いの腕を磨いて、とうとう聖女様の護衛を任されるまでになった。


 だから、この大事な戦いで、彼女をしっかり守り通すつもだった。

 それなのに、魔王軍の勢いが予想以上に強い。


 もしかしたら、私達は勝てるはずのない戦いをしていたのかもしれない。

 押し寄せる敵の姿をみて、絶望感に打ちひしがれる私達だったが、そんな私達を庇うように一人の少年が現れた。


 ああ、彼は生きていたのだ。



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