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意味

 とある機関の中で。

「教皇陛下」

 何これ?と、そばに居た女は考える。

「なんだよしつこいな」

「そう言ってはぐらかすな!」

 老人は叱責する。

 彼女は教皇のようにスラム出でもなければ、クラウス持ちでも、神やその力に興味があるでもない。なので根本的にそりが合わなそうだが、そんなでも彼の妻なのである。

「女神の領域に至るのか?」

「否、私にその才能は無い」

 彼にしたところで、こんな宗教に興味は無い。

「デック、神器の準備を命ずる」

「はっ」

 魔力を込め始めた。完成まではあと十年ほどはかからずに済むか。全て注げば五年で済むとはいえ、そう上手くいくかどうか。


「う、うぐっ」 

 涙をこらえながら歩く。

「さっきのは、だめ」

(「……」)

 その行き場のない気持ちをどうするべきか。

 それは俺にも分からない。

(「共有を止めてから代われ」)

「うん」

 せめて、今はゆっくりと………お休みなさい。


「寝たかな」

 全く、無茶しやがって。

 金目のものを抜き取っておいた。

「まぁ、数日分にはなるのかな」

 そもそも貨幣の価値なんてものはよく分からないからな。でも、決して安くは無いようだし。

 ただ、調理済みの食いもん一人で買いに行って大丈夫か?自信が無い。下手したらカツアゲされる。そして殺す。こっちが。

 まぁ、とにかく、とりあえずそのまま放浪する。

 そうして一時間ほどたったが、仮眠にいい場所を見つけるより前に、やっかいなのに出くわした。

「さっきオヒヤツバサハヤブサヌマノタカノヤマニカシホンナタカホゴヤナギをやったやつだな」

「えっと、それだぁれ?」

 あぶねぇ!吹き出すところだった!寿限無じゃねぇんだからそんな長い名前つけんなぁ!!

「リアクション欲しいなぁ。まぁ幼児に求めるだけ無駄か」

 そりゃそうだろ?……そうじゃなかったら正直に吹き出してるよ。

「で、だぁれ?」

 こいつは考えてる方だ。あまり言葉を使わないようにしたい。

「知らない。でも、死んでおくれ」

「やだ。ぜーんぶきっちゃえー?」

 相手は邪悪のナイフを。こちらは日光の剣を構える。むぅ。この子を起こしたくはないんだけどな。

「まぁいいや。自力でやれるだけやっといてやるよ―――正義よ、世を裁け」

 うん、魔法にも慣れてきた。適応しやすくていい。もう手足のように扱える。

 さて、性能チェックを兼ねて準備じゃ準備。

 よし、把握完了!

 範囲、生命で固定!

「はっ!」

 ナイフで斬られても、結界は何も反応しない。しかし、当然のごとく通さない。

「心よ、かき乱せ」

「くっ、聖癒の結界か!なら闇で!」

 ごめん、もう遅い。もうその中には居ないんだわ。でも居るように見える。

「闇よ、我の名の下命じる」

 がさごそ、よし。財布もーらい!じゃ、もういいよ。

「空よ、とびすさべ!」

 とべぇ!!!!

 目の前から男がいなくなった。

「ぅゎぁぁぁぁぁぁぁぁぉぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!?!!!!」

 落ーちーろー!!!

「高度だいたい3k」

 生きていられないですねはい。そんな上空に転移されて。

「悪よ、生を消せ」

 追撃しとくのは基本。ただ、当たったかは知らない。

「ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 ドゴォン、となった後には、死体すらろくに残らなかった。

「あああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 ……え、マッハ超えたの?3kでは普通超えないよな?そもそも地上に落ちる前に空気抵抗で減速するなりなんなり。

「ま、いっか」

 財布は盗ったわけだし。

 …ここで寝ようかな?人通り少ないし、物に紛れてれば大丈夫そう?

 お休みー。

お冷や翼隼沼の鷹の山に貸本鉈過保護柳

以上、変な名前に関するメモ(当て字)です。

うん、意味分からん。子供の頃こんな変なの入力したな、と思ってなぜか残っていたものを当て字しやすくして流用しました。

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