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裏の婆さん

正直調子悪いです

次は遅れると思います

せめて一週間時よ止まれェ


ちょっと訂正

 空気を読まず話しかけてしまったシャリア。

 ま、どっちにしろ言ったことはもういいです。別に、いいんですよ?本当です。正直すねてますけど。

 え、そこははっきり言うものじゃないって?………ツンデレは大嫌いなのだよ。叢那思い出すから。あいつどうしてるかな?答えは死んでる、っていいきれないのよね。主に俺のせいで。

「あー、255ロヤセテルだな」

(「出せるか?」)

(「500ロヤセテル持ってるから大丈夫」)

 ほう。把握してたんだ。

「はい」

「マジか、紙幣持ってたのかよ……(まぁ500ならいいや。1万とかならどうしようかと思ったろうからいいけどよ)」

 あぶね。無い背中に冷や汗走ったぞ。

「さて、セイクリッド通貨は持ち運びにくいだろうし、財布やるよ。おつりはこいつに入れておけ」

 ほう?セイクリッド通貨というのか。あと、比較的最近に使われるようになったのかな?わざわざ言うんだし。

「ありがとう!」

 そうな、感謝するのは大事だな。

「おうよ、後、昼にここに来い」

「うん!じゃあね」

「(こんなあっさり乗るのかよ)」

 そうな。確かにな。

 とことこと町に出たシャリア。

(「ところでシャリア?」)

 確認しておく必要のある点が一つ。

(「なぁに?」)

(「今いくら持ってるか、自分で分かるか?」)

(「500ロヤセテルが38枚、千ロヤセテルが21枚、3千ロヤセテルが7枚、5千は12枚、1万は100枚ちょっと、あと3ミオセテルっていうらしい硬貨がどっさり。後はさっきのおつり」)

 むぅ。というか、よく考えると紙幣があるって、すごいことだよな。

 紙に価値を与えることができるくらいの権力があるってことだし。まだどんな世界か分からないから何ともいえないけど。魔物はこびるとかはとにかく、中世風とか言う(異世界転生における)典型的な世界だとしたら異常だし、現代顔負けの技術世界だったら当然だし。

 っと、調子のって考えすぎたな。

(「ありがとう。さて、どうする?」)

(「とりあえず、寒い」)

 ……カフェでも行きます?あるかは知らないけど。

(「いいところあるといいなぁ」)

(「ああ、そうだな」)

 雪の積もらないにぎやかな道を歩く。

「そこのお嬢ちゃん」

 そんなときに、その声はかけられた。

「こちらで占ってあげよう……といっても、お金はあるかね?」

「あるよ、ちょーっとだけ」

 ちょーっとだけ。うん、いい答えだ。多額のお金持ってるのばれたらまずいこと分かってくれたみたいだね。

「まぁ、40ロヤセテルあればいいさね」

「持ってる!」

 まぁ、分かってくれたとか言う前に説明しろとか言うんだろうけどね。

「さて、ここでいいかな?」

「え?」

 何もないんだけど。若干人がいるし。

「お兄さん、あんたよっぽどの変わり者だね」

(「………代われ」)

(「うん」)


 さて、どういうことだ?

「よく分かったな」

「……ほぉ?クラウスが顕現せぬうちにして語るか。しかし故郷の言葉では私には伝わらんよ」

「ああ、すまない」

 忘れてました。反省。日本語ではそりゃあ伝わらないものでしょうよ。

「で、なぜ分かった?」

「容易。この老婆のクラウスは魔力と魂を見るモノクル。お兄さん、あんたはクラウスになるには若すぎる。それと、その子は常識の中では開花できないほど大きく重たい才能がある」

 あぁ、その瞳で「占う」ということね。しかし、シャリアの才能、か。

「もう戻るぜ、裏で聞いておく」

「そうな、それがよい」

(「戻っていいぜ」)

(「うん!」)

 というわけですね?どういうわけですか?

 まぁ、理解するほどのことではないとは分かったけどね。

 お兄ちゃんって難しい言葉好きなんだね。ついでに爆弾がどうとか昔言ってたから悪い人だったんだね。

訂正したこと


瞳だと(ネタバレ)にかぶるのでモノクルにしました

補足 (ネタバレ)の瞳の出番は大分後です

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