表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
117/182

誤解と六名と理の超越者

遅れました。ついでに今、私鬱ってます。まぁそれはそれとして筆が進んでるので次は早いと思います。あと私自身が鬱なのに話はほわん。


3/12追記、名前忘れてただけです。

 ……。

「むにゃあーぁ…」

「くぅー」

「すー」

 何だこの光景は。……少し前を思い出そう。



 この世界は、神によって支配されている。この世界は、紙を生み出すための舞台。

 神は、世界を完璧には作れない。神は、その力を使い世界を保持しなくてはならない。

 そのための力を彼らの意思で行使するのはよろしくない。力がいくらあっても、瞬間的な出力はその意思に比例するからだ。

 だからこそ神候補のもの達に頼むのだ。

 そしてその手順を形にしたのが宝珠である。

 さて、奴らはそれを剥奪して何をする気だ?

「まぁこんなわけだ。よその勢力に奪われる前に集めきりたいのさ」

「どんなわけだ」

 見ただけではわからん。

「……そうか、加護を見る手段を持ち合わせてはいないと」

「のようだな?」

「ふむ…?」

 意識を這わせる。一定ラインから邪滅適性持ちが多いな。加護となると…。

「邪神か?」

「というか、あの神々にはばれたくない」

「なるほど、なるほど。良かったな、我が邪神ルールの眷属で」

「ああ、伝承に葬られたシアの救出者の眷属なのは最高だよ」

 目的を隠す気はないと。全体の目的は。

「君たちのうち一派閥が裏切ったようだが、ほかの派閥が大丈夫な保証は?」

「あー、あれも裏切ってないぜ、あの女自身も含めて死ななきゃいけないから離脱して戦争しただけだ」

 なるほど?

「光の信徒は今のうちに転生させておきたい」

「ふむ……ふむ、なら今後しばらく光の信徒は延命措置を執る必要があるか」

「お、案外協力的じゃないか」

 いやいや、個人の思惑自体は否定していなくとも関係ないさ。

 全体の目的がそれであるならば、協力はもやは決定事項。

「しかし私の代では無理だな。後数年で代替わりだ」

「おっけー、次代の方ともよろしくやれるといいぜ」

「だな」

 次代が誰なのか、見当もつかんな。

「じゃ、集まるか」

 合流するようで、一目散に歩いて行く。

 はて、途中で見覚えのある子供がいたような。


 と、いうわけだ。

 会議室だろう場所の円卓の上にまるまり眠る一人の魔竜人と、寝ぼけ眼の混沌の神の膝の上で眠るシャリア。

「何だこれは」

「俺が聞きてぇよ……なぁ、膝の上で寝てるのは例の眷属なんだろうが、こいつどうした?」

「ロリ巨の方は知らん、気づいたらいた」

 不名誉なあだ名をつけられてるようだな…。

「起こすか」

「寝かせとけば?」

 しかも会話はかみ合っていない。

「寝顔もかわいいわねぇ」

 男声で女口調な首のない人形……何もかもおかしいがとりあえずどうやって見ている?

 器官単位でリンクしているわけではないのか?

「道化さん?」

「お待たせしました、私はフォルダー・ドルフォン、この同盟の盟主です」

 ふむ、道化と呼ばれているということは普段の服装とは違うのだろう。

 マスカレードをつけた男装の麗人といった感じだ。

「いや名前じゃないから」

「そうなの?」

 そうなのか?

「偽名みたいな扱いしてるけど役職名みたいな感じ…ってかあんた、女の子だったの?」

「ええ、そうですよ」

 何かと奇妙だ。

「あまり深く話してないからね、互いのこと話そうとするとこうなるようだね」

「……うぅ」

「あら、ぐずってる」

 完全に安心しきっているようだ。当然か。

「結局、私のことどう思ってるのかはよくわからないんだよね」

「さすがに本題戻ろうぜ」

「後で二人で話せばいいでしょ、それは。今は親睦を深めつつ二人が起きるのを待つの。特にシャリアちゃんの話聞いてからじゃないと判断しきれないでしょ」

 正論だな。

「思ったよりまともだった」

「うん、まぁまともよ?」

 人格が強い。散らす気がないか、若いのか。

 おそらく後者だろうが、人の心を意のままにしている割に精心魔法を得意としていないようなのが不思議だ。

 聞くに、シャリアやその神具(兄)は得意としているようだが…。

 というか、適性が混ざっていないということはそれはつまり、潜在的な位は同格なのでは?思ったより怖いな、それは。この神の実力は、常に魔力の神にあらがい続ける我が主神ルールの上。相当高い。まだ、その限界に至ってもいないだろうに……!

 下手すれば、あの二人は神になれると?

 神の魔法を教えるか……?

ちなみに円卓、はじめから六人用なのもありあまり大きくないです。漫画やアニメならこの瞬間までそんなこと知る余地ない仕様なあれ。身長120cmちょいのロリ巨乳竜人さんが丸まってて二人分の机のスペース占領してるぐらいが目安かなぁ?

後は席がこんな感じ。


◎  叢那(←本来隻腕の席)

 道化  大男

 ロリ  魔女(空席)

   人形

    ◎

◎の方向が扉。


あ、前々回もしたカードゲームの話します。少しお付き合いください。金ぴか借金無し(誤字を翻訳)は強いけど勝てると楽しい。生け贄天使は絶対許早n(別ゲー関連ネタは控えますあえ)。銃撃けもけもはデッキ作りたいけどちょっときつい。

黒カード祭りは食虫植物が多かった印象。自分も使ったけど。あと白蛙はやめろ。やめてくれ。どうせみんな乗るロボットは奈落に落とせるから許すけど。


こんな感じです。

あと、最近叢那の出番が続くので後書きに出演しないです。おかげでコーキの出番が減りますが。おいお前主人公とちゃうんか。

「お前がそれいうな」

これもそうなこと承知でいうが、おまえは来るのか。

「一応な?」

まぁいい、出番を少し遅らせてやる。

「自分の首しめるだけだからやめろ?」

……本当にこれなんです。困ってるんです。馬鹿なんです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ